
署名に賛同いただきありがとうございます。
このたび、署名文面の修正をしましたのでその経緯と内容についてご報告いたします。
当会では、性的なネット広告が年齢制限のないウェブサイトや未成年でも利用できるアプリにおいて意図せず見せられてしまう現状を改善する「ゾーニング」の実現を唯一の目標として、署名活動を含む様々な活動を続けてきました。
これまで、性的なネット広告への対策が進まない背景として「表現の自由」が一番の理由にあげられることが多くみられました。
当会では、ゾーニングの実現のために、それが「表現の自由」を侵害するものではないことを明らかにしていくことが重要だと考えています。
例えば、レンタルDVDショップなどにおいて、性的な作品が18禁コーナーとしてゾーニング(区分け/すみ分け)されることにより、作品の内容やパッケージなどの表現に影響を与えるでしょうか。その商品を望む人はそこへ到達することができ、購入(/レンタル)することができる。それに興味がない人はわざわざそこに足を踏み入れず、目にすることもない。これは性的なジャンルに限らずどのジャンルに関しても言えることで、例えばこども向けコーナー、アニメコーナー、映画コーナーなどと内容によって陳列場所を分けることがゾーニングであり、作品自体の表現の自由を侵害するものではないと考えています。
それゆえに、当会としては、性的なネット広告の対策として重要なのは、作品自体の規制ではなく、ゾーニングであると主張してきました。
手前味噌ではありますが、当会の主張・活動も手伝い、これまで長らく存在してきた性的なネット広告問題が表面化し、社会問題として認識されつつあると感じています。
署名文面は、署名開始当初に作成した文面をほぼそのまま踏襲していましたが、当会内でこの問題について様々勉強していく中で、ゾーニングという唯一の目標に向けて足かせとなる懸念のある表現がいくつかあると認識しました。
例えば「不快」という表現を使うことで、不快感という感情論だけで性的なネット広告の規制を求めているように矮小化されたり、「ゆがんだ性的情報はゆがんだ性的欲求を引き起こす可能性」などの、科学的根拠の乏しいことのみを理由に規制を求めているように判断され、強く反発を受けることがありました。
現在、性的なネット広告問題が表面化し各所で議論が起こる中で、当会の考える「ゾーニング」も、細かい表現のニュアンスによって表現の自由派の方々から強く反発を受けることで、やはりゾーニングも「表現の自由」を侵害するものであり実現は難しいのか、というムードになってしまうことを何より懸念しております。そのために大筋の主張はそのままで、細かい表現について修正いたしました。
また当初、JIAAやJARO、国へ求める要望がやや抽象的であったため、具体的な要望事項へと修正しました。(JIAAに対しては具体的な要望事項を提出しました。noteの別の記事に内容を掲載しています。:https://note.com/seiteki7net559/n/n2646e4dd4d63 )
また、当会の署名活動について報道された記事をいくつか掲載していましたが、noteにまとめて記載し、リンクを貼る形へと修正しました。
https://note.com/seiteki7net559/n/nc817070ea6df
署名文面を署名活動の途中で修正することには反対の声も上がると思います。それでも修正する理由は、その方が当会の唯一の目標であるゾーニングの実現の可能性を少しでも高めることができると考えたからです。
内容を修正することに対する懸念の声が上がると思いますので、noteにて修正した部分がわかるように明記し、修正した理由について記載しました。
https://note.com/seiteki7net559/n/ndc08ec86852c
何かご意見がありましたら、直接お話する機会をいただければと思いますので、香川きょう net_user267@ymail.ne.jp までご連絡いただければ幸いです。
長くなりましたが、性的なネット広告問題に関する議論が盛んになってきているこの好機を逃さずに、ゾーニングの実現へ向けて活動を続けていきたいと思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。