

2月7日午前は、心配した寒さも思ったより厳しくなく、準備した使い捨てカイロも活躍とまでいかない中で、17人が参加し、湖岸道路交差点と会場の大津プリンスホテル前に分かれてスタンディングをしました。取材も3人の方が来ていただき、特に東京からネットメディアのDialogue for Peopleさんも駆けつけてくださいました。
そして、アメニティーフォーラム参加者やドライバーに、「性加害の告発に向き合ってください」と訴えました。手を振ってくれるドライバーさんなどもいました。私たちのパフォーマンスが、あった事をなかったかのようにアメニティーフォーラムが開催されることについて、参加者どうしで会話するきっかけにでもなってくれたことを願うばかりです。
原告の裁判支援をしているDignity for AllのSNS発信によれば、アメニティーフォーラムでは、「誰もが安心でき『福祉』を目指して~この業界をアップデートするための取り組みと歩み~」という題目で、ハラスメントについてのセッションが行われ、水流源彦氏(NPO法人全国地域生活支援ネットワーク代表)、村木厚子氏(全国社会福祉協議会会長)、田島光浩氏(全国地域生活定着支援センター協議会代表)が登壇したそうです。
しかし、北岡氏による性暴力・ハラスメント、グローの安全配慮義務違反、それらが裁判で争われて事実認定されたことなどは一切スルーしたまま、登壇していた主催者代表は自らのかかわりや責任を棚上げして、ハラスメントは断じて許さないと改めて強調したいと発言したようですが、何をか言わんやです。
約1時間45分のスタンディングの後、別の会場で、スタンディングに参加いただいた皆さんと共に、社会福祉法人グローにおける性加害問題を考える会・滋賀の拡大運営委員会を開きました。会議では当会発足以来約1年間の取組みの経過等を確認した後、様々な意見交換をしました。
特に、アメニティーフォーラム28と全く同じ日程でびわ湖ホールで開催されている「障害者の文化芸術国際フェスティバル」、およびこの中で行われる「糸賀一雄記念賞音楽祭」について話題になりました。この音楽祭は、県からの補助金も入って、グローが事務局を担当して毎年行われており、例年であればアメニティーフォーラムと別の時期に開催されているからです。さらには前述のとおり、アメニティフォーラムでは、まがりなりにもハラスメントをテーマにしたセッションが設けられたのに、その同じ時間帯にグローはすぐ近くのびわ湖ホールで別の行事を開催しているというのは違和感を禁じ得ません。
また、当会から滋賀県への申し入れに対する昨年末の県の回答についてのコメント案についても検討しました。「二次加害」をしている自覚のない滋賀県の回答には呆れるばかりでした。
北岡氏の性加害問題の裁判は、北岡氏の控訴により木村さん(仮名)にかかる控訴審が2月21日から始まること、グローの人事刷新などはまだ行われていないこと、県のグローに対する指導の問題、そして何よりもこの問題の検証がなされていないこと等々をはじめ他にも問題・課題は残されたままです。今後当会としては、たちまち県の回答に対する当会のコメントの公表なども行いながら、さらに、多くの皆さんに訴えていきたいと思います。
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