

〜被爆80年に向けて〜広島の被爆作家による原爆被災直後の資料をユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に登録してほしい
署名活動の主旨
「広島文学資料保全の会」の河口悠介です。「広島文学資料保全の会」の概要は最後に記載していますので、ご覧ください。
署名の締切は、8月20日です。
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1945年8月6日午前8時15分、広島に原子爆弾が投下され、人びとの暮らしは一瞬にして失われ、被爆直後は「75年間は草木も生えない」と言われてきました。
被爆から78年経った今、核兵器禁止条約が2021年1月22日に発効したにもかかわらず、核兵器使用について囁かれ、第三次世界大戦の可能性も指摘されています。だからこそ、戦争放棄を掲げた戦後平和主義の原点に戻ることが重要なのではないでしょうか。
そこで、広島の直接被爆した作家たちが被爆直後にその惨状を命がけで残した貴重な資料を、ユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に広島市と共同で申請します。
申請する資料は、次の通りです。
・栗原貞子『あけくれの歌(創作ノート)』
・原民喜『原爆被災時の手帖』
・峠三吉『原爆詩集(最終稿)』、『被爆時の日記』、『メモ~覚書~感想』
※『屍の街』(大田洋子)も追加予定で、現在デジタル化を進めています。
ユネスコ「世界の記憶」とは、世界的に重要な文書、絵画、フィルムなどの保存やアクセス促進を目的に、ユネスコが1992年に始めた事業で、1995年から登録が開始されました。「アンネ・フランクの日記」「ベートーヴェンの自筆譜」などが登録されており、日本からは「山本作兵衛炭坑記録画・記録文書」が2011年に初登録されました。
今回申請する資料は、いずれも直接被爆した作家たちが後世に伝えようと、被爆した直後にその惨状を命がけで残したものであり、また作家たちの創作過程が伺える貴重なものです。彼らは戦前から創作活動を始めていましたが、 被爆体験を経て人類の未来に思いを馳せ、世界の平和と核兵器の廃絶を祈る作家となりました。
広島・長崎への原爆投下は多くの新聞や雑誌で20世紀最大の事件として取り上げられています。それは20世紀最大の「負の遺産」ですが、その原爆投下による悲惨な被害を描いた原爆文学や絵画などは未だ「世界の記憶」に登録されていません。その一方で、ナチスの迫害を受けたポーランドのワルシャワ・ゲットーのアーカイブスやオランダのアンネ・フランクの日記は、それぞれ1999年、2009年に「世界の記憶」に登録されています。「負の遺産」には、人類がその未来のために学ばなければならないことが記録されているからです。
私たち 「広島文学資料保全の会」は、広島の原爆文学の一部を「世界の記録」に登録するために、これまでも運動してきました。被爆から78年が経ち、 被爆者の高齢化とともに被爆体験の風化が大きな問題となっています。この問題を克服し、世界に核戦争の危険に対する警鐘を鳴らすためにも、私たちは広島の原爆文学を「世界の記憶」として登録することを2015年6月以来提案し、これまで広島市と共同で2度申請をしてきました。今回は3度目の挑戦となります。
「世界の記憶」の審査は、ユネスコ事務局長が任命する委員14名によって構成された「国際諮問委員会 (IAC)」によって行われます。しかし、申請は1か国で2件までという規定があるため、日本ユネスコ国内委員会による国内審査で2件に選ばれなければなりません。国内審査で2件に選ばれれば、2025年のユネスコ執行委員会で審議されることになります。つまり、最終審査選定されれば、ちょうど被爆80年という節目の年に登録されることになります。だからこそ、「国際平和文化都市」としての責任を果たすためにも、「世界の記憶」登録実現を成し遂げ、後世に残して行きたいのです。
