子どもたちに常時のマスク着用を指導しないでください!

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新型コロナウイルスの流行に伴う休校措置が解除され、全国の学校が再開しました。

さまざまな感染対策が各校でなされる中で、「マスクの着用」はほとんどの学校や学童、幼稚園や保育園において日々実践されています。

しかしマスクの着用には多くのデメリットがあることが指摘されており、すでに厚労省からも適宜マスクを外すことを奨励する通知が出されています。

その一方で、自己判断が困難な子どもたちは学校での指導に基づき炎天下の通学時にマスクを着用したままで過ごしてしまったり、室内でも体調の異変を訴えることができずにマスクを着用し続けているというのが現状です。また、教育現場では国や自治体の方針を守らなければならないとの意識が強く、近隣の目もあるため、指導者や周囲の大人たちが子どもたちに対してマスクを外して良い、との呼びかけができずにいる状態です。

今後、夏休みも短縮され猛暑の中での教育活動が予想される中、このままマスクを着用し続けることは子どもたちや先生方の命を危険にさらすことになります。


【私たちの要望事項】

常時マスク着用の指導の見直し

-登下校中や屋外での体育・外遊びの際には、「マスクを外す」ことを徹底するよう、各自治体に指示してください

-国として、状況に応じて屋内でもマスクを外す判断をして良い旨の指針を示してください

 

【熱中症のリスク】

2020年6月1日から7日までの1週間で熱中症疑いで搬送された人は1194人で、乳幼児含む18歳未満が114人でした(総務省消防庁より)。気温と湿度の上昇により、今後もこの人数は増加するでしょう。

6月10日時点の新型コロナの陽性者数は10代で418人、10歳未満で284人(東洋経済ONLINEより)。一方、2019年度熱中症による搬送状況は乳幼児(7歳未満)で634人、少年(7歳以上18歳未満)で8,707人。つまり、10代以下では新型コロナ陽性者の13倍以上の人数が熱中症により救急搬送されていることになります。また6.1%に当たる4,369件が教育機関で起きているのも注目すべき点です(総務省より)。

2018年には10歳未満の熱中症による死亡者が5名確認されています。


熱中症の予防対策には水分補給だけでは不十分であり、皮膚血管の拡張によって熱を逃がすことが重要です。ところが、マスクを着けていると熱がこもりやすくなってしまいます。さらに18歳以下は大人よりも汗腺機能が未発達で、特に小さな子供は地面に近いため、より熱中症リスクが高まると言われています。

また、熱中症の4割は屋内で発生していることも見逃せません。


【感染リスク】

日本小児科学会による医学的知見の現状(2020年5月20日 )についての以下の指摘があります。
・現時点では、学校や保育所におけるクラスターはないか、あるとしても極めて稀と考えられる。
・小児では成人と比べて軽症で、死亡例も殆どない。

・殆どの小児COVID-19症例は経過観察または対症療法で十分とされている。 

(北九州市で学校での感染事例が報告されていますが、無症状か軽症と報道されています。)


【マスク着用のデメリット】

顔の半分を覆われることで子どもの体調の変化に気づきづらくなったり、細やかなコミュニケーションを取ることが難しくなっています。ようやく迎えた新学期、マスクのために友達の顔も覚えられないという声も聞かれます。

さらには、マスク着用による接触感染リスク増や口呼吸による口腔内の雑菌の増殖など必ずしも衛生的とは言えない側面もあります。


例年の新学期であっても、環境の変化によって体調を崩す子ども達は多く見られます。ましてやコロナ禍の休校開けの今、子ども達は感染対策によりこれまでとは様子の異なる慣れない学校生活を送っています。長期の休校により体力が落ちている子どもは多いと考えられ、さらに季節的にもより体への負担は増えていくでしょう。少しでも子どもたちや現場の先生方の精神的・肉体的ストレスを軽減しながら、充実した学校生活を送ることができるようにするため、上記の内容を要望します。