Обновление к петиции小泉進次郎環境大臣に、クマを乱獲しないよう、罠捕獲の規制強化を求めます!「日本一クマが多い」長野県が駆除から保護・放獣へ大転換
一般財団法人 日本熊森協会兵庫県西宮市, Япония
11 июн. 2020 г.

<写真のクマは、2014年にイノシシ罠に誤って捕獲され、殺処分されることに決まっていました。熊森が保護して大阪府豊能町のお寺さんの協力で獣舎を設置。「とよ」と名付けて飼育し、推定10歳になった今も元気に暮らしています>

  熊森は「クマ乱獲ストップ」2万人署名を目指して、インターネットのズーム会議を6月6日、開きました。参加者の一人がさっそくフェイスブックで署名の呼びかけをすると、長野県のA市の猟師の方から「なぜこんな署名を集めようとするのか理解できない」という声が届いたそうです。

 長野は、日本で一番クマが多いと言われる県です。

(長野県のクマの推定生息数は400~15,440頭で中央値は 3,940 頭)

 

熊森本部はこの猟師の方に電話し、じっくり話を聴いてみました。

 

以下は、その方の話です。

 

うちの町では、クマ、シカ、イノシシを獲ろうとして罠をかけてもほとんどかからない。第一、有害捕獲しても駆除費はゼロ。獲る気もしない。乱獲している町は、高い駆除費が出るからじゃないのか。

うちの町では、猟友会のメンバーによる罠の管理・見回り体制が厳しく、違法罠などかけられない。通報されてしまう。

クマの捕獲は、年に1~2頭あるが、麻酔をかけて山に放す。集落近くに出てきたクマは県の職員と猟友会で追いかけて麻酔し、山に放しに行っている。シカ、イノシシ用くくり罠はクマがかからないように直径12センチ規制を守っている。クマが誤って罠にかかってしまった場合は確実に放獣している。箱罠にはクマ用脱出口をつけている。

うちの町には、人工林は少ししかない。豊かな山がたくさんあり、多くの動物が住んでいる。(熊森:広大な国立公園がある例外的な地域のようです)

最近、動物が増えてきているように感じる。もし、クマ、シカ、イノシシが増えすぎた時、罠規制などかけられたら、獲ることができなくなる。少なくとも、うちの町では罠規制は必要ない。だから罠規制署名は、全国じゃなくて、罠による乱獲がひどい地域に限定してほしい。

熊森本部としては「こんなにクマの保護体制が整備されたすばらしい地域が日本にあったのか」と、感激しました。

 

2019年度、長野県で被害があったとして有害捕殺されたツキノワグマは359頭です。

一方、有害捕獲したけれど殺さずに山に放したクマは84頭、イノシシ罠などに錯誤捕獲されたクマは416頭で、合計500頭のクマが全て放獣されているのです。

長野県庁担当課に電話してみました。

長野県には、クマの放獣技術も持っているクマ対策員が各地に計10人いて、すぐ現地へ駆けつける体制になっているそうです。

熊森が以前、環境省に強く訴えて、やっとのことで獲得したクマの錯誤捕獲を避けるためのくくり罠の直径12センチ規制を、上限無制限に一番に緩和してしまった(現在はクマが冬眠中の12月15日~3月15日までの4か月間規制緩和)残念な長野県でしたが、最近はクマとの共存に向けて大きく変化し始めているそうです。

有害捕獲であっても、まだ若いクマや、親子、初めて捕獲されたクマは山に返しているそうです。また、あらかじめ許可をだして不特定多数のクマを捕殺する予察駆除もしていないそうです。

500頭ものクマを放獣するには、地元とのあつれきがものすごくあるだろうと熊森は思いました。しかし、県の担当者によれば「以前なら5人いたら5人が絶対放獣反対の地元だったのが、今では5人とも放獣に理解を示してくれるように変わってきた」ということです。

熊森から

クマの人身事故を減らし、共存するために必要なことは、生きられなくなって奥山から出てきたクマを捕殺し続けることではなく、奥山生息地をクマたちに保障し、被害防除や棲み分けの努力をすることです。

長野県の第4期長野県クマ管理計画(2017年~2022年)を読みました。

確かに以前の方針とかなり変わってきており、捕殺を抑えるための放獣の推進やクマと人が棲み分けられるような対策など、保護策や共存策が言葉としてどんどん前面に出てきています。

計画書は資料も入れると全72ページもあり、読むのは大変ですが、被害対策という名目で乱獲を続けている多くの都府県および市町村の担当者にぜひ、読んでいただきたいです。

長野県は、まだクマが棲める豊かな生息環境が残っているようで、奥山が人工林だらけの西日本のクマ生息地とは対照的です。

以下は、長野県ツキノワグマ保護管理計画からの抜粋です。

「ツキノワグマは、生息数と被害発生の間に顕著な因果関係が認められないことから、例年の状況から被害発生を予察して行う個体数調整は原則としてしない。(資料編p2-p16の14行目)」など、熊森の主張と同じ記述が結構たくさんありました。

といっても、昨年度の長野県のクマ捕殺数は359頭にものぼります。

活動を再開した長野県支部にさっそく、長野県全市町村の動向を調べてもらおうと思います。A市のような地域が、長野県にいくつくらいあるのかなど、いろいろ知りたいです。

クマ捕殺ゼロという滋賀県のようなクマ保護行政も例外的にはありますが、ほとんどの都道府県での実態はひどいものです。

今、日本熊森協会は、罠によるクマの乱獲規制を求める署名を集めています。

長野県A市のような地域が増えるように、ぜひ、署名を拡散させてください!

今年は、環境省の特定鳥獣保護管理計画作成のためのガイドライン(クマ類編)の改定年です。

個々の市町村にクマ保護を訴えて回るのは大変ですが、ガイドラインがクマを保護できるものに変わったら、一気に問題が解決します。

そのためには、署名数や熊森協会の活動を応援してくださる会員がたくさん増えることが必要です。

インターネット署名と紙署名、どちらか一方に、ぜひ署名をお願いします。

 

 

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