

皆さま、署名への賛同・拡散にご協力いただきありがとうございます。
私たちFFF仙台は11/2(木)に、「原発のコスト」などで知られる大島堅一先生をゲストにお呼びしてイベントを開催します。詳細は⇩
【11/2】⚡大島堅一さん講演会開催⚡「電力会社の最高益の裏で拡がるエネルギー貧困~不公正な電気値上げの真相に迫る~」 (fffsendai.wixsite.com)
そこでこのイベントに関連して、署名本文には加えられなかった、原発再稼働と電気料金の関係について、皆さまにお伝えします。記事を読んで私たちの活動に興味を持っていただけたら、ぜひ11/2(木)のイベントにご参加ください(オンラインも併用)。
申し込みフォームは⇩
東北電力株式会社は2024年5月に女川原発2号機の再稼働を予定しています。しかしこの再稼働は経営効率化の観点からも問題があります。これまで東北電力は発電していない原発の維持だけで毎年約1000億円ものコストをかけていますが(※1)。しかし下の図で東北電力が公表している再稼働の試算では維持費は含まれていません。つまり「原発を維持するが再稼働はしない」場合の費用と「原発を再稼働する」場合の費用の比較になっています。さらに再稼働のため追加で必要になる約440億円/年を加えると(※2)、たとえ十分に発電したとしても電源調達費用の削減を上回り、必ずしも経済的に効率的だと言えません。女川原発2号機の再稼働のためには約5700億円の追加安全対策費用がかかる一方で、廃炉の総費用は約611億円と試算されています(※3)。
(東北電力(2023)「査定方針に基づく補正結果について」)
原発再稼働のためにかかる莫大な費用は、私たちの支払う電気料金から捻出されることになります。つまり原発を再稼働しても電気料金が安くなることはありません。むしろ1kWも発電していない原発の維持をやめて廃炉した方が安上がりで済むのです。
原発はコスト面以外にも多くの問題を抱えています。
事故、トラブル、点検、裁判、自然災害などで停止することの多い不安定な供給(※4)。原発のせいで再エネ導入が遅れCO2削減が停滞、ライフサイクル全体では大量のCO2を排出すること(※5)。未だに処分の目途が立たず数万年単位で管理しなくてはならない核のゴミ。ウランの採掘や発電所の清掃・点検のために放射性物質を扱わなければならず、放射線被曝を被る「被ばく労働」を温存します(※6)。
このように問題だらけの原発を莫大なコストをかけて維持する意味はありません。
「原発を再稼働しても電気代は安くならない」このことをぜひ拡散してください。
また、もっと詳しくこの問題について考えてみたいという方はぜひ
11/2のイベントにぜひご参加ください。
※1)財務+一般管理費配分後費用(毎年の有価証券報告書より)
※2)東北電力(2023)「査定方針に基づく補正結果について」p7
※3)廃止措置とは | 東北電力 ホームページ (tohoku-epco.co.jp)
※4) ゼロから学ぶ原発問題 (greenpeace.org)
※5) CCNE_GX_QandA2023.pdf (ccnejapan.com) p22,p23,p31
※6) 原発についてのFFF仙台の過去の発信はこちらのシリーズをご覧ください
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