Apr 21, 2020

緊急事態宣言により、多くの皆さまが生活に大きな変化があることと思います。どうぞ最低限の安全を確保して、心身の健康にお気をつけください。
大手新聞社ではやっと感染者数・死亡者数に加えて退院者数を併せて報道するようになりました。さすがに中にいる頭の良い人たちが、あまりにも報道機関として不適切であることに気づかれたのでしょうか、ともかくも良い傾向ではあります。

また、コメントでもいただいたように、この「感染者」という表現も正確ではありません。インフルエンザのように届け出必須の疾病は、「発症して」「病院で診察を受け」て「検査で陽性になった」数ですから、無症状感染者を含めた真の感染者数は、これまで統計になったことはありませんし、そもそも不可能です。(ある程度の数の無作為抽出サンプリング調査で推計はできるでしょうが)英語圏の統計では、かなり正確に"cases reported"(報告数)という呼称を使用されています。つまり国によって、検査指針は異なるため、出てくる数字を感染者数(number of the infected)などと呼ぼうものなら、世界中から突込みを入れられてしまうからです。一方日本では、公的機関もマスコミも何の疑いもなく感染者数を使用しており、国立感染症研究所の報告でも残念ながら報告数ではなく感染者数と呼んでいます。(感染症週報英語版ではcasesになっており、日本語版でも数値だけは「人」ではなく「例」で数えているところに、若干の救いがあります)

ともかくも、テレビ(特にワイドショー系)の相変わらずの扇動報道と無知・無責任は目に余るとのコメントもいただいておりますので、この動向は注視しつつ、働きかけの準備をしたいと思います。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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