宜野湾市議会「男女平等、多様性尊重条例」案の<否決>に抗議し、再上程、可決を求めます!

宜野湾市議会「男女平等、多様性尊重条例」案の<否決>に抗議し、再上程、可決を求めます!

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(English version)

2020年6月29日、宜野湾市議会定例会で、「男女平等、多様性尊重条例」(正式名称:男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例)案が、賛成11人、反対12人で<否決>されました。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/592864
 
反対している議員が問題にしているのは、「多様性」、特に「性的指向」などの文言が入っていることです。
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1145122.html

「男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」案
https://www.gradi.jp/posts/8669648


つまり、今回の否決は、性的指向や性自認に関するマイノリティ(LGBTなど)が「差別的取り扱い」を受けないこと、「平等・対等な立場が保障されること」をうたった内容が否定されたことになります。
 
反対している議員は、「議論が不十分」と語っていますが、すでに存在する人の人権の保障に関することが、議論の対象とされるのはおかしなことではないでしょうか。

今回のことは、宜野湾市だけの問題ではないと私は考えています。この否決は、LGBTの人たちが平等に扱われることを否定するメッセージとなっているからです。
 
そしてこの署名は、この条例案否決に憤り、落胆し、悲しんでいる宜野湾市に住む多く人たちと連帯するためのものでもあります。

私には、宜野湾市に住んでいるLGBTの友人がたくさんいます。私にとって家族のようなレズビアンカップルも宜野湾市に住んでいます。彼女たちは、つつましくも愛情豊に生活し、23年になります。

彼女たちは、地元紙でも取材に応じカミングアウトしたことがあります。地方で名前と顔を出すのはとても大変なことです。しかし、LGBTの人たちが、そうではない人と平等に暮らしていけるためにという思いを持ち、彼女たちは決断しました。他にも多くの人が、同じ思いで活動をしてきました。
 
今回の条例案否決は、そうした人たちの思いを踏みにじり、当事者ががんばって少しずつ進めてきた社会を後退させることです。
 
否決のニュースを聞き、私は、沖縄で活動する中で出会った様々なLGBTの人のことを思い出しました。もちろん、多くのLGBTの人も、そうではない人と同様に、日々の生活を充実させ、楽しく過ごしています。しかし、社会的には、LGBTであることに対する抑圧、差別があり、その中で苦しむ人たちがいます。

女性的という理由で家族からののしられながら育った経験持つゲイの大学生。書店でLGBTテーマのトークをおこなったとき、書棚の陰から、立ち尽くしたまま見つめていた20代前半の「当事者」であろう思われる若者。LGBTのプライドイベント「ピンクドット」に参加するため、ひきこもり状態だったにもかかわらず、がんばって足を運んでくれ自分を肯定できるようになった高校生。
 
30代、40代になって、ようやく自分のことを受け止められるようになった人たちもいました。
 
そうした人たちも平等・対等に扱われるべきであるとうたったのがこの条例です。その否決に抗議し、今後、あらためて同様な条例案が「性的指向」などの文言を削除することなく再上程され、可決されることを求めます。