高知新聞社にジェンダーステレオタイプを強化する意見広告の掲載について説明責任を果たすよう求めます

この方々が賛同しました
飯田 瑞希さんと10名の他の方が最近賛同しました。

署名活動の主旨

*この件について、高知新聞社からは回答が返ってきていますが、私たちは引き続きこの件を問題だと考え、さまざまなアクションを続けていきます。
このページもそのアクションの一つと考え、当面の間、続けていきます。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

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2024年11月1日、株式会社高知新聞社が発行する高知新聞朝刊12面において、医療法人地塩会南国中央病院会長の山本浩志氏による「男と女の違いを考える」と題する意見広告が掲載されました。

この意見広告は、ジェンダー平等の実現をめざす考え方を「男女の性差を否定する、あるいは解消する」ものだと考える点で誤っています。また、あくまで女性と男性との集団間の差を示す概念である「性差」を基に、男性と女性には生まれつき違いがあると認識し、個々人にジェンダー規範を押し付けるような内容である点で、大きな問題があります。
とりわけ、この意見広告が、①性的マイノリティの人権を侵害するものであり、②子どもを産み育てることにのみ女性の特質を見ていることからセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツに反するものである、という点を問題だと考えます。
(*意見広告の詳細について知りたい方は、ジェンダー読書会ほたえる有志の会(ateinobody@gmail.com)までご連絡ください)

そこで私たち「ジェンダー読書会ほたえる有志の会」は、高知新聞社に対し、11月26日に、このような意見広告を掲載したことの社会的責任を問う公開質問状を送付しました。
(公開質問状の内容詳細はこちら

それに対し、高知新聞社からは12月13日付で回答がありましたが、その回答の内容は、我々の質問に沿ったものではない不十分なものでした。
(公開質問状に対する回答はこちら

そのため私たちは再度、高知新聞社に対して、この意見広告を掲載したことの社会的責任を問い、公開質問状を提出します。私たちは、高知新聞社がこの問題について誠実に応答し、今後広告事業にもジェンダーの視点を持って取り組んでいくことを強く求めます。

すでに再度の公開質問状は提出していますが、いただいた賛同の署名は随時追加していきます。ご賛同のほど、何卒よろしくお願いいたします!


―以下、高知新聞社に対して再度提出した公開質問状です―


令和7年1月17日
株式会社高知新聞社
代表取締役社長 中平雅彦様
営業局長 塩見俊久様
広告管理部長 有賀重文様
ジェンダー読書会ほたえる有志の会

高知新聞2024年11月1日朝刊12面掲載
「男と女の違いを考える」と題する意見広告の掲載に対する公開質問状


2024年11月1日に貴社が発行する高知新聞朝刊12面に「男と女の違いを考える」と題する意見広告が掲載されたことについて、わたしたちは11月26日に貴社に公開質問状を送付しました。それに対し、貴社からは、2024年12月13日付で回答をいただきました。期限内にご回答をいただきましたことにはお礼申し上げます。
しかしながら、回答の内容は、質問に沿わない不十分なものでした。具体的には次の点で問題があると考えます。

質問2)に対する回答から、貴社はこの意見広告が「真実であり良識にそったもの」であるかどうかについて、「その内容が人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評の域を逸脱したものではないか」について審査を行ったということが読み取れます。しかしこの回答では、わたしたちが質問した、「誰が(個人名ではなく会社内の立場や役職)」「どのようなプロセスで」審査を行ったのかについては示されていません。
また、前回の公開質問状に記したように、ジェンダー平等の実現をめざす考え方が「男女の性差を否定する、あるいは解消する」ものだというのは明らかな誤りです *1。このように「真実」ではない内容を掲載したことの責任を貴社がどうとらえているのか、回答には記載がありませんでした。
性に関して多様な意見があることは私たちも理解しています。しかし、貴社が今回の意見広告を「人身攻撃に及ぶものではない」と判断したということは、この広告を読む読者、特にわが国の根強いジェンダー・ステレオタイプに苦しむ人や性的マイノリティに被害を及ぼすことを想定していない、ということにならないでしょうか。
貴社は、性的マイノリティの自殺リスクの高さやその背景にある生きづらさをどのように認識しているのでしょうか。例えば出生時の性別と異なる性を生きるトランスジェンダーの自殺未遂経験は、(自身の性別に違和感がない)シスジェンダーの10.4倍も高いのです *2。
また、ジェンダー・ステレオタイプにもとづく「地方創生」政策の下で、特に地方の若い女性が「子どもを産み育てよ」という社会的圧力(性と生殖の自己決定に関するセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの侵害)を受けていることをどうお考えでしょうか。
貴社は自社を「公平、中立の立場」であると認識されているようですが、現にある人権侵害に対して毅然とした態度を取らずに放置することは、抑圧的な構造を再生産することに他なりません。それは間接的な「人身攻撃」にあたるものとわたしたちは考えています。

