自然豊かな環境で子どもを育て続けて50年。この保育園を存続させたい!くるみ共同保育園の認可を求めています。
79人の賛同者により、成功へ導かれました!
■発信主体
- 団体名:くるみ保育園の認可を求める会
- 住 所:大阪府羽曳野市壺井508-1
- 電 話:072-957-3282
- メール:kurumi@kosodate-kurumi.com
- 担 当:松山耕平
- サイト:http://kosodate-kurumi.com/
■問題の詳細
くるみ共同保育園は、創立1970年の認可外保育園です。
私たちの保育園には、子どもたちが自由に思いきり身体を動かせる広々とした木造園舎と、緑豊かな自然環境があります。乳幼児期に自然との関わりや豊かな生活体験を通して、子ども達を育んでいくことを大事にしています。
現在、産休明けの2ヶ月から就学前の6歳までの保育園・学童保育(1年生~6年生)事業のほか、地域子育て支援事業、児童発達支援事業も行っています。羽曳野市の方はもちろん、近隣の方々にも子育てを支援できる場所になっています。
50年の保育の中で、「みんなの子をみんなで育てる」「どの子も育つ」「生きる力を育む」の保育理念に基づき、障がいを抱えた子どもたちも共に育ちあっています。のべ5000人以上の保育士に加え、海外からも定期的に見学や研修で“くるみの保育”を学びに訪れます。
また、メディアからも注目を集め、NHKや海外メディアで“障がいのある子も共に育つ”保育の様子が放映され、雑誌では“子どもたちの自ら生活している姿”が紹介されました。このような特長ある保育方針を求めて、遠方から羽曳野市に引っ越ししてまで入園される方も多数います。
しかし、くるみ共同保育園は認可外保育園であることから、公費が出ない状態で運営しているため、保育料が高く、保育士も厳しい労働条件で働いています。低賃金の為、働き続けることが難しい状況も出てくることが懸念されます。私たちの保育園が認可外保育園として継続するためには、大幅に保育料を値上げせざるを得ないですが、そうなると入園者が少なくなり、保育園存続は困難となることは容易に想像ができます。
特徴ある保育方針を持ち、長年実践を積み重ねていた保育園を存続していくため、くるみ共同保育園は2016年から羽曳野市に認可を求めていますが、子ども・子育て支援新制度の認可要件を満たしているにも関わらず未だ認可には至っていません。羽曳野市の待機児童問題は2018年10月時点で51人であることから解消されていませんし、保護者は羽曳野市民として税金を納めているのにもかかわらず、公的資金を受けられないという不公平な状態も続いています。
こういった状況を打破するため、広く皆様に署名を求めています!
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■『くるみ』ってこんなところ!
NPO法人子育てサポートくるみは、くるみ共同保育園を運営しています。
くるみの保育の柱は「どの子も育つ」「生きる力を育む」。
太陽・土・水・風・樹木…豊かな自然と親しみ、五感を育てています。広い園庭におもちゃはなく、大型遊具も手作りアスレチックとすべり台です。大きな土山、日々組み替えられる木造のアスレチック、子どもの背に合わせた水場があるばかり。柿やドドメなど季節ごとの恵みをくれる木もあります。
子ども達は園庭で好き好きに遊びます。土山に川を作ったり、トンネルを掘ったり、てっぺんから水溜まりにジャンプしたり。アスレチックの坂を駆け下りたり、はしごを上がったり。柿やドドメを目指して坂を上ったり、どんぐりを拾ってコマを作ったり、バッタやセミなどの虫を捕まえたり。
子どもが遊びほうけることの出来る環境作りを心掛け、子どもが本当に子どもらしい生活を送れるように保育を行っています。
●くるみ共同保育園が大切にしていること
【みんなでみんなの子を育てる】
『どの子も育つ』『生きる力を育む』
Ⅰ.身体をつくる
- 生活リズム ~心地よい生活リズムを身につける~
- 野菜中心の豊かな食事~野菜中心のバランスの取れた食事をとる~
- 遊び ~自然あふれる環境で全身を使って遊ぶ~
Ⅱ.豊かな感性を育てる
- リズムあそびを大切に ~リズム運動で感覚・運動器官を育てる~
- 仲間との交わりの力を大事に
- 描画
Ⅲ.自立した子どもを育てる
- イヤ!ジブンデ!もっと!と自我の拡大・充実
- 体験を通して-話を聞く・話す力を育てる・相談して決めていく
- 働くことで心とからだを育てる
●応援して下さっている方々
- 前田大然さん(卒園生。ポルトガル1部CSマリティモ、サッカー日本代表)
- 廣木克行さん (神戸大学名誉教授)
- オオニシ恭子さん (オオニシ恭子のやまと薬膳)