Petition update安倍元首相の「国葬」中止を求めます呼びかけ人からのメッセージをご紹介します
戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会Japan
Aug 24, 2022

キャンペーン開始から2日目ですが、すでに3万を超えるご賛同をいただきました。多くのみなさまのご協力に感謝します。

8月22日に行われた記者会見で紹介した呼びかけ人のからのメッセージをまとめましたので、掲載します(五十音順)。

このキャンペーンをさらに大きくひろげていくため、引き続きご協力をお願いします。

飯島滋明さん(名古屋学院大学教授)

岸田自公政権は「民主主義」を理由に国葬を閣議決定しました。しかし最近の世論調査でも、国葬反対が賛成を大きく上回っています。これだけ多くの国民が反対している中での国葬こそ、民主主義への攻撃です。

国葬より前に、岸田自公政権は市民の幸せと家庭を崩壊させてきた統一教会と安倍晋三元首相や自民党政治家などの密接な関係を徹底的に調査すべきです。

反社会的団体と密接な関係を持ち続けた安倍晋三氏の国葬などはあり得ません。

稲正樹さん(元国際基督教大学教授)

民主国家とは程遠い大日本帝国憲法下の天皇主権国家であっても、「国葬」は法に基づいて行なわれました。

内閣の判断だけで一方的・恣意的な閣議決定を行い、国会において一切の説明を行わない岸田内閣の姿勢は、国民代表機関を無視し、国民主権に反します。国葬に当たってさまざまな手段で弔意の強制を行うことも、思想良心の自由に反します。

安倍元首相の国葬は、立憲主義・平和主義・民主主義を破壊してきた安倍政治を国家として称賛・是認することを意味します。死者の政治利用は国家として行なってはいけない一線を超えるものです。

上野千鶴子さん(東京大学名誉教授)

たとえ安倍元首相が「不慮の死」を遂げたことを悼むとしても、政治家は死に方ではなく、やってきたことで結果責任を問われなければなりません。

憲法を解釈改憲し、膨大な借金を残し、行き当たりばったりのコロナ禍対策で人びとを困窮に追いつめ、無理無体な五輪を強行し、政治を私物化し、国会でおびただしい虚偽答弁をし、公務員を死に至らせた責任を、国葬によってチャラにすることはできません。

私たちの税金を国葬に使うことに反対します。

鎌田慧さん(ルポライター)

「国葬」は内閣の一方的な弔意の強制であって、戦争時代を知っている最後の戦後世代としては、とてもいやな感じで受け入れられません。

徴兵制ばかりか、奉安殿(天皇、皇后の写真と教育直後を収めた、校庭内の建物)前の朝礼とか、軍国教育とか、禍々しい記憶はいまでも強く残っています。

国家は個人の心をけっして強制しない。それが民主主義の基本的な条件です。国葬は民主主義の葬送です。全国的な反国葬運動で、この野蛮な式典を中止させましょう。

清末愛砂さん(室蘭工業大学大学院教授)

国葬はナショナリズムを高める手段であり、また法的根拠すらないものである以上、到底容認できるものではありません。物価高であるのに、年金受給額が減るなどにより、人々の生活は困窮するばかりです。税金を投入すべきところは、国葬ではなく、福祉と教育です。

国葬に心から反対します。

島薗進さん(東京大学名誉教授)

なぜ、国葬なのか。納得のいく説明はない。国民にその理由が説明できない行事を国家的儀礼として行うことは許されない。なぜ、岸田首相はそんなことができると考えたのか。所定の基準に従って求められても、国会での討議を行わないという政府の姿勢にも通じる。

専制政治へ進もうとする歩みは安倍元首相を引き継ぐものと考えざるをえない。「聞く力」を誇った首相は、聞くべき時に聞かない姿勢を恥じ、国民の声に耳を傾けるべきである。

田中優子さん(法政大学名誉教授・前総長)

国葬は明治時代から敗戦までの、大日本帝国の遺物です。天皇が臣、つまり家来の功績をたたえ、国民にもその哀悼の意を共有させるために行われたものです。大日本帝国は度重なる戦争を行いました。戦争のためには国民の意思の統合が必要でした。そのような歴史を持つ国葬を、多くの反対を押し切って行うことは、戦前の日本に戻ろうというメッセージです。

国葬にも、大日本帝国への回帰にも、反対します。

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