Petition update宜野湾市議会「男女平等、多様性尊重条例」案の<否決>に抗議し、再上程、可決を求めます!宜野湾市、性的指向・性自認などを削除した条例案を可決しました
砂川 秀樹Japan
31 Mar 2021

署名にご協力くださった皆さまへ

前回の進捗で、「男女平等、多様性尊重条例」案に代わる最終的な条例案「男女共同参画推進条例」案についてご報告しましたが、同条例案が、2021年3月26日に本会議で全会一致で可決されました。

宜野湾市男女共同参画推進条例 市議会 内容後退で可決

「平等・対等な立場が保障される」対象として、当初の、否決された「男女平等、多様性尊重条例」案にあった「性別等」という表現は復活しました。

しかし、この「性別等」が何を意味するかという説明がなくなり、そのため、反対派議員が一番問題にしていた性的指向や性自認などの表現が消えました

そして、最終条例案の前に出された案にはつけられていた、逐次解説(言葉使い等にかんする説明)がなくなったため、性別等が何を意味するかは定義されていません。また、ヘイトスピーチに関して触れていた部分もなくなったことから、反対派の人たちの要求がほぼ実現した形となりました

皆さまに協力いただいた署名を、レインボーアライアンス沖縄の宮城と「てぃーだあみ」のメンバーとともに、市長、市議会議長に手渡し懇談し、思い/考えを伝えましたが、皆さまのご協力を実現に結びつけられず忸怩たる思いです。

 

同時期に沖縄県「沖縄県性の多様性尊重宣言」が出されました。これは前進と言えるかもしれませんが、こちらも宜野湾市同様、性自認や性的指向等の表現がありません(「どのような性を愛し」という、意味がとりづらい文言は入っています)。

沖縄県性の多様性尊重宣言(pdf)

一方、浦添市が、性自認、性的指向等の言葉も明記し、パートナーシップの証明の発行も可能とする「浦添市性の多様性を尊重する社会を実現するための条例」を可決しました。この条例案可決は、沖縄県内の動きの中で大きな進展です。

性の多様性を尊重する条例、浦添議会が可決

こうして、沖縄県の動きは複雑な様相を呈していますが、沖縄出身者で沖縄で初めてのプライドイベントを始めたものとして、沖縄県内の動きに注視し、働きかけをしていきたいと思います。

なお、こうした動きに関連して、3月10日に開催される沖縄国際大学のオンライン・シンポジウムで話をします。予約が必要となっていますが、ご関心がありましたら、ご参加お願いします。

【法政研】フォーラム第19回シンポジウム「ジェンダー平等、その先へ」

署名はこれで区切りとしたいと思います。皆さまのご協力にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。また何かの機会で署名等呼びかけることもあるかもしれません。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


レインボーアライアンス沖縄 代表
明治学院大学国際平和研究所 研究員

砂川秀樹

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