
前回進捗報告しました屠殺場についての追加報告です。
この屠殺場はアニマルライツセンターが2016年に一度調査し、改善を求めていた屠殺場でした。しかし前回報告した通り、2020年の調査で改善されていないことが分かりました。
2016年と2020年の比較動画はこちらをご覧ください。
https://youtu.be/T5Oz4pvKlSw
再び、この屠殺場を所管する食肉衛生検査所に連絡をとったところ、次のような回答がありました。
・関係者に再度周知徹底するため、動物の適正な扱いについて、新たな看板を掲げる
・スタンガンの多用について、日ごろから啓発しているが、再度文書、朝礼などで啓発を行う
しかし私たちは、この回答で安心することができませんでした。2020年、この屠殺場のスタッフは皆スタンガンを持っていました(中には両手で持っている人もいました)。他のやり方を試してみてどうしても動かないからスタンガンを使う、というのではなく、はじめからスタンガンが使用されていました。それ以外の追い込み方法は念頭にないように見えました。2016年に行った要望は改善につながっていませんでした。
前に進む場所がない豚たちにスタンガンを当て続ける輸送業者や、蹴られる豚たちを見て、文章のやりとりで改善されるとは思えず、食肉衛生検査所ではなく、屠殺場に直接面会を申し入れました。
しかし面会を断られました。
この屠殺場だけではありません。
2016年に、やはりここと同じように豚を蹴る、電気スタンガンの多用などの虐待行為を行っていた別の屠殺場があります。アニマルライツセンターはそこにも改善策を示し要望書を提出し、先方からは実際的で前向きな回答が得られていました。しかし2020年の視察で、やはりここも改善されていないことが分かりました。
アニマルライツセンターはこれからも、屠殺場での動物への虐待行為について、要望を続けていきます。しかし改善に結びつけるのは容易ではありません。
その責任を、屠殺場やそこで働くスタッフに一方的に押し付けるつもりはありません。動物が大量生産大量消費され、モノのように扱われてしまう社会を作ってきたのは私たち一人ひとりだからです。
日本だけで一年間に
豚 16,319,598頭
牛 1,043,276頭
鶏 802,588,000羽
これだけの動物が殺されています(2019年)。
・畜産動物の実態をSNSでシェアする、人に話すなどして周知する
・動物性の食べ物をやめる、減らすという選択をする
私たちにできることがあります。私たち一人一人の行動が、動物を守り、私たち自身を守り、地球を守ることに繋がります。