広島は世界で初めて原爆による壊滅的被害を受け、その体験は数多くの文学作品や手記などとして残されてきましたが、敗戦後の占領下におけるGHQのプレスコードによる「原爆を悲惨な事件として描写してはならない」という制限により、発表を禁止されたり修正を求められたりしたため、広くその被害の実態を知られるためには時間がかかりました。しかし、現在では20世紀の最大の事件として多くのマスコミが取り上げるようになりました。原爆投下とその悲惨な体験は 「人類の忘れてはならない」歴史的な事件であり、それを記録し、人々に伝えようとした原爆文学はまさに 「人類の忘れてはならない歴史的な文章であり、記録である」といえるでしょう。また核戦争の危険が過ぎ去らない現在、広島の原爆文学は、世界にもっと知られるべきではないでしょうか。
なお、後日改めて記者会見をし、詳しい説明を行う予定です。
⇩こちらのページから、署名用紙をダウンロードできます。オンライン署名ができない方にも、ぜひお届けください。
【関連ページ】
こちらも併せてご覧ください。
・【お知らせ】ユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に、「広島の被爆作家による被災直後の資料」を申請します
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【「広島文学資料保全の会」概要】
1987年2月、「広島の文学資料の保全をすすめる会」として発足。同年10月、「広島文学資料保全の会」となる。
広島市を中心とした近代の日本や世界の文学活動・交流の歴史的研究を目的とし、それに必要な関連資料の収集、保全を行っている。
原子爆弾とその非人間性をテーマにした新しい「原爆文学」という分野が広島および長崎に生まれたことは重要であることから、原爆および核の脅威を扱った文学について、有名・無名を問わず、資料・文献・情報・データーの集中をはかり、国際的レベルで研究・調査に応じるセンター(文学館)の設立をめざしており、そのために文学資料展、講演会、交流会、朗読会、セミナー等の活動も行っている。
・ホームページ:https://bungakuhozen.jimdofree.com/
・Facebook:https://www.facebook.com/bungakuhozen/
・Twitter:https://twitter.com/bungakuhozen
・Instagram:https://www.instagram.com/hiroshima.bungaku/

このオンライン署名は終了しました
署名活動の主旨
「広島文学資料保全の会」の河口悠介です。「広島文学資料保全の会」の概要は最後に記載していますので、ご覧ください。
署名の締切は、8月20日です。
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1945年8月6日午前8時15分、広島に原子爆弾が投下され、人びとの暮らしは一瞬にして失われ、被爆直後は「75年間は草木も生えない」と言われてきました。
被爆から78年経った今、核兵器禁止条約が2021年1月22日に発効したにもかかわらず、核兵器使用について囁かれ、第三次世界大戦の可能性も指摘されています。だからこそ、戦争放棄を掲げた戦後平和主義の原点に戻ることが重要なのではないでしょうか。
そこで、広島の直接被爆した作家たちが被爆直後にその惨状を命がけで残した貴重な資料を、ユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に広島市と共同で申請します。
申請する資料は、次の通りです。
・栗原貞子『あけくれの歌(創作ノート)』
・原民喜『原爆被災時の手帖』
・峠三吉『原爆詩集(最終稿)』、『被爆時の日記』、『メモ~覚書~感想』
※『屍の街』(大田洋子)も追加予定で、現在デジタル化を進めています。
ユネスコ「世界の記憶」とは、世界的に重要な文書、絵画、フィルムなどの保存やアクセス促進を目的に、ユネスコが1992年に始めた事業で、1995年から登録が開始されました。「アンネ・フランクの日記」「ベートーヴェンの自筆譜」などが登録されており、日本からは「山本作兵衛炭坑記録画・記録文書」が2011年に初登録されました。
今回申請する資料は、いずれも直接被爆した作家たちが後世に伝えようと、被爆した直後にその惨状を命がけで残したものであり、また作家たちの創作過程が伺える貴重なものです。彼らは戦前から創作活動を始めていましたが、 被爆体験を経て人類の未来に思いを馳せ、世界の平和と核兵器の廃絶を祈る作家となりました。