以上のことから、あらためてわたしたちは、この意見広告を掲載したことの社会的責任を問い、貴社に対し、2月7日までに、下記の質問についての回答を求めます。回答はメールにて送付いただきますよう、お願い申し上げます。
なお、この公開質問状は提出した時点で差出人はじめ賛同人・賛同団体のSNSアカウントなどで公開し、回答がない場合はその旨も公表させていただくことを予めご了解をいただければ幸いです。また、この意見広告を掲載したことに関する公開質問状は、日本新聞協会にも提出しますので、その点ご承知おきください。

*1 日本女性学会ジェンダー研究会編(2006)『男女共同参画/ジェンダーフリー・バッシング――バックラッシュへの徹底反論』(明石書店)を参照。特に「Q4.男女を分けることは、差別ではなく区別ではないですか?」(pp.37-40)を参照。
*2 「働き方と暮らしの多様性と共生」研究チーム編(2019)『大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート報告書(単純集計結果)』 (JSPS科研費16H03709 研究代表 釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所))p.81を参照(https://osaka-chosa.jp/files/osakachosa_report.pdf

ジェンダー読書会ほたえる有志の会
メールアドレス:ateinobody@gmail.com


ジェンダー読書会ほたえる有志の会
【呼びかけ人】
佐藤洋子(高知大学教員) 中上曜子(フランクに書店) 長澤紀美子(高知県立大学教員)

【賛同人】
池添佳代 岡田はるか 小幡久美子 小幡尚(高知大学教員) 樫尾則美・安部いずみ・及川恵(労働者共同組合ワーカーズコープちば) 門田芳恵 木村昭子(フェミニスト議員連盟) 黒川桂子 佐々木亜優 高井ゆと里(群馬大学教員) 田中きよむ(高知県立大学教員) 田中友理 塚地佐智 辻恵子 鳥山太郎 中家由紀子 浜川百合子 浜口蓮生(シニアトランスメン・プロジェクト代表) 福田和子(#なんでないのプロジェクト代表) 細金和子(Colabo理事) 松尾亜紀子(エトセトラブックス) 宮地歌織(高知大学教員) モウド・オカナー
金子協輔 松本顕治 岡田和人 山崎悦子 川村喜美 上村文香 林博子 宮地由美 田中正 倉橋楠雄 小松茂弘 熊澤美郎 飯田清久 米満敏孝 土居修 結城条 野村幸司 若月結花美 山崎きよ 中根佐知 下本文雄 三﨑明子 原田美保 米川麗子 樋口京子 仁尾郁 小松美知子 濱田理佳 山中幸子 藤原尋子 杉村直美 寺田真弓 森敦子 田植重男(N関労) 筒井潤(学習協) 谷脇和仁(弁護士) 竹村友子 中藤美紀 井上美穂(新婦人高知県本部) 掛橋佐和 石川眞人 島﨑保臣 はた愛(高知県議会議員) 秋山朋子 鈴木啓之 清水貴美子 安田節子 橋田恵子 松本誠司 浜口佳寿子 杉本聡 杉村真由紀 田村美佐 中桐世利子 宮本直樹 細木良(高知県議会議員) 須田弘一 春名憲子 迫哲郎 藤木真由美 水口恵子

