松村 訓明香川県高松市, Japan
Sep 5, 2026

ご署名をしていただきありがとうございました。また、4名の方にはプロモーション支援もしていただきました。心より感謝申し上げます。

  • 袴田事件の検事総長談話について

畝本直美検事総長が令和6年10月8日に発した談話について、訂正又は謝罪を求め、署名を集めていたところですが、畝本検事総長は令和8年8月12日に退任し、後任の検事総長には川原隆司という方が就任しています。

談話を発した畝本検事総長が退任した現在でも、検察庁HPには「検事総長談話」(リンク)として、談話が掲示されたままとなっています。
 
そのため、署名の標題を「川原新検事総長は令和6年10月8日に畝本前検事総長が発表した検事総長談話を訂正又は撤回し、袴田さんに直接謝罪してください。」と変更して引き続き署名を集める所存ですので、お知らせいたします。
 なお、この談話については、袴田事件の弁護団長である小川秀世弁護士が名誉棄損であるとして、現在、裁判を行っており、直近では令和8年8月6日に第3回口頭弁論が開かれました。(刑事弁護OASIS 080819公開(リンク))

その中で国は「談話には『袴田さんが犯人である』との記載はなく、そう受けとめられないよう留意した表現を使っている」また「再審無罪という結論ではなく判決理由中の判断に問題があることを指摘している」として、名誉毀損を改めて否定する準備書面を提出した。」とされています。

このことについて、小川団長は「国は、談話に記したのは判決理由への不満であり無罪への不満ではないとしているが、判決理由への不満を述べても控訴しない理由にはならない」と批判。「控訴すべき」との談話の記載を取り上げ、「無罪に対し不服でなければ控訴はできず、論理的におかしい」と力を込め、また「控訴する理由は無罪判決への不満しかあり得ないが、そうは言えないから苦し紛れの言い訳をしている」と切り捨てました。

さらに、袴田事件への畝本(前)検事総長の対応に関しても「冤罪がなぜ起きたのか、(再審無罪判決が認定した)証拠捏造や違法な取調べなどを制度や組織の問題として真摯に検証せず、何も進展しなかった」と酷評した。」とされています。次回の口頭弁論は10月13日となっています。この裁判の行方についても留意して参ります。

私は新たな検事総長である川原さんが袴田さんに対して、真摯に謝罪するまでは署名を集め続ける予定ですので、どうかこれからもお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 

ここからは、内容が袴田事件の検事総長談話とは離れますので、お時間の許す方はお付き合いください。

  •  「香川1区」という映画の名誉毀損裁判について

検事総長談話について、署名していただいた中に私の知り合いの映画監督がいますので、ご紹介させてください。

それは、大島新さん(リンク)という映画監督です。(大島渚監督(リンク)のご子息に当たります)大島監督の奥さんが香川県の香川県立高松高校で小川淳也さん(リンク)という現在の中道改革連合の代表と同級生だったご縁もあり、頑張っている政治家に興味が湧き、小川淳也氏を主人公としたドキュメンタリー映画を2本撮っています。

1本目:「なぜ君は総理大臣になれないのか」(リンク 令和2年6月13日公開)

2本目:「香川1区」(リンク 令和3年12月24日公開 「香川1区」(リンク 予告編)「香川1区」(リンク 別の予告編)

小川淳也さんは、平成15年11月の衆議院選挙で私の地元である香川1区で初出馬し、平成17年9月の衆議院選挙で比例復活により初当選しています。私は小川さんが出馬したときから一貫して支持しています。その理由は、政治に対する熱い情熱を持っていることと「ただ社会を良くしたい」と国民生活の向上を願うひたむきな姿勢を持っているからです。

「香川1区」の映画の中では、平井氏が代表を務める政治団体の政治資金パーティーを巡り、パーティー券購入依頼文書の存在と告発者のインタビューを元に政治資金規制法違反の疑いについて報じました。文書には、「依頼枚数10枚×20,000円=200,000円」と共に「お手元所有参加券番号(ご出席依頼人数3名分)」との依頼が記載されていました。その場合、出席しない7名分に関しては寄付となるはずが、その旨が政治資金収支報告書に記載されておらず、映画ではこの件について平井事務所へ質問し、平井事務所からの回答と共に報じています。

 ・令和7年6月30日、自民党の平井卓也衆議院議員が大島新・ネツゲン・瀬戸内海放送の3者を相手取った名誉毀損と業務妨害の訴えが高松地方裁判所に起こされました。大島監督、ネツゲン(映画制作会社)、瀬戸内海放送に対し、それぞれ1100万円の損害賠償や謝罪を求めるというものです。

『以下のリンク先から引用』

〇「ネツゲン 香川1区裁判」より(リンク)

〇「瀬戸内海放送 令和7年7月1日付放送 訴えの初報」より(リンク)

〇「瀬戸内海放送 令和7年8月5日付放送 第1回口頭弁論」より(リンク)

〇「大島監督note 令和7年8月5日」(リンク)

〇「香川1区裁判note 令和7年8月5日」(リンク)

