

陳情は東京都議会に要望を届ける有効な手段!
3/23神宮外苑地区再開発について、建築ジャーナルの西川直子氏を代表者とする陳情書が都議会に宛てて提出されました。
「神宮外苑の歴史的景観と環境の保全に関する陳情」は、正式に受付けられ、都議会の都市整備委員会に付託されます。
ふだんあまり聞きなれない「陳情書」という言葉ですが、国であれ都であれ議会に要望を願い出る手段に「請願」と「陳情」があります。
誰でも願い出ることができますが、請願には議員の紹介が必要で、陳情はその必要がありません。
陳情を議会に(今回は都議会)提出して受けつけられると、担当する議会(今回は都市整備委員会)に任され(付託)、議会で審議されます。
この陳情が次に開かれる6月の都議会で取り上げられるには、3/24が提出期限でした。
陳情の全文は下に貼りました。行政のルールに沿った書き方で「次世代へ継承できるよう慎重な対応を求めます」「樹木をはじめとした環境を守ってください」「精査な調査、検証を行い、都民、国民に対しては、より十分な説明を行ったうえで、再開発事業を検討してください。」と要望する内容になっています。
陳情には署名で陳情者を追加することができます
さて、今回の西川氏を代表者とする陳情書は5名の賛同人の署名をつけて提出されましたが、後からこの陳情に同意する陳情者を追加することができます。それが今回集める手書き署名です。
たくさんの署名が集まれば、より大きな力になります!
署名は6月の都議会に間に合うよう5月末まで集めて提出します。
神宮外苑の環境を守るため、まだまだできることがあります。
みなさまのご協力を是非お願いしたいです。
《署名の方法》
以下の陳情文面つきの署名フォーム(1枚につき5名分)をプリントアウトし、手書き署名を集めて、
宛先まで郵送してください。何枚でもかまいません。
*郵送宛先>101-0032 東京都千代田区岩本町3-2-1 共同ビル4F 建築ジャーナル 気付 西川直子宛
《陳情書全文》
「神宮外苑の歴史的景観と環境の保全に関する陳情」
2022年3月23日提出 東京都議会議長 三宅しげき殿
101-0032 東京都千代田区岩本町3-2-1 共同ビル4F 建築ジャーナル 気付
陳情者代表 西川(にしかわ) 直子(なおこ)
東京都においては、歴史的意義と文化的景観を有する神宮外苑の樹木をはじめとした環境を守ってください
明治神宮は「森厳荘重」を旨とする「内苑」と「公衆の優遊」を旨とする「外苑」を合わせ持ちます。 今回の都市計画の対象となる「外苑」は全国および海外からの献金と、54種3,190本にのぼる献木によって造営されました。
献木の一本一本にはそれぞれに献木を行った人たちの思いが込められています。
竣工した大正15年には日本における最初の風致地区「東京都都市計画・明治神宮風致地区」として指定され(内務省告示134号)、その美観、景観は世紀を超えて継承されている「珠玉の歴史的環境遺産」です。
このたび決定告示された「神宮外苑地区計画」について、今後の事業詳細計画や事業遂行にあたっては、神宮外苑の価値と、 そこに込められてきた人々の思いを破壊することなく次世代へ継承できるよう慎重な対応を求めます。
明治神宮外苑が日本の近代を代表し、国際社会に誇る「公共性・公益性の高い文化的・歴史的資産」であることを踏まえて、樹木をはじめとした環境を守ってください。
神宮外苑の再開発については、全国から注目され、疑問の声が寄せられています。
このことを真摯に受け止めて精査な調査、検証を行い、都民、国民に対しては、より十分な説明を行ったうえで、再開発事業を検討してください。
以上