毎年NHK紅白歌合戦を楽しみに拝見させて頂いていますが最近は昔の懐かしい歌があまり聴けず高齢化社会になっている今、寂しく感じます。今NHKの朝ドラ「エール」で古関裕而先生のフィクションを交えた生涯が放送されていてかなり人気があります。古関裕而さんは素晴らしい作曲家であり彼が作曲した歌は老若男女問わず歌われています。戦後、彼が作曲に行き詰まり悪戦苦闘の末作曲したという「とんがり帽子」は物凄い反響を呼びました。この場面は「エール」でも一番力を込めて演出されていたように思いました。戦後親を失った戦災孤児達の施設での生活を描いた劇作家菊田一夫氏作・ラジオドラマ「鐘の鳴る丘」は戦後の国民に希望を与え想像を絶する人気番組だったそうです。そしてその主題歌「とんがり帽子」は本当に誰もが感動を覚えるほど素晴らしい歌です。それを歌ったのが日本一の歴史を誇る音羽ゆりかご会です。音羽ゆりかご会は現在も代々受け継がれて今、三代目海沼実氏（初代海沼實氏の孫に当たる）により童謡を一生懸命この世に広めて下さっています。是非今年2020年の紅白歌合戦に久々戦後の希望の歌となったこの「とんがり帽子」を音羽ゆりかご会の歌声で是非聴かせて欲しいと思います。きんこんかんこんとまず鐘の音から始まって音羽ゆりかご会がステージで「緑の丘の赤い屋根～とんがり帽子の時計台～」と歌いだしたら全国の高齢者が、いや若者も涙して感動することでしょう！。今NHKで「エール」が放送されている今しかない！そう、「今でしょ！」と誰もが言っています。ましてや紅白司会者に二階堂ふみさんが選ばれたとなると尚更です！この気持は全国のコーラス仲間は元より歌を愛する国民は皆同じだと思います。どうぞ私達の思いが伝わりますようにNHK様宜しくお願い致します。念ずれば叶うと皆さん信じています！