・平井氏の主張:2020年に開催したパーティーの案内状の他に「出席者を限定する内容の依頼文書(10枚購入で3人に出席人数を限定)」を作成、送付し、出席者を限定したこと、及び出席しなかった人数分のパーティー券収入については、パーティー券に名を借りた寄付ではないかというもので、映画では「政治の闇」という表題を付し、あたかも違法行為を行っているかのような表現行為がなされました。また、瀬戸内海放送では昨年の総選挙前の8月28日にテレビ放送のニュース番組内で、ニュースとしては異例の時間を割いて同様の報道をしました。映画や報道で示された出席者を限定する文書は当事務所が作成したものではなく、県内の会社がメモとして作成し、社員の勘違いによってこのような事態に至ったということが明らかになりました。しかしながら、「作成していないこと」を証明することは極めて困難であり、いわゆる「悪魔の証明」を求められる中で、日頃の政治活動及び選挙戦を通じてその誤解を完全に払拭するには至りませんでした。簡単な裏取り取材さえすれば直ちに明らかになるものを、あたかも疑惑があるかのように捏造された悪意のある映画及び報道は断じて容認できない。(平井卓也オフィシャルサイト 令和7年7月1日(リンク))

・ 大島監督の主張:映画では依頼書の作成者が実行委員会であると断定はしていない。女性の証言と、それを否定する平井事務所の見解を並べ、疑惑の存在を提示したに過ぎない。(瀬戸内海放送 令和8年4月28日)(リンク)

・ 瀬戸内海放送の主張:重要なのは作成者が誰かではなく、パーティー券の購入枚数より出席者を少なくするよう依頼する文書が存在したことであり、収支報告に政治資金規正法違反の疑惑がある旨を報道した。(瀬戸内海放送 令和8年4月28日)(リンク)

 私は映画「香川1区」を映画館で観ており、再度、DVDで観返してみました。

該当箇所はチャプター10「自民党の底力と政治の闇」(DVD114:53~118:38)です。

 ある女性から「平井卓也を励ます会」の文書が示され、大島監督がその女性からお話を伺い、そのことについて、平井卓也事務所に文書で照会を行っています。その大まかな内容は「1.この文書を作成したか」「2.10名分の券を購入しても3名しか出席できないのでは、残りの7名については寄付に当たると思われるが、政治資金収支報告書にその記載が無かった。これは政治資金規正法に違反していると思われるが、見解を伺いたい」というものでした。

 平井事務所からの回答は「当方で作成したものではないと思われますが、「本件文書」がどのようなものかわかりませんので、お答えしようがありません。」というものでした。

 私は以上のことから、映画の中で大島監督は女性の言い分のみを伝えたわけではなく、平井事務所の見解も併せて報じており、事実を公平に客観的に報じようとしていると感じられました。そのため、映画では平井氏の名誉を毀損することを目的として、報じてはいないと理解しました。

 私はドキュメンタリー映画というのは、目の前の事実をありのままに報じることが大切であると思っています。仮にこの内容は映画で報じるべきだ、いやそうではないという恣意的な判断が行われ映画が制作されたのであれば、それはドキュメンタリー映画とは呼べず、またドキュメンタリー映画としての価値は無くなると思っています。

 なお、パーティー券購入依頼文書については、令和7年6月30日の訴え後に香川県内最大の金融機関である百十四銀行の職員が依頼文書を作成していたことが明らかとなっています。

『以下のリンク先から引用』

〇「百十四銀行ニュースリリース「平井卓也衆議院議員による提訴に関する報道について」(20250825 リンク)

〇「大島監督の解説動画(令和7年8月26日付 リンク)

 以上のことから、依頼文書については平井事務所が作成したものではないことが明らかとなっています。そうであれば、平井氏が引き続き裁判を行う必要はないのではないかと思っています。私は仮に裁判が継続するのであれば、勝つことは難しくとも決して負けてはいけない裁判であると思っています。仮に裁判に負けるということになれば、事実を報道したのみであるにもかかわらず、以下のことが想定されます。

・当事者又は対象者からの訴訟に怯えるようになる

・権力を持った者(力を持った者)から、裁判を起こされることを懸念し、そのことで報道機関の報道が萎縮し、結果として人々の知る権利を奪うことになる

私は最終的に裁判が円満に終了することを願っています。

最後になりますが、大島監督は裁判を継続するための寄付を募っており、その理由について、映画のプロデユーサーの前田亜紀さんは以下のようにおっしゃっています。

「結審までどれほどの時間がかかるかわかりませんが、裁判所が遠方の高松であることも含め、裁判費用が重くのしかかります。応援をいただけましたら、とても嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。」

映画の中のシーンが名誉毀損となる行為に当たるかについての判断は、この映画を見た方の主観に左右される部分があると思っています。そのため、お時間の許す方は、是非、映画「香川1区」(ネット配信先リンク)をご覧になっていただき「香川1区」の裁判に対する姿勢にご賛同いただける方は寄付をしていただければ幸甚に存じます。私自身も少しの額ではありますが寄付を行いました。(寄付の方法は大島監督のnote(リンク)の最後部分に記載されています。) 

私は政治及び選挙というものはどのようなものなのか、そして香川1区で何が起こっているのかを伝えるため大島監督が東京から香川まで来て映画を撮影してくれたにもかかわらず、裁判に巻き込まれたということが非常に残念であり、大島監督に対して申し訳なく思っています。裁判というものは、普通に生活している方にとっては、訴えることも訴えられることもほとんど無く、別世界のことのように思っていると思いますが、いざ、自身が裁判に関わるようになってくると精神的な負担というものは、大きいものがあるではないかと思っています。そのため、香川1区裁判一人でも多くの方が興味を持っていただければ幸いです。

今回、香川1区裁判を紹介するにあたり、大島監督からは「ご興味を持ってくださる方がいらしたら幸いに存じます。」という返信を得ています。

長文をお読みいただきありがとうございました。

みなさま、まだまだ厳しい暑さが続いていますので、どうか御身大切にしてください。これからもよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

Copy link
WhatsApp
Facebook
Nextdoor
Email
X