Petition update【署名を締め切りました】伝統芸能でのハラスメント対策について署名の提出を行いました。ご協力ありがとうございました
元・三遊亭 天歌Japan
Jun 23, 2024

 お世話になっております。落語家の元・三遊亭天歌こと吉原 馬雀(よしわら ばじゃく)です。

 6月26日開催の一般社団法人落語協会の会員総会を前に、皆さまより預かりました署名を提出を致しました。

 ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 以下詳細を説明いたします。

 

Q なぜこのタイミングでの提出なのか?

A 

 端的に申し上げると、皆様のご意思をより効果的に活用させていただくためです。

 ハラスメント対策については、個人的に落語協会に対して文書でたびたび要望を提出しておりました。

 そのやり取りの中で痛感したのは、結局ハラスメント対策を推進するのは、理事会(株式会社で言う役員会)次第であるという事です。

 そのためには議決権を持つ落語協会会員が、適切な理事を選ぶ必要があります。

 そこで、今年の6月26日に開催される落語協会の総会は、役員が一斉に改選される年(各役員の任期は2年)ですが、このタイミングで提出をさせていただきました。

 署名提出の適切なタイミングがなかなかはかれずすみませんでした。

 

Q どのような形式で提出したのか?

 落語協会には事前に署名を受け取ってもらえるか書面で確認をしました。

 その上で受領の回答がきたので、署名を書面にプリントアウトの上で郵送にて提出を行いました。

 

Q 落語協会には署名を通して、どのような要望を伝えたのか?

 当署名Webページ記載の下記の内容を、署名に添えて書面にて伝えました。

【落語協会に対する要望】

① 落語協会は社会的責任ある組織として[ハラスメントの問題を真剣に考え根絶をする声明]をお客様に対しても表明をすること。

② 協会関係者むけへの合同のハラスメント講習会の後、独立した第三者機関による匿名アンケートを実施し、被害の全容を把握する。

③ 被害者が匿名でも安心して利用できるよう、専門家による独立した相談窓口を再設置する。

④ そのうえでパワハラ防止法を厳守した各指針を示し厳格に運用する。

 ただし、署名開始からおよそ1年半が経過しており、上記要望のうち実現しているものがあるため、その点を同書面にて補足説明しました。

 ①については、落語協会公式ホームページでの下記お知らせで達成しているものとしました。
【落語協会】ハラスメントをめぐる協会員間の民事訴訟について

 ②については、ハラスメント講習会は2022年12月と2024年2月に開催されておりますが、ハラスメントについて匿名でのアンケートにて業界のハラスメントの全容と実態把握はなされていません。

 ③については、協会内部に相談窓口はあるものの、独立した窓口はありません。

 ④については、各指針について、相談窓口のことなどを楽屋内掲示などで周知されていません。また落語協会の相談窓口対応マニュアルについては、相談対象者が事務所職員を想定したものであり、実演家である会員からの相談を前提としたマニュアルは未整備です。

 以上を踏まえて、②~④について、落語協会に対して本署名を通して要望を行いました。

 

Q 今後このページはどうなるのか?

 本署名ページにて、署名募集は締め切りをした旨を明示します。

 ただし現段階で署名を提出したばかりであり、落語協会での対応がまだ分からないので、引き続き動きがありましいたら、本ページのお知らせ機能でシェアさせていただきます。

 また本ページには、これまで落語協会に対策を求めてきた経緯が詳細に掲載されており、実演の現場でのハラスメント対策を求めるうえで資料としてお役に立てると考えますので、本ページの閉鎖は現段階では考えておりません。

 署名提出後も本ページを上記目的で存続する旨については、2024年4月9日時点での私からの要望書で落語協会にも通知済みです。

 

Q 落語協会へのハラスメント対策は、何が焦点となるのか?

 まず6月26日の総会にてどのようなプロセスでどのような役員人事が決定となるのかは注目しています。

 あとは私個人的な視点でのものと、全体的目線でのものについてです。

 まず前者について、2022年2月20日以後、私が当時の役員からのハラスメントの事実を落語協会に報告したものの、その対応が不十分であった点は検証がまだなされていないと考えています。

 この点は、新役員体制になったタイミングもしくは現在控訴審が係属中なので、その判決が出たタイミングで、質問状での各設問を通して細かい検証を落語協会に求めます。

 後者については、今年秋にフリーランス保護新法が施行になり、事業主である落語協会には会員に対する具体的かつ明確なハラスメント対策が義務となりますので、とりわけ周知義務とマニュアルの整備を協会に求めて参ります。

 


 以上です。

 重ねて署名にご協力いただいた皆様に篤く御礼を申し上げます。

 


 2024年6月24日  吉原 馬雀

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