

POSSEと連携して活動をおこなっている総合サポートユニオンでは、この度セクハラ及び会社による二次被害について、訴訟を提起することとなりました。また、訴訟の提起に合わせて、changeにて署名の立ち上げを行いました。ぜひ、以下のリンクから、署名にご協力ください。
家事労働者の過労死問題と同様に、職場でのセクハラ・セカンドハラスメントの被害も、多くの女性労働者が抱える問題となっています。皆さまには、ぜひ署名にご協力いただけますと幸いです。
下記にて、今回POSSE・総合サポートユニオンが支援している「アセック株式会社」で起きたセクハラ・セカンドハラスメントに対する闘いについて、詳しく紹介しています。ご一読いただけますと幸いです。
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◾️アセック株式会社で起きたセクハラ被害と二次被害
接着剤メーカー「アセック株式会社」(神奈川県相模原市)で働いていた正社員女性Aさんは、直属の上司から、頭を撫でられる、抱きつかれる、お腹を触られる、両肩を掴んで揺さぶられる、5時間以上会議室に閉じ込められて「俺じゃダメか」と言われる、「お前は腕を回さないのか」と言われて長時間抱きつかれる、などの深刻なセクハラ被害を一年以上にわたって受けていました。
さらに、Aさんが会社に対してセクハラ被害を相談したところ、副社長や役員は「私(Aさん)が我慢していれば良いんだっていうのが理解できない」と声を上げることをためらったAさんを責める発言を行いました。しかし、セクハラ被害に遭った当事者が自分を責めてしまうことは当たり前であり、これはセクハラ被害に対する会社側の無知を表しています。会社側がセクハラ被害に対する認識が十分な相談窓口を設置していないという状況があらわとなっているといえるでしょう。
さらに、Aさんが会社に対してセクハラ被害を相談したところ、副社長や役員は「私(Aさん)が我慢していれば良いんだっていうのが理解できない」、「セクハラ・パワハラも受ける立場でだいぶ変わる。Aさんの考えも改めた方がいい」、「これまでが一番ベストな状態(Aさんがセクハラ被害を我慢して会社へ報告していなかった状態)だったのだけれど、それができなくなった原因の一つにAさんの行動がある」、「被害者や加害者というものを会社としては、はっきりさせるつもりはない」、「一つの問題なんて、たった一つだよ。30年間40年間働いていく上で一つ二つなんて大したことない」などと、声を上げたAさんを責め立てるような二次被害を執拗におこなったのです。
そのうえ、アセック株式会社は、セクハラをおこなった加害上司に対しては、軽い減給処分を課したのみで、被害を受けたAさんの方を部署異動させるという、不当な対応をおこないました。このような対応は、職場でハラスメント被害に対して声を上げたAさんを牽制するとともに、会社側がハラスメント被害に対して対応する責任を回避しようとする行為だといえるでしょう。
このような会社側の対応の結果、上司の言動はさらに悪化し、「人格障害」「死骸」などと、Aさんに対する深刻な誹謗中傷にまで及びました。会社側の不誠実な対応が、上司によるAさんの被害を深刻化させているのです。
こうしたなかで、Aさんは適応障害を発症し、過呼吸や腹痛に苦しめられるようになりました。現在は休職を余儀なくされています。Aさんの適応障害の発症は、職場におけるセクハラが原因であると神奈川県相模原労基署から認められ、2023年10月に労働災害として認定されています。毎年、セクハラによる労災認定の数は非常に少なくなっていることを考えると、アセック株式会社で起きたセクハラ被害の深刻さが窺えます。
★アセック株式会社で起きたセクハラ及び二次被害については、以下のYahoo記事にて取り上げられています。
「ただの死骸」「人格障害」 セクハラ二次被害を「お膳立て」する会社にどう対抗できる?(今野晴貴) - エキスパート - Yahoo!ニュース
また、セクハラ及び二次被害を起こした企業に対する労働者の責任追及の様子は、以下のブログ記事にて発信しています。
【アセック セクハラ闘争記Vol.10 〜アセックを提訴しました/オンライン署名へのご協力のお願い】
◾️アセック株式会社、及び取引先であるApple等に対して、署名を立ち上げています!〜Appleはセクハラを起こした企業に対して適切に指導をおこなってください〜
私たちは、アセック株式会社に対して、セクハラの責任をとるよう要求して団体交渉をおこなってきました。しかし、同社はセクハラ被害の一部を認めたのみで、その他のセクハラやパワハラは認めず、損害賠償の支払いを拒否、団体交渉の拒否も続けています。
そこで、私たちは同社に対してセクハラ被害の責任をとるよう求める署名を立ち上げました。併せて、同社と取引をおこなっているAppleなどの大手企業に対して、アセックに対して調査・指導をおこなうよう求めています。セクハラ被害の責任逃れをしているアセックと取引することで利益を上げているApple等企業にもこの問題に対応する社会的責任があると私たちは考えています。ぜひ、以下のリンクから、署名にご協力ください。
◾️2025年1月15日にアセック株式会社を提訴し、厚労省にて記者会見を実施しました。
アセック株式会社が団体交渉に誠実に応じていないため、Aさんはアセック株式会社および加害者である上司に対して損害賠償の支払いを求めて裁判を提起することを決意し、2025年1月15日に厚生労働省にて提訴を発表する記者会見を行いました。
本裁判ではセクハラのみならず、会社による二次被害についても責任を追及しています。
記者会見の様子は読売新聞にて取り上げられています。
30代女性「セクハラで適応障害」、上司らに1250万円賠償請求…相模原労基署は労災認定
◾️セクハラ被害の実態、企業に対する責任追及の様子はこちらの映像で発信しています。ぜひご覧ください。
【Appleやソニーの製品にも使用】接着剤メーカー「アセック」でセクハラ・二次被害!被害者を責めたて、事実の調査を怠る実態とは