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フジテレビ系番組「日曜放送THE PRIME」で、萩生田文科相は授業料免除について国への援助を求める活動に対して「目を覚まして」と発言されました。
これは私たちにとって看過できるものではなく、抗議と謝罪・撤回を求めるために以下の文章を公開しました。ご確認いただけると幸いです。
2020年5月10日に放送された「日曜報道THE PRIME」(フジテレビ系)で、コロナ禍における国からの学生支援についてキャスターから問われた際、萩生田光一文部科学大臣は国からの財政支援による授業料減免策を「私、順番が違うんじゃないかなと思う」と否定し、「ちょっと皆さん、目、覚まして頂いて」と発言しました。
今のコロナ禍において、学生は通常通りの教育を受けられておらず、大学や学校の施設・設備も使えていません。そのような状況で通常通りの学費を満額支払うのはおかしいと、全国の学生たちから学費の減額を求める声が上がっています。また、自身のアルバイト収入や家庭の収入が減り、経済的理由で退学を検討している学生が5人に1人という調査結果もあり、早急に幅広い学生支援が政府に求められています。
私たち『一律学費半額を求めるアクション』は、学生当事者としてコロナ禍で学生が置かれている状況を発信すると同時に、昨今の厳しい大学財政状況を理解した上で、一律学費半額の実現と大学への財政支援を国に求めて署名活動を行ってきました。その上で、4月30日に文部科学省に要請書を提出し、現在署名の賛同者は一万七千人を超えています。
このように全国の学生が不当な学費請求と困窮を訴え声を上げている状況において、今回の「目を覚ませ」発言は、現状を乗り越えるために調査活動や署名活動を続けてきた学生たちの意志と行動を貶めるものです。そして、国民の声を聞き、必要な施策を実行することが政府の役割ですから、今回の発言は政府としての責任を放棄していることを意味します。
昨年の10月に大学入学共通テストで活用する予定だった英語民間試験について、萩生田大臣が放った「身の丈」発言は、全国の高校生が置かれた状況を全く理解せず、政府として国民の声に応える責任を放棄したものでした。
昨年10月に「身の丈」発言が全国の高校生に向けられ、今回、全国の大学生に「目を覚ませ」という発言が向けられました。
萩生田大臣は文部科学大臣として、学生たちの置かれた状況を理解し必要な施策を講ずる責任があるにもかかわらず、若者たちの状況を全く理解しようとせず、声を上げる学生の意志や活動を貶めるような発言をしました。
これは萩生田大臣の立場を考えれば、到底許されるものではありません。
私たちは、萩生田光一文部科学大臣の「目を覚ませ」発言に明確に抗議し、謝罪と撤回を求めます。