Petition update五輪スポンサー日清食品さん、森林破壊フリーの東京五輪に! 〜問題あるパーム油を使わないで〜日清食品、新環境戦略発表〜問題あるパーム油は2030年まで継続?〜
レインフォレスト・アクション・ネットワーク (RAN)東京, Japan
Jun 19, 2020

前回(6月3日)の報告から賛同者数が伸び、3万筆に手が届きそうです。署名を拡散してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

6月18日、日清食品の担当者に約3万筆の署名が届いていることをメールで伝え、昨年は受け取り拒否された署名を、今回は受け取ってくれるようお願いしました。日清食品から返答があり次第、皆さまにお知らせします。

【持続可能なパーム油 100%、2030年って遅くない?】 
日清食品は6月9日、「Earth Food Challenge 2030」という新環境戦略を発表し、その中で「2030年度までに持続可能なパーム油のみを調達する」という目標を設定しました。
https://www.nissin.com/jp/news/8690

このような目標を発表したのは歓迎しますが、裏を返せば、これから10年にわたって、問題のあるパーム油を使い続けることができるという非常に低い目標です。国連の「持続可能な開発目標」(SDGs)目標15.2では「2020年までに森林減少阻止」を求めているので、実は全く不十分なのです。

また目標の中の「持続可能なパーム油」には、国際的な機関の「持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)」が認証したパーム油に加え、同社の独自アセスメント(評価)によって持続可能であると判断されたパーム油も含まれます。評価方法次第では、低い基準や曖昧な基準で評価され、持続可能であると判断されてしまう可能性もあります。

これで「チャレンジ」といえるのでしょうか?

【持続可能なパーム油とは?】
持続可能なパーム油には、少なくとも以下が必要と考えられます。

  • 森林破壊を起こさない
  • 気候変動に大きな影響を与える泥炭地開発を行なわない
  • 生産過程において人権侵害を引き起こさない
  • 法令に反していない

RANの調査では、手つかずの熱帯泥炭林が広がる「ルーセル ・エコシステム」(インドネシア)内の保護区で違法栽培されたアブラヤシの実が、ある搾油工場に運び込まれ、そこから日清食品の取引先企業がパーム油を調達していたことが判明しています。

RANは、花王やネスレなど、パーム油を使っている大企業が採用している「森林減少ゼロ、泥炭地開発ゼロ、搾取ゼロ」基準を、日清食品も採用するよう求め続けています。

【株主総会前に、みなさまにお願い】 
6月25日の日清食品の株主総会まで一週間を切りました。日清食品からは「森林減少ゼロ、泥炭地開発ゼロ、搾取ゼロ」基準採用の連絡はきていません。

森林を守るために、再度のお願いになりますが、
皆さまに以下の二点のご協力をお願いします。

1) 日清食品のフォームに書き込む
日清食品ウェブサイトのお問い合わせフォームに「森林破壊や泥炭地開発、人権侵害などの問題のあるパーム油を買わない方針への強化を求めます」など、ご意見を書いて送ってください。
https://www.nissin.com/jp/customer/form/
 
2)この署名を拡散する
6月25日の株主総会に向けて、この動きを後押しするために署名を拡散してください。
http://chng.it/GZZrzYjrsj

※参考:RAN報告書「キープ・フォレスト・スタンディング:森林と森の民の人権を守ろう」(日本語要約版)
https://bit.ly/2Yd4j0j

RAN動画「キープ・フォレスト・スタンディング」(字幕あり)
https://www.youtube.com/watch?v=EXwNbKVouow

発信者
レインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)
米国のサンフランシスコに本部を持つ環境NGO。1985年の設立以来、環境・森林保護で最前線に立つ人々とのパートナーシップと戦略的キャンペーンを通じて、環境保護と先住民族や地域住民の権利擁護活動をさまざまな角度から行っています。日本にも支部を置いています。

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