
看護師や介護士といった言葉はよく聞くけど、保健師という言葉に触れる機会って意外と少ないかもしれません。でも、実は、保健師ってすごく身近なところで、とても大切な仕事をしてくれているんです。
たとえば、乳幼児健診。この健診のときに様子を見て、聞いてくれているのが、まさに保健師です。子育ての悩みや発育・栄養の相談など、さまざまな相談に対応してくれ、アドバイスや支援をしてくれます。
大阪府にも、多くの保健師が勤務していて、まさにいま、コロナ対策に奔走しています。しかし、保健師の仕事は、すごく多岐に渡っています。地域の人々が健康な生活が送れるように、普段からの感染症対策はもちろん、難病などを抱える方へのさまざまな支援であったり、アルコール依存症や精神疾患などに対する支援であったり、健康増進のためのさまざまな取り組みなどを行っています。
保健所職員数が減らされ続けたもとであっても、その責務を全うしようと、自分自身のことも、家族のことも犠牲にして昼夜分かたず懸命に奮闘しています。
保健師は国が認める国家資格です。英語ではPHN(Public Health Nurse)と表記され、健康教育や保健指導などを通じて疾病の予防や健康増進など公衆衛生活動を行う地域看護の専門家といわれています。
保健所には医師をはじめ、獣医師や薬剤師、看護師、栄養士、保健師、診療放射線技師などさまざまな国家資格を持った職員が勤務しています。保健所はその地域の福祉と公衆衛生の向上のためにあり、保健師はそれを体現すべく業務を行っています。
ところが、この保健師の数がいま、圧倒的に足りていません。だから今、みなさんの力が必要です。私たちのあたりまえの暮らしと健康を守るためにも、私たち一人一人の声が大切です。私たちの健康を守ろうと奮闘する保健師が自分自身の健康も守れずに破たんしてしまったとき、だれが守ってくれるのでしょうか。
どうか保健師・保健所職員を各保健所に一人でも多く配置させられるよう、一緒に声をあげていただけませんか。