
宮入 恵理Tokyo, Japan
21 Jun 2013
環境に配慮することを理念に掲げた企業-無印良品-は、準絶滅危惧種としてIUCNレッドリストに登録された動物を彼らの商品に利用していることを、2013年6月7日発表のプレスリリースで表明しました。
ところが6月18日、その内容に大きな変更を加えました。彼らの用いた”混獲”という言葉は世界的に誤解を生む可能性があるため、その言葉を引き下げたのです。”混獲”で得たサメだから問題はないという彼らの発言に対し、私の知る限り多数の方が憤りを感じ、抗議をしています。なぜなら”混獲”自体が、主に延縄漁において多数のイルカやウミガメの命を同時に奪うため、世界中で深刻な問題となっているからです。無印良品はその認識がなく責任回避のために”混獲”という文言を使用したものと思われますが、結果としてより彼らの行為を残忍に見せることになりました。この事態を修復するためプレスリリースに変更を加えた無印良品ですが、今度はヨシキリザメの漁について国内及び国際的な規制がないため利用には問題がないとの主張を全面に押し出してきました。
しかし、いかがでしょう。冒頭に述べた通りヨシキリザメは準絶滅危惧種として国際的に登録されています。無印良品が環境に配慮することを企業方針として掲げている限り、危険度の大小に関係なくレッドリストに登録されている動物を利用しているということ自体が問題なのです。私たちはCSR(企業の社会的責任)を今後も追求していきます。
ニュースリリース:
HTTP://RYOHIN-KEIKAKU.JP/NEWS/2013_0607.HTML
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