

2018年開始の給特法署名にご協力頂きました皆様にご報告いたします。
当署名の訴えが5年越しで通り…今後、「給特法改正」に向けた国の議論が開始される見通しとなりました。
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先月28日、昨年度実施された国の「教員勤務実態調査(速報値)」が公表されました。
結果は、「6年前から少しは残業時間が減ったものの、過酷な長時間労働は変わらない」というものです。
●一ヶ月の平均残業時間の推計(2022年10~11月)※持ち帰り仕事含む
小学校教諭 82時間16分
中学校教諭 100時間56分
この結果をもとに、国は給特法の規定について見直しを図るということです。
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そんな中、タイミングを逸することなく、多くの人にこの問題を伝えようと、初の単著を出すことになりました。
『シン・学校改革』(6月21日発売)です。
これまで、共著の執筆を引き受けることはあっても、単著の出版は行いませんでした。
学校勤務と並行して一冊の本をまとめ上げる時間的余裕がなかったからです。
しかし「時間がかかってもいいから」と、光文社ノンフィクション編集部・副編集長(当時)から打診をいただき、2年かけて執筆に取り組んできました。
この本には、当署名を始めとして、これまで行ってきた4回のオンライン署名の裏話や、教師としての葛藤など、これまで明かさなかった全てを告白しています。
校長とのやりとりなど、学校内での赤裸々な実体験も綴りました。
本書に込めたテーマの一つは、「訴え『続ける』ことの大切さ」です。
今後、給特法の議論が行われる見通しとしても、私たちが求めてきた「せざるを得ない残業は残業と認めてください」という訴えが実るかどうかは、甚だ不透明な状況です。
しかし、私は諦めません。
給特法の抜本的な改善は教師のみならず、子どもの教育を受ける権利、そしてこの国の未来を守るためにこそ、必要不可欠と思うからです。
この問題が広く知れ渡る前から、一緒に発信にご協力いただいた皆様には、今後も議論を注視いただけたらと願いますし、SNS等の発信にご協力いただくことで、少しでも改革にお力添えを賜れればと存じます。
国の結論が出るその日まで、引き続き、最新情報をお届けさせて頂けますと幸いです。
どうか今後とも、よろしくお願い申し上げます。
署名呼びかけ人
斉藤ひでみ(本名:西村祐二)