旧広島陸軍被服支廠倉庫の保存・活用 キャンペーンHiroshima, Japan
20 Dec 2019

みなさんこんばんは。旧広島陸軍被服支廠の保存・活用キャンペーンです。いつも応援して頂きありがとうございます。

先日もお伝えしたように、今広島県は被服支廠の安全対策に関するパブリックコメントを募集しています(旧広島陸軍被服支廠に係る安全対策等の対応方針に係る意見募集について)。

全棟保存をしてほしいという署名を提出した後、私達は具体的に何ができるのか。作家・ジャーナリストである弓狩匡純さんから、以下のコメントを寄せて頂きました。

弓狩さんの提案も参考にしながら、是非ご自身の周りでできることに取り掛かってみてください。また、他にも有効な方法があれば、皆さんで共有しましょう。

--------------------

1)     現在、広島県が募っている「旧陸軍被服支廠に係る安全対策等の対応方針に係る意見募集」を通じて、皆さんの考えを県に伝えましょう。

 県民が、県に対して公に意見を届けられる絶好の機会を活かしましょう。ただ、パブリックコメントは過去の例を見ても、必ずしも行政に反映されるとは限りません。広島県の選挙人名簿登録者総数は2,339,578名です(令和元年12月現在)。政策に影響を及ぼすためには少なくとも2割前後(広島市の選挙人名簿登録者総数の約半分)の賛同が必要になるものと思われます。


2) 選挙区の県会議員に陳情しましょう。

 何よりも大切なことは、有権者が選挙区の県会議員の皆さんに陳情し、友好的に意見交換し、被服支廠の解体・撤去に要する費用を来年度予算に計上する議案を再考して頂くことです。県民の代表である64名の県会議員さんと信頼関係を築きましょう (県議会議員さんのリストはこちら)。今、求められているのは「対立」ではなく「対話」です。

3) マスメディアに働きかけ、全棟保全に関するキャンペーンを張って頂きましょう。

 広島県民であっても、被服支廠をご存じない方は多数いらっしゃいます。報道を通じて、その歴史的価値をご理解頂く必要があります。

4) 現実的かつ実効性のある代替案を速やかに策定・提案しなければなりません。

 これが最も重要な要件です。反対するだけならば誰にでもできます。また、「その後のことは、じっくり考えれば良い」といった時間的余裕はもはや、残されてはいません。実際、築年数が106年を数え老朽化の著しい被服支廠は、いつ倒壊してもおかしくない状態にあります。県職員の皆さんも広島の戦前・戦中・戦後を象徴する歴史的建造物は後世に残したい、といった想いは同じでしょう。しかしながら平成7年に被服支廠が県に譲渡されて以降、県民から何ら具体的かつ効果的な解決策が提案されて来なかったことも、また事実です。
 代替案については、現時点において1棟あたり約33億円と試算されている外観保存・耐震化費用をいかに圧縮させるか(地元建設業者の協力が必要不可欠です)。続いて、修復・保存した後、被服支廠をどのように有効活用するか(維持管理費を賄うため、継続的な収益が見込めるプランでなければなりません)。この2点を解決出来るスキームであることが求められます。

 限られた時間内に県民の「3棟すべてを保全する」といった要望を取りまとめ、説得力を伴って県に伝えることは容易ではありません。しかしながら、まだ辛うじて間に合います。皆さんの叡智を結集し、無意味な対立を招くことなく、官民一体となった建設的な議論が成されることを願わずにはいられません。

--------------------

弓狩さん、コメントを頂きありがとうございました。
みなさんも、「自分にもできそう」ということがもしあれば、ぜひやってみてください。

旧広島陸軍被服支廠の保存・活用キャンペーン Facebook ページ

note : 旧広島陸軍被服支廠の保存・活用キャンペーン

キャンペーンのSNSにも随時情報をアップしていきますので、どうぞ参考になさってください。

そしてもう一点!

この度キャンペーンの英語サイトが出来ました!これで海外の方々にも関心を持っていただくことができればと思っております。ぜひシェアして頂けると嬉しいです!

旧広島陸軍被服支廠の保存・活用キャンペーン英語サイト Please preserve Hiroshima’s largest A-bombed buildings

今後ともよろしくおねがいします!


------参考情報------

・NHK:被服支廠の協議 県と市が応酬(2019.12.19)

・NHK:被服支廠解体案は議会の意向か(2019.12.20)

Copy link
WhatsApp
Facebook
Nextdoor
Email
X