【賛同団体】
I女性会議高知県本部 高知県教職員組合女性部 高知県高等学校教職員組合女性部 高知県高等学校退職教職員協議会 高知県生活と健康を守る会連合会 高知県退職婦人教職員連絡会 高知県母親運動連絡会 高知県労働組合連合会女性部 高知市教職員組合女性部 高知市母親運動連絡会 女性「九条の会」高知 新日本婦人の会高知県本部 新日本婦人の会高知市支部 フラワーデモこうち

(追加賛同人:2025年9月7日時点)
※多くの方に賛同いただき、本文に記載しきれなくなったため以下に記しています。
https://docs.google.com/document/d/1VCtZ1pSi-GphllC8SRvgpSCeHderlVu1JClqHDiRzjo/edit?usp=sharing


― 記 ―

1)    貴社の広告掲載基準の全般規定には、「つぎの各項に該当するものは掲載しない」として、「10 その他、本社が妥当でないと認めたもの」と記されています。つまり、貴社は、この意見広告を「妥当」なものだと判断し、掲載したということでしょうか。

2)    この意見広告の審査をどのような体制で行ったのか、特にそのジェンダーバランスについてお答えください。また審査の過程で、掲載への異議はなかったのかお答えください。

3)    高知新聞社広告倫理綱領には、「広告は、真実を伝えるものでなければならない。」とあります。また広告掲載基準の全般規定には、「つぎの各項に該当するものは掲載しない」として、「3 虚偽又は誤認されるおそれがあるもの」と記されています。しかし、2024年12月13日付の回答では、「『真実であり良識に沿ったもの』については、意見広告の性質上、その内容が人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評の域を逸脱したものではないかについて審査をしました」とあります。「真実」であるかどうか(広告倫理綱領)、「虚偽又は誤認されるおそれがある」かどうか(広告掲載基準の全般規定)は、審査の過程で検討されないのでしょうか。

4)    前回の公開質問状に記したように、山本氏の主張する、ジェンダー平等の実現をめざす考え方が「男女の性差を否定する、あるいは解消する」ものだというのは明らかな誤りです。貴社はこの点が誤りだと認識しているのでしょうか。誤りだと認識しているのであれば、「虚偽」である内容を掲載したことの責任を貴社がどうとらえているのか、お答えください。

5)    あくまで女性と男性との集団間の差を示す概念である「性差」を基に、男性と女性には生まれつき違いがあると認識し、個々人にジェンダー規範を押し付けることは、人権侵害につながると私たちは考えています。それを強化する意見広告を掲載することは、抑圧的な構造を再生産することに他ならず、それは間接的な「人身攻撃」にあたると考えます。これに対する貴社の認識をお答えください。

6)    当会が11月26日付で提出した公開質問状のうち、「5)今後どのようにジェンダーの視点を持って事業に取り組んでいるのか、具体的にご説明ください」という質問に対して、12月13日付の貴社の回答には、「これまで通り、公平、中立の立場で取り組んで参ります。」という説明がありました。しかし、高額の意見広告の掲載費用を出すことが可能であり、誤った知識・認識に基づく差別的な考え方で県民世論を誘導する人の意見のみを掲載することは「公平、中立の立場」にあたるのでしょうか。この点についてご説明ください。

7)    わたしたちは、「ジェンダーの視点」とは、抑圧的な性差別の構造に敏感な姿勢を指すととらえています。貴社のいう「公平、中立の立場」と「ジェンダーの視点」はどのような関係にあると考えるのか、お答えください。またその上で再度、貴社が今後どのようにジェンダーの視点を持って事業に取り組んでいかれるのか、具体的にご説明ください。

以上

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ジェンダー読書会 ほたえる有志の会署名発信者高知県から #あていの身体はあていが決める を合言葉に、ジェンダー読書会を開いている仲間のほたえる有志が立ち上げた会です。ジェンダー平等について、本を読み、しゃべって、ほたえています。「ほたえる」は土佐弁で「騒ぐ、暴れる」、「あてい」は「私」という意味です。 #私のからだは私のもの

