Apr 13, 2026

ご賛同ありがとうございました!

内容を次の通り改定させていただきました。よろしくお願いします。

はじめに

​現在、日本の鉄道各社において、障がい者割引の適用条件は一貫していません。

特に大きな壁となっているのが「単独乗車」への制限です。JR各社において精神障がい者への割引(101キロルール)が適用開始されてから1年が経過した今こそ、私たちは声を上げ、不合理な格差を解消すべき時を迎えています。

​置き去りにされた「移動の自由」

​先日、私は豊橋鉄道(路面電車)を利用した際、窓口で手帳を提示しましたが、「単独乗車は割引対象外」との告げを受けました。こうした事例は全国の地方路線や私鉄に依然として残っています。

これは、現代社会が目指す「障がいの社会モデル(障がいは個人の心身特性ではなく、社会の仕組みや障壁によって作られるという考え方)」に著しく逆行するものであり、公共交通機関としての社会的使命を損なう事態と言わざるを得ません。

​私は、以下の3つの理由から、全国の鉄道事業者における制度改定と、単独乗車への速やかな割引適用を強く求めます。

​1. 「自立」を阻害する構造的矛盾の解消

​現行の「介助者がいなければ割り引かない」というルールは、障がい者を常に「保護・管理の対象」とみなす前時代的な価値観に基づいています。

自らの足で通勤・通院し、社会に参画しようとする「単独での移動」こそが、自立の象徴であり、最も支援されるべき姿です。不合理な割引制限は、自立を志す個人に経済的負担という「ペナルティ」を課しているに等しく、法的・倫理的な要請に反しています。

​2. 生活インフラとしての実効性の確保

​鉄道は、地域住民の日常を支える「生活の足」です。

単独乗車を割引対象とすることは、障がい者の日常生活を不当な制限から解放するだけでなく、誰もが等しく社会のサービスを享受できる「バリアフリー」の本質を具現化することに繋がります。

​3. 社会的責任(CSR)と多様性への理解

​障がい当事者の状況は千差万別です。

​療養を経て、ようやく外に出られるようになった方

​デイケアや就労移行支援を利用している方

​ギグワークやフリーランスで社会復帰を目指している方

​合理的配慮のもとで働き、自立した生活を営んでいる方

これら多様な歩みを「単独か否か」という形式的な基準で切り捨てるべきではありません。交通費の負担を理由に外出を諦め、孤立を深めるようなことがあってはならないのです。

​結びに代えて

​鉄道事業者が掲げる「誰もが安心して暮らせる地域の日常」という使命に、障がい者の自立を排除する選択肢はないはずです。

​私自身、精神障がい者保健福祉手帳を持つ当事者として、公共交通機関の支えがいかに社会との繋がりを広げてくれるかを実感しています。JRの101キロルール適用により、万博や趣味の旅が身近になった喜びを、すべての当事者が享受できる社会にしたい。

​「自立を罰するルール」を終わらせ、「自立を祝福するインフラ」へ。

精神障がい者を含むすべての障がい者が、より自由に、より安心して社会を歩めるよう、皆さまの署名によるご協力をお願い申し上げます。

また、

https://www.chunichi.co.jp/info/branch_office

など地域の通信網への情報提供、よろしくお願いします。

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