「防振工事」をしてください (6月30日をもって終了いたしました)

「防振工事」をしてください (6月30日をもって終了いたしました)
2023年1月18日より6月30日まで下記の署名をお願いしていました。
非常にありがたいことに合計1,211名の方から貴重なご署名をいただきました。皆様のおかげで、ボクシングジムの振動の頻度は激減し、6月最後の週は、診断を中断しなければならないほどの大きな振動は1回のみでした。6月30日の最終日まで、針刺し事故を起こすことなく太融寺町谷口医院を継続することができました。本当にありがとうございました。
結局、ボクシングジムは防振工事をせず、ビルも無関心のままでしたので「防振工事を求めた裁判」は終了となります。しかし、当院の患者さんのみならず皆様からも「損害賠償を請求すべきだ」という声をたくさんいただき、現在新たな訴訟について弁護士と協議しているところです。皆様からいただいたご署名とご意見はその裁判で提出させていただきます。
また、「絶対に新しい移転先を見つけてほしい」という声が多数届き、署名された複数の方から移転先候補の物件を紹介いただきました。最終的には当院の患者さんでもある不動産会社を経営する方が当院の近くのビルを紹介してくださり、そちらに移転できることになりました。http://www.stellamate-clinic.org/images_mt/The%20new%20clinic02062023.pdf
この度は本当にありがとうございました。皆様のおかげで針刺し事故を起こすことなく無事太融寺町谷口医院を終了することができました。心より感謝申し上げます。
2023年7月1日 太融寺町谷口医院院長 谷口恭
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下記の「お願い文」に同意いただける方はご署名をお願い致します。
階上のボクシングジムへ
当院は2021年1月より、あなた方ボクシングジムの作り出す振動で苦しめられています。突然の振動で針刺し事故を起こすリスクが生じ、実際に事故が起こりかけたこともあります。写真はあなた方による振動でできた当院の壁のヒビです。
防振工事を求めた裁判を起こし、振動を計測したデータを裁判所に提出しました。しかし、あなた方はそれを認めようとしません。裁判所があなた方に防振工事をするよう命じたとしても、あなた方がすぐに応じることはないでしょう。
これ以上、患者さんを危険な目に合わせられないと判断し、誠に遺憾ではありますが、当院は2023年6月30日をもって閉院することとしました。しかし、それまでの間も振動による医療事故のリスクはあります。
あなた方が防振工事をせずにボクシングジムを始めた理由は、当初は単に「お金をかけたくないから」だと思っていました。しかし、当院の患者さんたちは「これだけ私達から嫌われても振動をやめないのは何らかの理由で太融寺町谷口医院をこのビルから追い出したいからだ」と思っています。そして、我々も今ではそうだと確信しています。
我々が閉院することを決めた以上、あなた方の目的は果たせたはずです。つまり、あなた方の”勝利”です。勝利されたのですから、もう防振工事を始められてもいいのではないですか。我々が退去し新たな入居者が現れる前には工事をしなければならないことはあなた方にも分かっているはずです。
どうか、医療事故を防ぐために直ちに防振工事を始めてください。
2023年1月18日 太融寺町谷口医院 院長 谷口恭