12/18、東京外環道トンネル施工等検討委員会有識者委員会は、中間報告を発表しました。
陥没地域は特殊な地盤で、トンネル工事の影響が直接伝わった。直径16mという巨大シールドマシンでは、今までと同様の±10%の管理値では誤差が大きくなりすぎ、土砂の取り込み過ぎが把握し切れていなかった。十分解明し切れていないところがあるので、調査を継続する。というような内容でした。
陥没ヶ所以外にも同様の地盤条件は何カ所かあるとしています。工事を再開すれば、同じような被害が今後もあちこちで起きる可能性があるということです。何より、外環道は大深度トンネルを2本掘る計画で、陥没・空洞のすぐ東側にもう1本のシールドマシンが通る予定です。東側の地域には既に、ひび割れや液状化、地盤沈下が起きています。家屋調査の範囲外にも被害が及んでいる模様です。再度掘削したらどんなことになってしまうのでしょうか。
今回の事業者NEXCO東日本は、住宅の被害は個別に対応するとしていますが、どの範囲でどの程度補償するかは明確にしていません。今までの事例によれば、工事中の補償は家屋の補修にとどまることが多いのです。一旦修理した家にまたヒビが入るなど、被害が後からさらに拡大する場合もありますし、雨戸が閉まらなくなったままという家もありました。4,5年経って井戸が涸れる、ヒビが入るなどの影響が出てくる場合もありますが、因果関係の証明が困難できちんと補償されにくい事態にもなっています。地下の変位は、時間をかけて継続し続ける可能性があるのです。これから最低5年は地盤変動の計測をし続ける必要があります。
住民は、単に家屋の補修だけではなく、安心して暮らせる環境を戻してほしいと願っています。被害発生前の適正な価格で買い上げてほしい。と希望する方もいます。きちんとした被害への補償・賠償は当然です。
これ以上被害を拡大させないためにも、外環道事業・工事は中止してください。紙面での署名活動も行っています。プリントアウトして周囲の方から署名を集め、送付先に郵送ください。国交省宛と東京都宛の両方にご署名ください。第1次集約は1/8です。