

図は東京のエンゲル係数の推移(東京都の統計2024より)
8月4日 中央最低賃金審議会は2025最賃引き上げ目安答申。そして8月7日東京最賃審議会が、この中賃目安どおり63円引き上げを答申しました。この3日間で、東京審議会は6回の専門部会を開催し検討した模様ですが、いったい何が検討されたのか、議事録・資料など情報は何も公開されていません。東京最賃の検討でなにが必要だったのか。中賃審議会公益員見解をもとに考えます。
中央最賃審議会目安答申の「中身」というか、考え方を示した公益委員見解(厚労省HP 8月4日 令和7年度地域別最低賃金額改定の目安について) 1
今後東京最賃検討のために、参考になる点を付記します。
1.生計費
「持家の帰属家賃を除く総合」
2024年 10 月ー2025年6月 平均3.9%
前年同期の平均3.2%から引き続き高い水準となっている
「頻繁に購入」する品目
2024年 10 月ー2025年6月 平均4.2%
前年同期の平均5.4%から低下したものの、引き続き高い水準となっている。
「食料」
2024年10月ー2025年6月 平均 6.4%
前年同期の平均5.5%に続き、高い水準となっている。
「基礎的支出項目」
2024年 10 月ー2025年6月 平均5.0%
前年同期の平均 2.9%に比べ高い上昇率となっている。
「1か月に1回程度購入」する品目
2024年 10 月ー2025年6月 平均 6.7%
前年同期の平均1.1%から大幅に高い水準で推移している。
これらに対する東京都区部統計
出典 東京の物価 -東京都区部消費者物価指数-《 令和7年(2025年)6月分 (中旬速報値)
「持家の帰属家賃を除く総合」
★東京都区部 2025年6月 前年同月比 3.6% 10-6月 平均3.4%UP
「食料」
★東京都区部 2025年6月 前年同月比 6.4% 10-6月 平均6.0%UP
他の数値、東京審議会で検討されたのだろうか?
2.エンゲル係数(消費支出に占める食料費の割合)
令和6年 勤労者世帯で26.5%
勤労者世帯のうち最も所得の低いグループである「世帯収入第一・十分位階級」 27.5% (公益委員見解)
東京のエンゲル係数
2025年中央最低賃金審議会目安小委員会第6回(7月31日)委員からの要望資料でも取り上げられている。
エンゲル係数の推移⃝エンゲル係数の推移をみると、近年上昇傾向であり、特に世帯収入が第一・十分位階級の世帯においては、更に高い値で推移している。chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/001531117.pdf
東京都の全世帯の消費支出について、消費支出に占める食料の割合であるエ. ンゲル係数 4 は 28.9%
エンゲル係数は前年に比べ0.2ポイント上回る 東京都の全世帯の消費支出について、消費支出に占める食料の割合であるエンゲル係数4は28.9%となり、前年の28.7%に比べ0.2ポイント上回った。 これは、食料が名目で2.5%増加、消費支出が名目で1.9%増加し、食料の増加率が消費支出を上回ったことによる。 (図1-8、統計表「第1表」)
Ⅱ 家計収支の概況 1 全世帯 (1)支出の動向 令和6年の ...
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