2,029

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飯田 瑞希さんと10名の他の方が最近賛同しました。

署名活動の主旨

*この件について、高知新聞社からは回答が返ってきていますが、私たちは引き続きこの件を問題だと考え、さまざまなアクションを続けていきます。
このページもそのアクションの一つと考え、当面の間、続けていきます。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

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2024年11月1日、株式会社高知新聞社が発行する高知新聞朝刊12面において、医療法人地塩会南国中央病院会長の山本浩志氏による「男と女の違いを考える」と題する意見広告が掲載されました。

この意見広告は、ジェンダー平等の実現をめざす考え方を「男女の性差を否定する、あるいは解消する」ものだと考える点で誤っています。また、あくまで女性と男性との集団間の差を示す概念である「性差」を基に、男性と女性には生まれつき違いがあると認識し、個々人にジェンダー規範を押し付けるような内容である点で、大きな問題があります。
とりわけ、この意見広告が、①性的マイノリティの人権を侵害するものであり、②子どもを産み育てることにのみ女性の特質を見ていることからセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツに反するものである、という点を問題だと考えます。
(*意見広告の詳細について知りたい方は、ジェンダー読書会ほたえる有志の会(ateinobody@gmail.com)までご連絡ください)

そこで私たち「ジェンダー読書会ほたえる有志の会」は、高知新聞社に対し、11月26日に、このような意見広告を掲載したことの社会的責任を問う公開質問状を送付しました。
(公開質問状の内容詳細はこちら

それに対し、高知新聞社からは12月13日付で回答がありましたが、その回答の内容は、我々の質問に沿ったものではない不十分なものでした。
(公開質問状に対する回答はこちら

そのため私たちは再度、高知新聞社に対して、この意見広告を掲載したことの社会的責任を問い、公開質問状を提出します。私たちは、高知新聞社がこの問題について誠実に応答し、今後広告事業にもジェンダーの視点を持って取り組んでいくことを強く求めます。

すでに再度の公開質問状は提出していますが、いただいた賛同の署名は随時追加していきます。ご賛同のほど、何卒よろしくお願いいたします!


―以下、高知新聞社に対して再度提出した公開質問状です―


令和7年1月17日
株式会社高知新聞社
代表取締役社長 中平雅彦様
営業局長 塩見俊久様
広告管理部長 有賀重文様
ジェンダー読書会ほたえる有志の会

高知新聞2024年11月1日朝刊12面掲載
「男と女の違いを考える」と題する意見広告の掲載に対する公開質問状


2024年11月1日に貴社が発行する高知新聞朝刊12面に「男と女の違いを考える」と題する意見広告が掲載されたことについて、わたしたちは11月26日に貴社に公開質問状を送付しました。それに対し、貴社からは、2024年12月13日付で回答をいただきました。期限内にご回答をいただきましたことにはお礼申し上げます。
しかしながら、回答の内容は、質問に沿わない不十分なものでした。具体的には次の点で問題があると考えます。

質問2)に対する回答から、貴社はこの意見広告が「真実であり良識にそったもの」であるかどうかについて、「その内容が人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評の域を逸脱したものではないか」について審査を行ったということが読み取れます。しかしこの回答では、わたしたちが質問した、「誰が(個人名ではなく会社内の立場や役職)」「どのようなプロセスで」審査を行ったのかについては示されていません。
また、前回の公開質問状に記したように、ジェンダー平等の実現をめざす考え方が「男女の性差を否定する、あるいは解消する」ものだというのは明らかな誤りです *1。このように「真実」ではない内容を掲載したことの責任を貴社がどうとらえているのか、回答には記載がありませんでした。
性に関して多様な意見があることは私たちも理解しています。しかし、貴社が今回の意見広告を「人身攻撃に及ぶものではない」と判断したということは、この広告を読む読者、特にわが国の根強いジェンダー・ステレオタイプに苦しむ人や性的マイノリティに被害を及ぼすことを想定していない、ということにならないでしょうか。
貴社は、性的マイノリティの自殺リスクの高さやその背景にある生きづらさをどのように認識しているのでしょうか。例えば出生時の性別と異なる性を生きるトランスジェンダーの自殺未遂経験は、(自身の性別に違和感がない)シスジェンダーの10.4倍も高いのです *2。
また、ジェンダー・ステレオタイプにもとづく「地方創生」政策の下で、特に地方の若い女性が「子どもを産み育てよ」という社会的圧力(性と生殖の自己決定に関するセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの侵害)を受けていることをどうお考えでしょうか。
貴社は自社を「公平、中立の立場」であると認識されているようですが、現にある人権侵害に対して毅然とした態度を取らずに放置することは、抑圧的な構造を再生産することに他なりません。それは間接的な「人身攻撃」にあたるものとわたしたちは考えています。

