Petition update東北福祉大学に学費減額等の支援を求めます~新型コロナウイルス感染症の流行に伴う、キャンパス閉鎖と授業のオンライン化に対する学生の影響を考慮してください~

東北福祉大学に学費減額等を求めるオンライン署名における学長からの回答と、今後のアンケート活動について

東北福祉大学 学費減額を求める会
Jun 13, 2020

オンライン署名の賛同者が200名を達成しました。ご協力いただき誠にありがとうございました。また、#TFUコロナアンケートには「対人授業を受けられないにもかかわらず高額の学費をとられるのは納得がいかない」「家賃も、実習費も、演習等で身につけるはずの自身のソーシャルワークの技術も...精神的にも、なにもかもこの状況での負担が大きすぎます」など多くの方から不安や怒りの声が寄せられました。コロナ以前から高額費で学費を工面するのも大変な状況の中、コロナの影響を受けてさらに学生や家族の生活が深刻さを増していると改めて気づかされました。

 5月22日付で東北福祉大学の千葉公慈学長から郵送にて回答書をいただきました。当会で内容をそのまま打ち込みました。この文章の最後に全文を載せています。
 回答書の内容については「通信環境整備に一部として全ての学生に3万円を助成」という前進はありましたが、「一律に授業料等を返還あるいは減額することは考えていない」ということでした。アンケートの自由回答欄に寄せられた89名の実態も書面で添付しましたが、そのことに関しては触れられておりませんでした

 一方、国としての支援については安倍政権は第2次補正予算案で、各大学が行う授業料減免などを支援する予算として153億円を計上しました。全国で200以上の大学に広がった学費減額等の運動などが政治を動かしたと思います。しかし、授業料の一律学費半額免除は盛り込まれない、学生支援給付金が対象が狭い(大学・専門学生など約370万人中、対象43万人)などまだまだ支援が足りていません。国にも大学にもさらに支援を求めていくことが必要です。

 発起人で話し合いをしたところ、「大学の回答には思うところがあるが、ほかの学生はどうなのか」「オンライン授業も始まり、学生の要求は変化している」と議論しました。そこで、回答書に対する意見を集め、場合によっては大学に意見書を提出することにしました

 回答書についての意見や大学に求めることなど、ぜひ皆さんの意見を聞かせてください。アンケートはこちらから。https://forms.gle/H8ofok7CWjkpxmWm6
Twitter@tfu_gakuhigen


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令和2年5月22日
東北福祉大学学費減額を求める会様
東北福祉大学
学長 千葉公慈
回答書


 日頃より本学の教育・研究活動への多大なご理解とご協力を賜り、改めまして厚く御礼を申し上げます。また、新型コロナウイルス感染拡大により、不安な日々を過ごされているすべての皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。新型コロナウイルスの一日も早い収束を切に願っております。新型コロナウイルスへの対応等のために、ご要望に対する回答が遅くなりましたことをお詫びいたします。本学の対応方針については、以下のとおりです。

⑴ オンライン授業に関する支援について
本学は、5月18日からオンライン形式の授業を実施しております。教職員・学生ともに不慣れな形式での授業になり、色々な課題も明らかになると思いますが、教職員合同チームを中心に全学をあげて円滑な授業の実施が行われるように努めております。関係者の皆様におかれましては、学生自身の健康と地域の皆様の健康を守るためにオンライン形式の授業の実施についてご理解とご協力をお願い申し上げます。

 本学においては、大学と学生との連絡手段やカリキュラムの履修登録、充実した教育のためのツールとして、入学時に学生全員にパソコンを貸与しております(卒業時には無償譲渡)。また、大学構内では既に無線LANによるネット環境を整備しておりますが、学生の自宅やアパートでのネット環境が必ずしも十分ではないことに鑑み、学校法人栴檀学園においては、通信環境整備の一部として全ての学生に3万円を助成することといたしました。
 また、視覚障害のある学生に対しては、字幕の配信等によりオンライン形式の授業に支障がないように配慮し、個別に支援スタッフが対応することとしております。

⑵ 学費について
 本学としては、当面対面型の授業を行うことは厳しい状況ですが、上記のとおり本学のミッションを実現するための質の高いオンライン授業を準備し実施していく予定です。
 学費については、卒業、学位授与を見据え、そのために必要な教育プログラムの開発及び提供、充実した教育研究環境に向けたキャンパスの施設設備の整備・維持管理のために収めていただいているものです。このように新入生及び在学生が本学で在学期間を通じて教育を受けるための費用を分割して納付していただいており、今回の事態により一律に授業料等を返還あるいは減額することは考えておりません。


⑶ 学費の納入期限等
 令和2年度の学納金納期については、前期及び一括納入の期日を5月10日としておりましたが、今回の新型コロナウイルス感染の社会的影響等により期日までの納入が困難な場合、8月11日まで納入期日を延長することとしました。8月11日以降に個別に経済的な状況などをお聞きしながら、対応してまいりたいと考えております。

 また、本学は「行学一如」の建学の精神のもとに「自利利他円満」を教育理念としております。このため、今回の新型コロナウイルス感染拡大による影響により、家計支持者の収入の激減や学生のアルバイト収入の減少等で、修学の継続に支障をきたしている学生が経済的な理由により、修学をあきらめることのないように、国の就学支援制度や日本奨学生支援機構の奨学金の活用を学生に働きかけるとともに、家計が急変した学生に対する東北福祉大学奨学金(緊急案件)や東北福祉大学学費減免規定による授業料等の減免を検討し取り組んでおります。さらに、教職員や卒業生から経済的に困難な学生に対する緊急的な経済支援のための寄付金の募集活動を行うことといたしました。

⑷ 新入生への対応
 4月3日に、短時間の入学オリエンテーションを開催しましたが、当日宮城県知事及び仙台市長から自粛要請が出されたため、4月4日からのガイダンスを中止し、5月11日から各種ガイダンスを、5月18日から授業を対面形式ではなく、すべてオンライン形式で実施することとしました。新入生及び在学生に対しては、ホームページ等を通じて感染症対策や履修登録、各種手続きについて随時情報提供するとともに、授業等に関する問い合わせをメールまたは電話で受け付けております。

 また、学生の状況を把握するために、各リエゾンゼミⅠ主担任・副担任を中心にメールや電話で学生一人ひとりに連絡を取ることとしています。5月8日には、新入生がパソコンの操作やEduTlack(統合型学修支援・管理システム)の使い方に慣れてもらうために「オンライン授業スタートアップガイド」を新入生全員に送付しました。
 本学としては、オンライン授業での履修や単位取得について、新入生の不安を少しでも解消できるように今後とも丁寧な説明と無理のない授業方法でオンライン授業を実施していく予定です。
 学生の皆さんにおかれましては、どうぞ大学を信頼の上、安心して学業に打ち込んでいただきたいと思います。そのためにも、本学は全力で学生の支援に邁進する所存です。

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