広島・長崎への原爆投下は多くの新聞や雑誌で20世紀最大の事件として取り上げられています。それは20世紀最大の「負の遺産」ですが、その原爆投下による悲惨な被害を描いた原爆文学や絵画などは未だ「世界の記憶」に登録されていません。その一方で、ナチスの迫害を受けたポーランドのワルシャワ・ゲットーのアーカイブスやオランダのアンネ・フランクの日記は、それぞれ1999年、2009年に「世界の記憶」に登録されています。「負の遺産」には、人類がその未来のために学ばなければならないことが記録されているからです。
私たち 「広島文学資料保全の会」は、広島の原爆文学の一部を「世界の記録」に登録するために、これまでも運動してきました。被爆から78年が経ち、 被爆者の高齢化とともに被爆体験の風化が大きな問題となっています。この問題を克服し、世界に核戦争の危険に対する警鐘を鳴らすためにも、私たちは広島の原爆文学を「世界の記憶」として登録することを2015年6月以来提案し、これまで広島市と共同で2度申請をしてきました。今回は3度目の挑戦となります。
「世界の記憶」の審査は、ユネスコ事務局長が任命する委員14名によって構成された「国際諮問委員会 (IAC)」によって行われます。しかし、申請は1か国で2件までという規定があるため、日本ユネスコ国内委員会による国内審査で2件に選ばれなければなりません。国内審査で2件に選ばれれば、2025年のユネスコ執行委員会で審議されることになります。つまり、最終審査選定されれば、ちょうど被爆80年という節目の年に登録されることになります。だからこそ、「国際平和文化都市」としての責任を果たすためにも、「世界の記憶」登録実現を成し遂げ、後世に残して行きたいのです。
広島は世界で初めて原爆による壊滅的被害を受け、その体験は数多くの文学作品や手記などとして残されてきましたが、敗戦後の占領下におけるGHQのプレスコードによる「原爆を悲惨な事件として描写してはならない」という制限により、発表を禁止されたり修正を求められたりしたため、広くその被害の実態を知られるためには時間がかかりました。しかし、現在では20世紀の最大の事件として多くのマスコミが取り上げるようになりました。原爆投下とその悲惨な体験は 「人類の忘れてはならない」歴史的な事件であり、それを記録し、人々に伝えようとした原爆文学はまさに 「人類の忘れてはならない歴史的な文章であり、記録である」といえるでしょう。また核戦争の危険が過ぎ去らない現在、広島の原爆文学は、世界にもっと知られるべきではないでしょうか。
なお、後日改めて記者会見をし、詳しい説明を行う予定です。
⇩こちらのページから、署名用紙をダウンロードできます。オンライン署名ができない方にも、ぜひお届けください。
【関連ページ】
こちらも併せてご覧ください。
・【お知らせ】ユネスコ「世界の記憶」(国際登録)に、「広島の被爆作家による被災直後の資料」を申請します
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【「広島文学資料保全の会」概要】
1987年2月、「広島の文学資料の保全をすすめる会」として発足。同年10月、「広島文学資料保全の会」となる。
広島市を中心とした近代の日本や世界の文学活動・交流の歴史的研究を目的とし、それに必要な関連資料の収集、保全を行っている。
原子爆弾とその非人間性をテーマにした新しい「原爆文学」という分野が広島および長崎に生まれたことは重要であることから、原爆および核の脅威を扱った文学について、有名・無名を問わず、資料・文献・情報・データーの集中をはかり、国際的レベルで研究・調査に応じるセンター(文学館)の設立をめざしており、そのために文学資料展、講演会、交流会、朗読会、セミナー等の活動も行っている。
・ホームページ:https://bungakuhozen.jimdofree.com/
・Facebook:https://www.facebook.com/bungakuhozen/
・Twitter:https://twitter.com/bungakuhozen
・Instagram:https://www.instagram.com/hiroshima.bungaku/

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2023年2月22日に作成されたオンライン署名