以上のことから、あらためてわたしたちは、この意見広告を掲載したことの社会的責任を問い、貴社に対し、2月7日までに、下記の質問についての回答を求めます。回答はメールにて送付いただきますよう、お願い申し上げます。
なお、この公開質問状は提出した時点で差出人はじめ賛同人・賛同団体のSNSアカウントなどで公開し、回答がない場合はその旨も公表させていただくことを予めご了解をいただければ幸いです。また、この意見広告を掲載したことに関する公開質問状は、日本新聞協会にも提出しますので、その点ご承知おきください。

*1 日本女性学会ジェンダー研究会編(2006)『男女共同参画/ジェンダーフリー・バッシング――バックラッシュへの徹底反論』(明石書店)を参照。特に「Q4.男女を分けることは、差別ではなく区別ではないですか?」(pp.37-40)を参照。
*2 「働き方と暮らしの多様性と共生」研究チーム編(2019)『大阪市民の働き方と暮らしの多様性と共生にかんするアンケート報告書(単純集計結果)』 (JSPS科研費16H03709 研究代表 釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所))p.81を参照(https://osaka-chosa.jp/files/osakachosa_report.pdf

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メールアドレス:ateinobody@gmail.com


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【呼びかけ人】
佐藤洋子(高知大学教員) 中上曜子(フランクに書店) 長澤紀美子(高知県立大学教員)

【賛同人】
池添佳代 岡田はるか 小幡久美子 小幡尚(高知大学教員) 樫尾則美・安部いずみ・及川恵(労働者共同組合ワーカーズコープちば) 門田芳恵 木村昭子(フェミニスト議員連盟) 黒川桂子 佐々木亜優 高井ゆと里(群馬大学教員) 田中きよむ(高知県立大学教員) 田中友理 塚地佐智 辻恵子 鳥山太郎 中家由紀子 浜川百合子 浜口蓮生(シニアトランスメン・プロジェクト代表) 福田和子(#なんでないのプロジェクト代表) 細金和子(Colabo理事) 松尾亜紀子(エトセトラブックス) 宮地歌織(高知大学教員) モウド・オカナー
金子協輔 松本顕治 岡田和人 山崎悦子 川村喜美 上村文香 林博子 宮地由美 田中正 倉橋楠雄 小松茂弘 熊澤美郎 飯田清久 米満敏孝 土居修 結城条 野村幸司 若月結花美 山崎きよ 中根佐知 下本文雄 三﨑明子 原田美保 米川麗子 樋口京子 仁尾郁 小松美知子 濱田理佳 山中幸子 藤原尋子 杉村直美 寺田真弓 森敦子 田植重男(N関労) 筒井潤(学習協) 谷脇和仁(弁護士) 竹村友子 中藤美紀 井上美穂(新婦人高知県本部) 掛橋佐和 石川眞人 島﨑保臣 はた愛(高知県議会議員) 秋山朋子 鈴木啓之 清水貴美子 安田節子 橋田恵子 松本誠司 浜口佳寿子 杉本聡 杉村真由紀 田村美佐 中桐世利子 宮本直樹 細木良(高知県議会議員) 須田弘一 春名憲子 迫哲郎 藤木真由美 水口恵子

