馬場 利子静岡市葵区城東町31-14, Japan
Feb 28, 2025

すでに報道等で判決について、無念な結果をお知りになっているかと思います。

ご協力いただいた署名は、裁判の裁判官3人に公正な審査をお願いするものでしたが、私たちの願いは届かなかった判決でした。

■2月26日(水)14時~ 判決の言い渡しわずか15秒。
 【判決】主 文 1,本件控訴を棄却する。
         2,控訴費用は訴訟人の負担とする。

  傍聴者が呆然とする中、裁判官は法衣を翻して逃げるように退廷しました。

 法廷に集まった50名近い傍聴者が見守る中、裁判長の判決言い渡しは主文だけを読み上げ、わずか15~20秒で逃げるように裁判官たちは退廷し、傍聴席のあちらこちらから、不満や失望の声が溢れました。
 控訴審では、多くの専門家の意見書を挙げて、6回の反論したにも関わらず、国がそれに反論したのはわずか1回。それも原告の問いにはほとんど答えていない内容でしたが、にも拘わらず、国の政策を認める判決が出て唖然としてしまいました。

【弁護団の感想】では
・最初に結論を決めて、判決を書いたのだろう。
・判決文を読んでも煙に巻かれたようなもの。国が『賠償負担金』と『廃炉円滑化負 担金』を上乗せしても良いと決めたのだから適切な政策判断であるという判決の論旨は成り立たない。
・国には裁量があると国の政策を認めてしまっている。時代錯誤の判決で、法的判断を避けた判決である。

などが、挙げられました。

それでも、
 閉廷後の記者会見ではマスコミ各社から、裁判の趣旨を的確にとらえた多くの質問がでて、裁判への理解と関心が大きくなっていることを感じました。

 また、原告集会では、遠方からも傍聴に訪れた人々が、「このまま,裁判で政策を正せなければ、経産省が決めればどんな費用で上乗せできるようになって、経済的に破綻している原発を守ることになる。ぜひ、諦めないで最高裁に上告しましょう!」
「このまま上告しなければ高裁の判決を認めることになる。それはできい。」などの意見が上がりました。

 原告であるグリーンコープの皆さんは、この判決を受けて3月3日に臨時の理事会を開いて今後の方針を決定することになっています。

皆さんに応援していただいた『託送供給約款認可の取消し訴訟』が最高裁に上告するかどうかの結果も、またご報告させていただきます。

・・・・・・・

 国会審議もせず、経済産業省の省令だけで『電気事業法』に許可されていない費用を勝手に電力消費者から徴収する違法を正す裁判に、裁判所の法律的な判断が降りるように願ってきた、私たちの想いはこの判決で消えるものではありません。
 引き続き、皆さんの応援をお願いいたします。

 

2025年3月1日

     グリーンコープでんきの託送料金裁判を支える会・静岡  馬場利子 

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