
滋賀県の「社会福祉法人グローにおける性暴力・ハラスメント事案に係る県の対応の振り返りを踏まえた今後の対応について」(6/13)と知事会見(6/17)を受けて、Dignity for Allがコメントを出しました。
6月20日の県議会本会議では、この問題を唯一継続的に取り上げてきた、節木三千代議員(日本共産党)が、このコメントのほぼ全文(下記)を引用し、この言葉をしっかり胸に刻んで、県の対応を「振り返り」ではなく検証を行うよう知事に求め、認識を問いました。
「長年の北岡賢剛氏による性暴力・ハラスメント被害について、いくつもの高いハードルを乗り越えながら原告がようやく声を上げた時、北岡氏が役員などで関わっている多くの法人は沈黙するか、係争中を理由に何も表明してきませんでした。また、滋賀県も係争中を理由として、態度を表明してきませんでした。
一方で、声を上げたのは、原告の友人や元同僚、家族、そして、滋賀県でもこの事案に関心を向けてくださった市民の皆さんでした。 この構造自体が、まさに性暴力・ハラスメントを温存させている仕組みそのものように感じます。 もしも、力を持っている法人役員の皆さんが、行政機関の皆さんが、「性暴力・ハラスメントは絶対に許されるものではなく、その声をあげた人がいたとしたら、その方たちの安全性を保障しながら、真摯に耳を傾ける」と表明したとしたら…
暴力の構造を温存せずに二次被害が防げるかもしれない… 他に被害を受けていた人がいたら、その人も声をあげられたかもしれない… 未来の世代の皆さんが、声をあげてもいいんだと思えたかもしれない…
力を持っている方たちが、重要な場面で沈黙することは、そんな当たり前に尊重にされるべき希望を一つひとつ摘み取っていることになります。」
知事は、胸に刻むとしつつも、県の対応については第三者行為を設置する場合にはあたらないと述べました。
録画はこちらの開始34分過ぎ頃からグロー関連の質疑が始まり、上記部分は48分頃からです。後日、議事録が公開されたら改めてお知らせします。