国連および国際社会に対し、中国政府による体系的迫害・越境弾圧に関する全面的な調査、および許冬青・楊麗の釈放と医療を受ける権利の保障を求めます

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署名活動の主旨

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私たちは被害者家族および支援者として、国連ならびに各国政府に対し、中国政府が組織的に行っている越境弾圧、医療剥奪、恣意的拘禁、拷問などの深刻な人権侵害について、直ちに、包括的かつ独立した調査の実施を強く要請します。また、関係責任者に対し、「グローバル・マグニツキー人権説明責任法」に基づく制裁の適用を求めます。

 

これまでの経緯と背景

許冬青(女性、72歳)は重度の心疾患および高血圧を患い、娘の楊麗(女性、46歳)はIgA腎症第4期という深刻な腎疾患を抱えています。2009年以来、江蘇省常州市の地方政府による暴力的な土地収用および司法的不公正により、一家は報復的な迫害に長年苦しめられてきました。

2023年2月以降、北京での医療と陳情を求めたことを理由に、江蘇省警察からデジタル監視、暴行、拉致、医療剥奪、恣意的拘禁、そして非人道的待遇といった組織的な弾圧を受け、深刻な健康危機に陥っています。

AP通信の記者は、許冬青、楊麗、そして家族の楊国良による陳情活動を継続的に追跡調査してきました。2025年9月9日に発表された調査報道では、彼らが権利擁護活動を行ったことにより、中国政府からデジタル監視と体系的な弾圧を受けた経緯が詳細に報じられています。(原報道リンクは下記参照)。

 

海外での人権活動による報復の激化

許冬青の娘であり、楊麗の姉である楊彩英(Yang Caiying)は、親族を救うため、2024年4月より名古屋の中国総領事館に助けを求め始めましたが、無視され続けました。同年7月以降、楊彩英は平和的な人権活動を開始し、2024年1月から9月にかけて国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)に複数回情報を提出しました。また、関係責任者への制裁を民主国家に要請し、江蘇省の私服警察による尾行、拉致の様子を記録した映像を公開するなど、真相を世界に向けて発信しました。

2024年10月、許冬青と楊麗は江蘇省の高級官僚の指示により刑事拘禁されました。当初は「騒動挑発罪」で、37日後には「国家機関業務妨害罪」で正式に逮捕されました。

起訴状において、検察は楊彩英の日本での人権活動を「国外メディアを通じた虚偽情報の拡散と政治体制、政府、国家指導者への悪意ある攻撃」と明記しており、こうした訴追手法は、平和的表現や正当な陳情、言論の自由を弾圧する際に常用されるものであり、本件が報復的な越境弾圧であることを明確に示しています。

 

拘禁中の拷問、虐待、医療剥奪(生命の深刻な危機)

二人は常州市の拘置所で、深刻な拷問、虐待、そして医療剥奪にさらされています。

• 楊麗: 2024年11月、人権侵害に抗議したため、手足を4日間にわたり拘束され、ハンガーストライキを行った末、強制的に給餌されました。2025年1月には心不全、腎性貧血、激しい痛み、著しい浮腫が発症しました。医療剥奪と食事虐待に抗議するため複数回のハンガーストライキを余儀なくされ、その都度強制給餌を受けました。その後、当局は検査結果を開示せず、病状を意図的に隠蔽しました。2025年5月には透析寸前まで病状が悪化しました。拘置所の医師は「深刻な状態であり、拘禁には適さない。直ちに医療措置と食事の改善が必要」と警告しましたが、施設側は「指導部の承認がない」として医療措置を拒否し続けています。

• 許冬青: 2025年1月、長時間の座位拘束という拷問により膝を負傷し、毎日鎮痛剤が必要となりました。また、食事虐待により胃腸を損傷し、長期間にわたり点滴で命をつないでいました。2025年7月には意識不明となり、救命措置を受けましたが、当局は現在も病状を隠蔽しています。

弁護士と私たち家族は繰り返し保釈、医療措置を要請しましたが、「新たな犯罪を行う社会的危険がある」として拒否され、病歴開示の要請も拒否され続けています。また、二人の裁判は2025年4月21日および5月7日に開廷されましたが、判決は未だ出ていません。

 

孤立した事例ではなく、氷山の一角である

許冬青と楊麗の件は孤立した事件ではなく、中国当局による越境弾圧および体系的人権迫害の典型例です。2025年4月、ニュージーランドのメディアは、同国在住の人権擁護者・邢鑑氏の父親が中国で報復的に拘束されたと報じました。2025年7月、江蘇省の18人の被害者が連名で、省の高級官僚による組織的な迫害を告発しました。2025年8月には人権擁護者・尹旭安氏が、湖北省の高官による組織的迫害の指示を公に訴えました。これらの事例はすべて、中国当局による越境弾圧および体系的人権迫害の共通パターンを示しています。

 

署名のお願い

許冬青と楊麗が緊急かつ十分な医療を受け、無罪で早期に釈放されること、中国政府による越境弾圧および体系的人権迫害を阻止すること、人権と表現の自由を共に守るため、世界中の人々にこの共同呼びかけへの署名を求めます。

専門家、学者、議員、弁護士、被害者やその家族が公に参加し、明確に立場を表明されることをお願い申し上げます。

この共同署名は、国連人権理事会、国連人権高等弁務官事務所、各国議会の人権委員会や外交機関、国際人権団体に提出されます。

 

AP通信が2025年9月9日に発表した調査報道:

US tech companies enabled the surveillance and detention of hundreds of thousands in China​

Takeaways from AP’s investigation into how US tech companies enabled China’s digital police state​

 

许冬青、杨丽遭跨境镇压及系统性迫害事件时间表 及责任链图 /Timeline and Accountability Diagram of Transnational Repression and Systematic Persecution Against Xu Dongqing and Yang Li​

跨境镇压下许冬青与杨丽在常州市看守所遭受的任意拘押、酷刑与非人道待遇 / Transnational Repression: Arbitrary Detention, Torture, and Inhumane Treatment of Xu Dongqing and Yang Li in Changzhou City Detention Center​

中国警察による監視、尾行、と拉致。 Tracking, surveillance, and kidnapping by Chinese police. 来自中国公安的跟踪监视和绑架。​

受害者联名控告以李耀光为首的江苏省政法委系统性迫害 /Joint Complaint – Systematic Persecution by the Jiangsu Provincial Political and Legal Affairs Commission under Li Yaoguang​

已提交联合国特别机制和相关国际专业人士的一部分证据 / Part of the evidence submitted to the UN Special Procedures and relevant international professionals​

Mother and Sister Detained after Petitioning Against Illegal Land Grabs Chinese Woman living in Japan Threatened to be Kidnapped back to China​

新西兰媒体报道了人权捍卫者邢鉴在中国境内的父亲遭到报复性拘押 /New Zealand media reported that human rights defender Jian Xing’s father in China was subjected to retaliatory detention  ​

尹旭安公开控诉系统性迫害 / Yin Xuan publicly denounces systemic persecution(Chinese)

 

機関の賛同:応募中

個人の公開賛同:専門家、研究者、法律関係者、国会議員、被害者および被害者ご家族の皆様は、本フォームを通じてご賛同いただけます。

 

発起人:  楊彩英(許冬青の娘、楊麗の姉) 

発表日:  2025年9月9日 

第1回提出締切:  2025年9月20日(国連人権理事会第60会期の一般討論前)

追加の賛同:  初回提出後も署名募集を継続し、以降の提出に反映します

 

 

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