
世界一のクリスマスツリーイベント中止を願う市民一同
Nov 30, 2017
今回はキャンペーンにご賛同いただき誠にありがとうございます。
開始してから7日間で現在1万人以上の賛同者が集まっており、
刻一刻と更に増え続けています。
インターネットの記事にも取り上げていただきました。
https://www.excite.co.jp/News/it_g/20171128/Buzzap_46284.html
イベントは明日から開催です。そら植物園宛には署名キャンペーンの進捗状況が随時メールで発信されておりますが、先ほど神戸市長宛にもメールにて署名の状況説明とイベント中止要請を送らせていただきました。何らかの発表及び返信があり次第、この場でご報告いたします。
さて、主催者であるそら植物園株式会社代表 西畠清順氏が昨日11月30日に声明を発表しました。
http://soratree.jp/message.html
ぜひ、ご一読ください。
いろいろ突っ込み所はありますし、さまざまにネット上であふれている疑義に対して十分ではないものの、丁寧に説明を試みています。
圧倒的知名度を誇り、数々の大プロジェクトを手がけてきた西畠氏に比べ、8900人の大半はか細い声の普通の人たちばかりです。そしてもっと沢山の人たちが、このキャンペーンに賛同せずとも、TwitterやFacebookなどのSNSで、あるいは日々の立ち話で、違和感や怒り、悲しみ、疑問などを取り上げ、そして、さまざまな手段で彼や関係者に向けて伝えていきました。中には情報が錯綜し、誤解もあったでしょう。けれども、共通していたのはこのイベントに対する根源的な違和感です。人のためと言いながら圧倒的な自我を感じること、そして、木をこんな風に扱いそれを衆目に晒していいのか? と。
その草の根の力が、彼をようやく動かすことができました。イベントの中止を目指したキャンペーンはまだ成就していません。けれども、6日間(それ以上)に渡ってほぼ沈黙を守ってきた氏にコメントを出させ、その考えを明らかにさせたのは無数の市井の人の声の一定の勝利です。
声明の中で、かれは神戸市中央区にある生田神社の鳥居に件のアスナロを再利用すると言明しています。これはキャンペーンで主張されている適切な再利用に適ったものと考えます。 西畠氏には、これら無名の人々の声に応えたことに対しては評価したいと思います。
一方で、こうした、様々な声が巻き起こり、多くの人が木について、植物について、生命について考えたのは、狙い通りだという趣旨の文言がみられます。
「世間のたくさんのひとが(普段植物のことを語らないひとも含めて)この一本の木が今後どのようになるかを想像したり、議論したり、心配してもらうためのきっかけとして、あえて「未定」と発表したこと、根鉢をつけたことでその想像の幅を膨らませてもらうことが、このプロジェクトの作り手として意図的にさせていただいたものであります。」
これについては、怒りを持って反論させていただきます。あのような形で木を傷つけて見せつけなければ、人々が気づいたり、議論を巻き起こせないと思っているならば、植物に携わらない人へのこの上ない侮辱です。僕らは無知であったとしても、そんなに恥知らずではないからです。そして植物を相手に日々奮闘している人々に対する侮辱でもあります。僕らの努力は不十分かもしれないけれど、こういうことをしてまで達成したいなんて夢にも思わない。やっていいことと悪いことがあります。
そして、何より
「もともと、技術的には、北陸新幹線よりも大きなこの木を道路を走れるように小さくするため、根鉢を規定の大きさ以内に納める必要があり、これは樹木の大きさから考えて移植が難しいことは明白でした」という言葉をなぜ今出すのでしょうか。移植を偽装して結局材木として扱うことが、どれほど多くの人を傷つけるか考えたことがあるでしょうか。これは、感情論ではありません。人の感情を軽んじてはならない、という倫理の話です。
彼の狙い通り、特に植物に関わる生業を持つ人たちはたくさんのことをこの件から学びました。その一つが、この草の根の重要性です。誰にも注目されなくても、一つ一つ小石を拾うように、植物と向き合って、それを伝えていくこと。このことの大切さを改めて思い知りました。 このあと彼がどうするかは分かりませんが、同じようなことを繰り返すならば、無名の人々は何度でも立ち上がるはずです。植物がひどい扱いされるのは、いやですもんね。
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