【賛同団体】
I女性会議高知県本部 高知県教職員組合女性部 高知県高等学校教職員組合女性部 高知県高等学校退職教職員協議会 高知県生活と健康を守る会連合会 高知県退職婦人教職員連絡会 高知県母親運動連絡会 高知県労働組合連合会女性部 高知市教職員組合女性部 高知市母親運動連絡会 女性「九条の会」高知 新日本婦人の会高知県本部 新日本婦人の会高知市支部 フラワーデモこうち

(追加賛同人:2025年9月7日時点)
※多くの方に賛同いただき、本文に記載しきれなくなったため以下に記しています。
https://docs.google.com/document/d/1VCtZ1pSi-GphllC8SRvgpSCeHderlVu1JClqHDiRzjo/edit?usp=sharing


― 記 ―

1)    貴社の広告掲載基準の全般規定には、「つぎの各項に該当するものは掲載しない」として、「10 その他、本社が妥当でないと認めたもの」と記されています。つまり、貴社は、この意見広告を「妥当」なものだと判断し、掲載したということでしょうか。

2)    この意見広告の審査をどのような体制で行ったのか、特にそのジェンダーバランスについてお答えください。また審査の過程で、掲載への異議はなかったのかお答えください。

3)    高知新聞社広告倫理綱領には、「広告は、真実を伝えるものでなければならない。」とあります。また広告掲載基準の全般規定には、「つぎの各項に該当するものは掲載しない」として、「3 虚偽又は誤認されるおそれがあるもの」と記されています。しかし、2024年12月13日付の回答では、「『真実であり良識に沿ったもの』については、意見広告の性質上、その内容が人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評の域を逸脱したものではないかについて審査をしました」とあります。「真実」であるかどうか(広告倫理綱領)、「虚偽又は誤認されるおそれがある」かどうか(広告掲載基準の全般規定)は、審査の過程で検討されないのでしょうか。

4)    前回の公開質問状に記したように、山本氏の主張する、ジェンダー平等の実現をめざす考え方が「男女の性差を否定する、あるいは解消する」ものだというのは明らかな誤りです。貴社はこの点が誤りだと認識しているのでしょうか。誤りだと認識しているのであれば、「虚偽」である内容を掲載したことの責任を貴社がどうとらえているのか、お答えください。

5)    あくまで女性と男性との集団間の差を示す概念である「性差」を基に、男性と女性には生まれつき違いがあると認識し、個々人にジェンダー規範を押し付けることは、人権侵害につながると私たちは考えています。それを強化する意見広告を掲載することは、抑圧的な構造を再生産することに他ならず、それは間接的な「人身攻撃」にあたると考えます。これに対する貴社の認識をお答えください。

6)    当会が11月26日付で提出した公開質問状のうち、「5)今後どのようにジェンダーの視点を持って事業に取り組んでいるのか、具体的にご説明ください」という質問に対して、12月13日付の貴社の回答には、「これまで通り、公平、中立の立場で取り組んで参ります。」という説明がありました。しかし、高額の意見広告の掲載費用を出すことが可能であり、誤った知識・認識に基づく差別的な考え方で県民世論を誘導する人の意見のみを掲載することは「公平、中立の立場」にあたるのでしょうか。この点についてご説明ください。

7)    わたしたちは、「ジェンダーの視点」とは、抑圧的な性差別の構造に敏感な姿勢を指すととらえています。貴社のいう「公平、中立の立場」と「ジェンダーの視点」はどのような関係にあると考えるのか、お答えください。またその上で再度、貴社が今後どのようにジェンダーの視点を持って事業に取り組んでいかれるのか、具体的にご説明ください。

以上

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ジェンダー読書会 ほたえる有志の会署名発信者高知県から #あていの身体はあていが決める を合言葉に、ジェンダー読書会を開いている仲間のほたえる有志が立ち上げた会です。ジェンダー平等について、本を読み、しゃべって、ほたえています。「ほたえる」は土佐弁で「騒ぐ、暴れる」、「あてい」は「私」という意味です。 #私のからだは私のもの
声を届けよう

2,029


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