
身体拘束のない国へ ニュージーランドからの報告】この文末に映像と文字おこしPDFリンク。
◎映像 https://youtu.be/FzBuRell6hM
◎PDF http://www.yuki-enishi.com/kousoku/kousoku-13.pdf
ニュージーランドは身体拘束はなく、本人の尊厳を守って地域精神保健サービスが提供されている。もし、ケリー・サベジさんが再燃した時、母国であれば亡くなることはなかっただろう。ご家族、友人の悲しみと悔しさはどれほどであろうか。
ニュージーランドの精神保健の専門家は「隔離と拘束は医療サービスの失敗」という。日本の精神医療は、強制医療、隔離・身体拘束と薬に頼り、精神的ケアは未熟なまま、本人の尊厳を軽視して、失敗を重ね続けている。日本の間違った精神保健とは別のやり方、考え方と実践で、当事者主体、尊厳をもってケアやサービスを提供できるやり方がある。そして成功している。
このニュージーランドでの実践報告を、すべての精神保健従事者は見て、自分たちの仕事を見直して欲しい。
そしてすべての市民がみて欲しい。人間的な苦悩で精神的に苦境に置かれた時、あるいは事故や加齢は避けられない。
誰しもが、どんなきっかけで精神医療にかかり、入院させられ身体拘束されるか分からないのだから。すべての市民の問題だと思います。
「私たちがやったことのひとつは、すべてのサービスを平準化することです。そのために、各地域の保健局に同じ研修を取り入れました。患者を傷つけることなく安全に落ち着かせるための方法を学ぶんです。そして、この方法には痛みを伴う抑制や押さえつけは一切含まれません。」キャロ・スワンソンさん テポー精神保健研究所 主任アドバイザー
「私にとって、「治療」と「間違った治療」の線引きは同意があるか・ないかです。仮に患者がある治療を希望し、そのリスクとメリットを十分に説明されていたら、それは「治療」といえます。しかし、逆に何かを強制されたり、情報をきちんと与えられていなかったら、それは「間違った治療」です。」当事者活動家メアリー・オヘイガンさん