

日本政府に「学校保護宣言」への賛同を求める署名キャンペーンにご協力いただき、ありがとうございます。
紛争下の学校・大学を守る「学校保護宣言」が策定されてから、先月5月末でちょうど10年となりました。
皆さまのご協力により、現時点で国内外より計9,108名の方々から署名賛同をいただいています。(内訳:Change.orgにて9,032名、子ども・ユース向けウェブサイト「あすのコンパス」にて76名)
改めて署名・拡散のご協力に感謝申し上げます。
4月からのキャンペーン活動報告をブログにまとめました。5/27(火)の記者向け説明会についてもご報告しています。ぜひお読みいただき、周りのお知り合いやSNSでの発信にご協力ください。
【SNSハッシュタグ】
#学校保護宣言 #SafeSchoolsDeclaration #教育を攻撃から守る #SchoolNotATarget #学校を軍事利用しない
キャンペーンでは、直近で次の活動を予定しています。
●6月中に第1次署名取りまとめを行い、その時点で寄せられた署名・コメントを関係省庁に届ける予定です。
この時点でなるべく多くの声を届けたく、署名ページの情報拡散に、今一度ご協力をお願いいたします!
●【大学生・ユース世代の皆さま】 キャンペーン専属のユース・ボランティアを募集しています(6月末まで)。
募集要項をご確認のうえ、ぜひご応募ください!
●「学校保護宣言」について学べる授業コンテンツを作成中です。
教育関係者の皆さま、後日公開いたしますので、学校・大学などの授業で取り上げていただけますと幸いです。
以下、署名賛同いただいている皆さまに読んでいただきたく、「教育への攻撃」の現状について抜粋してまとめました。5月の記者向け勉強会でも一部ご紹介した内容です。皆さまから周囲の方たちへもお伝えいただきますよう、お力をお貸しください。
「学校保護宣言キャンペーン」 一同
(事務局:セーブ・ザ・チルドレン)
<深掘り記事Vol.3>
世界で増加している「教育への攻撃」
ウクライナやパレスチナのガザ地区をはじめ、世界各地で紛争が発生している中で、現在も学校や大学が攻撃されています。
教育施設への武力攻撃のほか、学校や大学の軍事利用、子ども・学生・教員の殺傷や誘拐――本来は安全であるべき学ぶ環境とそこに集う人びとに対する攻撃を「教育への攻撃」と称します。
「学校保護宣言キャンペーン」の協力団体でもある「教育を攻撃から守る世界連合(Global Coalition to Protect Education from Attack)」が取りまとめた報告書「攻撃される教育2024」では、そうした各国の現状について調査結果を公表しています。
報告書によれば、2022-2023年の2年間で、調査対象の28ヶ国にて約6,000件もの「教育への攻撃」を確認しました。これらの事案により、1万人を超える生徒や教員が死亡・負傷・誘拐・拘束などの被害に遭っていると報告されています。
いずれも増加傾向にあり、直前の2020-2021年の2年間と比較して、攻撃報告数は20%近く、被害者数は10%超の増加となっています。
このうちウクライナでは、約700件の攻撃が確認されました。主に南部と東部の地域で学校への攻撃が報告されており、空爆や砲撃などの爆発性兵器が使用されました。パレスチナでは、2023年10月から12月の期間だけで、国連の報告によるとガザ地区では少なくとも352校が損傷しました。これは域内の全学校の60%以上に相当します。
こうした子ども・学生・教員への攻撃は、到底受け入れることはできません。紛争下の教育を守るため、日本が「学校保護宣言」に賛同し、国際社会とともに取り組みを進めることには、非常に大きな意義があります。
すでに賛同している121ヶ国に続き、日本政府も「学校保護宣言」に賛同するよう、引き続き働きかけてまいりましょう!
出典:Global Coalition to Protect Education from Attack. "Education under Attack 2024." (2024) https://protectingeducation.org/publication/education-under-attack-2024/