女性天皇を支持する国民の会
29 dic 2017
秋篠宮さまを皇嗣とする「退位特例法」に反対するキャンペーンに賛同し署名してくださった皆さま、長らくのご無沙汰を、お許しください。 ご承知の通り、今年6月、退位特例法(天皇の退位等に関する皇室典範特例法)は国会で可決・成立してしまいました。その落胆が大きく、法案の見直しを求めたこの電子署名も意味を失ってしまったように感じ、遠ざかってしまっておりました。 しかし、今月20日、政府が秋篠宮さまの「立太子の礼」ならぬ「立皇嗣の礼」を国事行為として行うことを検討しているというニュースを読み、背筋が凍り、このまま黙っていてはいけないという思いに駆られました。 もともと昨年8月、加齢のために公務が難しくなったという陛下の「おことば」を受けて成立した「退位特例法」ですが、法律が可決成立するやいなや次々に繰り出される要望や想定外の莫大な予算に、「こんなはずでは…」と多くの国民が愕然としたはず。 引退するはずの両陛下の呼称は「上皇」「上皇后」、それを支える「上皇職」は60人以上もの大所帯。皇嗣となる秋篠宮さまを支える「皇嗣職」も50人に増員。生前退位の関連予算は35億円、両陛下が1年半ほど仮住まいするだけの高輪皇族邸の改修に8億4000万円…! これら退位特例法によって新設された身位と予算を見れば、生前退位とは、退位した両陛下の「思うがままの贅沢な暮らし」と、「次の次の天皇を秋篠宮とする道筋をつける」ためのものだったということがわかります。 退位特例法の成立過程では、秋篠宮さまを皇太子に、あるいは皇太弟にすることが検討されましたが、いずれも皇室典範を改正しなければできないことであり、典範改正となれば、次の皇位継承者は愛子さまか秋篠宮さまかという議論が不可避です。そして、国民の圧倒的多数は愛子さまによる皇位継承を望んでいます。(注1:世論調査) 現政権は男系男子継承を絶対とする日本会議の考え方に骨の髄まで浸食されており、両陛下は決して口にはされませんが、これまでの報道を丹念に追えば、悠仁さまへの皇位継承を望んでおられることがわかります。(注2:両陛下のご希望) 現政権と両陛下の対立が喧伝されていますが、「愛子さまによる皇位継承は絶対に避けたい」という思いだけは、両者は完全に一致しているのです。その一致した希望をかなえるために選択されたのが、典範改正はせず、「退位特例法」に「皇嗣」という言葉を紛れ込ませることでした。(注3:退位特例法全文/退位特例法案要綱全文) ここで採用された皇嗣という言葉は、皇位継承順位(暫定)1位という意味であり、次の皇位継承が確定していることを意味するものではありません。法的な裏付けがない、いわばニックネームのようなものだったのですが、退位特例法はこれを「皇太子の例による」と規定してしまいました。 (皇位継承後の皇嗣)  第五条 第二条の規定による皇位の継承に伴い皇嗣となった皇族に関しては、皇室典範に定める事項については、皇太子の例による。 上記は、退位特例法の条文ですが、皇位継承後に皇嗣となった皇族(筆者注:秋篠宮さま)は、「皇室典範に定める事項については、皇太子の例による」としています。「立太子の礼」ならぬ「立皇嗣の礼」を国事行為として行うというのも、これを根拠にしているのでしょう。 国民がそうと認識しないうちに、政府は秋篠宮さまを皇太子として扱う皇嗣とし、その実態なき身分について実態化するためにさまざまな手を打ち、既成事実化していく方針であることがわかります。膨大な予算や皇嗣職の設置、様子見アドバルーンを上げた「立皇嗣の礼」もその一環です。 国民は、天皇陛下と現政権に「騙し討ち」されたといっていいものです。国民の希望や諸外国の視線など全く無視し、政府は秋篠宮さまを実質皇太子とする方向で舵を切り、その目的地に向かって着々と進んでいる。両陛下はそれに満足しつつ、さらに眞子さま佳子さまを皇室に残すための「女性宮家」を政府に要望しています。現政権はガチガチの男系男子派ですから、それだけは譲らないでいるようですが。 この女性宮家をめぐる両陛下と政権の攻防は現在進行形で続いており、両者の対立として捉えられ、両陛下は護憲派、政権はその反対という構図で理解されているようです。しかし、両陛下は決して護憲派ではいらっしゃらない。ご自分の希望に沿わないものについては憲法を踏みにじる要求をされています。生前退位、男系男子による継承、女性宮家の要望などすべては天皇による政治介入であり、憲法違反です。 ここで異を唱えなければ、日本国民は「あまりにも愚か」「やりたい放題されて平気な愚民」としかいいようがありません。まともな国であれば、メディアが取り上げて警告を発するでしょう。皇室を研究対象とする学者や評論家、ジャーナリストたちが声を上げるでしょう。しかし、この国では皇室についてまともな論評をする知識人は絶無と言っていいほどです。ジャーナリストなど名ばかりで、太鼓持ちしかいない。声を上げるのは、「おかしいのでは?」と気づいた私たち一般庶民しかいないのです。 ここにひとり、そうして声を上げた方がいらっしゃいます。次のキャンペーンを立ち上げられたThijs Naoko さんです。 >「秋篠宮の立皇嗣に反対です。」 http://www.chn.ge/2CQZVX8 とても分かりやすく、共感できる呼びかけがなされています。どうぞ皆さま、こちらのキャンペーンに賛同し、署名をしてくださいますよう、お願いいたします。 私たち「女性天皇を支持する国民の会」によるこのキャンペーンも、再び新たな意味を見出し、継続していかねばと思っておりますので、こちらも引き続きご支援をお願いいたします。 以下は文中に記した注記で、関連記事のURLとなります。 (注1)【資料:世論調査】女性天皇賛成86%、旧皇族復帰反対72%(共同通信社2017年) http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/7d5144a31cd34de96bc7debc6901454a (注2)両陛下のご希望 ・両陛下は女性天皇誕生など望まれていません(前編) http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-100.html ・両陛下は女性天皇誕生など望まれていません(後編) http://princeakishino.blog.fc2.com/blog-entry-101.html (注3)天皇退位特例法全文/法案要綱全文 ・天皇の退位等に関する皇室典範特例法全文[PDF](98KB) http://www.kantei.go.jp/jp/headline/pdf/taii_tokurei/taii_tokurei.pdf ・【天皇退位特例法案要綱全文】--あまりに姑息な「秋篠宮さまの待遇」 http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/e1d9dd1485da24f09fbb532812bfbbad
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