旧銀行としての風格を残す建物と、飯田の文化を守りたいという私の願いに、最終的に158名もの皆様が名前を連ねてくださいました。一人ひとりの想いの重さを、改めて深く受け止めております。
先月、皆様の想いを確かに公的機関へ届けた証として、飯田建設事務所へ提出した要望書の控えの一部をこちらにアップロードいたします。
【結果のご報告】
4月12日に署名を締め切り、皆様の連名を添えた要望書を提出して以降、4月末に至るまで「せめて外観の一部だけでも残せないか」と、再考を求める交渉を続けてまいりました。
しかし、残念ながらその訴えが届くことはなく、4月末に建物は解体されました。皆様に良いご報告をすることができず、私自身も非常に悔しい思いでおります。
【今回の活動で見えた課題】
今回の過程で、問題が浮き彫りになりました。
4月末まで要望を出しましたが、飯田建設事務所からは署名を受け取ったとの回答はあったものの、その後連絡が滞り、その間に解体が進められたという事実です。貴重な建物を壊すにあたり、市民に対して納得のいく説明がなされないまま事業が進められたことについて、疑問を感じています。
公共事業が、地域の歴史やそこに住む人々の声を置き去りにして進められる現状は、今後改善されるべき点であると考えています。
【今後の取り組みについて】
建物という形は失われましたが、この活動を通じて「市の歴史的建造物を大切に想う方が158人もいる」という事実が残りました。この経験を、飯田のこれからの景観や文化を守るための確かな力として、次に繋げていきたいと考えています。
「一度壊してしまったら二度と戻らないものがある」という教訓を、市全体の共通認識にしていくことが、今の私たちにできる大切な一歩だと信じています。
皆様と一緒に声を上げられたことに感謝いたします。
最後まで寄り添ってくださり、本当にありがとうございました。
2026年5月
