
三鷹市は天文台用地に小学校を移設する計画を強引に進めています。
市民の理解も得ず、生態系調査にいまだ終了せず、しかも市議会に対し市民の、移設反対の陳情もある中で、反対の声をものともせず。
11月23日の市民説明会も、反対が予定されている小学校で開催するチラシには、「学校」という言葉を一切かかず、まちづくり説明会と称し、直前になって突如小学校移転と書いたチラシを追加するなど、意図的に市民の声を受け入れないかのような姿勢で。
このような状況で、市民からは、市の対応の不誠実さを指摘する声が多数集まっています。天文台の自然を守る会代表の近藤が東京新聞に投降した記事を見て、説明会に参加したという、調布市在住の島脇いずみさんは、23日の説明会で、市への質問として以下の内容の質問と抗議をしました。本人の許可を得て、その要旨をここに挙げます。
島脇さんの発言要旨:この問題を知り、三鷹市役所に何度か出向いたが、話を聞くごとに疑問や矛盾を感じ、三鷹市に対し抗議の手紙とともに情報公開を求めた(10月2日)が、3週間たっても市からの回答は無い。そこでその経緯を東京新聞に投降したところ、26にに掲載された。その翌27日、三鷹市のまちづくり推進課から、回答が遅れていることの謝罪と、11月第1週までに返事するとの連絡があった。しかし11月1日に、回答期限延長の申し入れがあり、その後市長名での期限延長通知書が届いた。理由は公開請求にかかる市政情報を特定したうえで、公開非公開の判断をするのに時間がかかるからとのことであった。 三鷹市は2019年の、天文台からの打診(国があったときに人口に膾炙して、また天文台も財政状況など可能な範囲で公開していれば、同じような問題を抱えている機関・地域ともつながり、新たな解決法を見出せたかもしれないと思う。
この情報こそが人々にとっての共有財産、三鷹市が言うところのコモンズです。三鷹市は広報等で、コモンズという言葉を多用している。例えば学校・公園・森林河川はコモンズ、学校を地域の共有地コモンズと位置付け、地域の人材や資源を活用できる場として活用する場、と明記しているが、その情報がほとんど市民と共有されていない。
学校移転についての説明会は、市の首長では3回行われたことになっているが、出席者は学校関係・自治体代表など、ごく一部の人で、一部の合意形成をもって全体の総意とみなし、明らかに論理のすり替えである。神宮外苑の例、学術会議の例と同様、つまるところ情報開示の不徹底で、これが行政への不信感を生んでいる。天文台も神宮外苑も、人々の共有財産にかかる政策は、正確な情報を得て熟議し、判断すべきであるが、判断する機会す与えずに決定する手法は、健全な民主主義からは程遠く、主権者が行政に意思を伝える道筋を妨げている。
まだ決まっていないといい、もう決まったことだから変更できないという。行政と主権者の間には、理不尽極まりない関係が常にある。三鷹市がコモンズという概念をたからかにうたい、標ぼうするのであれば、まずは情報公開を強く求めたい。