甲子園球場75個分。 サシバ舞う大里山地帯(奈良県生駒市高山町)を未来へつなぎたい!

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署名活動の主旨

奈良県最北端、生駒市高山町。 
大阪と京都の県境に位置するこの地には、都市近郊でありながら、極めて貴重な広大な里地里山が残っています。
この地域の北部は、環境省の「重要里地里山500」にも選ばれている、地域の宝として受け継いでいくべき豊かな自然環境です。
私たちが約1年間にわたり行った観察調査では、
サシバ(絶滅危惧Ⅱ類)やオオタカ(準絶滅危惧)といった猛禽類、
ミゾゴイ(準絶滅危惧)、ニホンアカガエル(奈良県:絶滅危惧Ⅱ類)、
ケハダビロウドマイマイ(奈良県:絶滅寸前種)など、
数多くの希少種が確認されました。
猛禽類を頂点とした「豊かな生態系のネットワーク」が、今もこの地に息づいています。

【いま、この里山が消えようとしています】
現在、生駒市主導で大規模な開発計画が進められています。
その規模は、約288ヘクタール
生駒市の約19分の1、甲子園球場約75個分に相当します。
山を削り、谷を埋める造成は、
長年育まれてきた生態系を根本から破壊します。
生駒市が計画する「データセンターを核としたデジタル・AI関連施設」は、このかけがえのない自然を壊してまで、今作るべきものなのでしょうか。

奈良県最北端、生駒市高山町。 
大阪と京都の県境に位置するこの地には、都市近郊でありながら、極めて貴重な広大な里地里山が残っています。
この地域の北部は、環境省の「重要里地里山500」にも選ばれている、地域の宝として受け継いでいくべき豊かな自然環境です。
私たちが約1年間にわたり行った観察調査では、
サシバ(絶滅危惧Ⅱ類)やオオタカ(準絶滅危惧)といった猛禽類、
ミゾゴイ(準絶滅危惧)、ニホンアカガエル(奈良県:絶滅危惧Ⅱ類)、
ケハダビロウドマイマイ(奈良県:絶滅寸前種)など、
数多くの希少種が確認されました。
猛禽類を頂点とした「豊かな生態系のネットワーク」が、今もこの地に息づいています。【いま、この里山が消えようとしています】

現在、生駒市主導で大規模な開発計画が進められています。
その規模は、約288ヘクタール
生駒市の約19分の1、甲子園球場約75個分に相当します。
山を削り、谷を埋める造成は、
長年育まれてきた生態系を根本から破壊します。
生駒市が計画する「データセンターを核としたデジタル・AI関連施設」は、このかけがえのない自然を壊してまで、今作るべきものなのでしょうか。

(左:自然環境保全協会奈良作成/右:生駒市「第6回 学研高山地区第2工区事業推進会議 資料5」(2025年11月28日)より抜粋)

【見過ごせない問題:環境アセスメントの回避】
本来、大規模開発には「環境影響評価(環境アセスメント)」が必要です。
しかしこの計画では、開発区域を50ha未満に分割し
段階的に進めることで、
全体としての影響評価が行われないまま進められています。
生態系はつながっています。
区画ごとに切り分けて評価できるものではありません。

【なぜ守るべきなのか】
高山の里山は、棚田・ため池・雑木林が織りなす
「生態系の交差点」です。
短期間の調査でも、60種以上の希少種が確認されました。
・サシバやオオタカが舞う空
・絶滅寸前のケハダビロウドマイマイが生きる森
都市近郊にこれ程豊かな自然が他にあるでしょうか。
そして一度壊せば、元には戻りません。

新聞掲載:2025年8月10日朝日新聞「生駒の土地開発 生態系配慮を 市民団体希少種確認」
新聞掲載:2025年8月9日毎日新聞「高山第2工区見直しを 知事らに要望」
新聞掲載:2026年8月19日毎日新聞「生物多様な里山守る/自然損なわぬ土地利用を」

新聞掲載:2026年1月16日毎日新聞「希少なマイマイ発見 まちづくり計画一部見直しを要請」

【私たちの提案:ネイチャーポジティブへの転換】
私たちは、地域の発展そのものを否定するものではありません。
求めているのは、自然を損なう開発から、自然を活かすまちづくりへの転換です。

それは、里山を保全しながら、その価値を地域の暮らしや経済に活かしていくまちづくりです。

地権者・地域・行政が協力し、
里山の恵みを地域資源として活用することで、
自然保全と地域経済の両立を目指す取り組みでもあります。

世界は今、
自然を回復させながら発展する「ネイチャーポジティブ(自然再興)」へと大きく舵を切っています。
最先端の研究拠点が集まる地域だからこそ、
自然と最先端が共生する本当に持続可能なまちづくりを示すことができるはずです。

★データセンター建設について
高山第2工区においては、データセンターの建設が検討されています。現時点では、具体的な事業者や施設の規模、立地、冷却方式などは公表されていません。
データセンターは、施設の規模や設備によって、電力・水の使用、排熱、騒音、非常用発電設備、周辺景観などへの影響が異なります。豊かな自然環境が残る高山においては、その必要性や立地の妥当性も含め、具体的な計画を早い段階から市民に示し、自然環境や地域の暮らしへの影響を十分に調査・検証することを求めます。

★防災・治水の観点から
近年、全国各地で豪雨による災害が相次ぎ、生駒市でも浸水や土砂災害が発生しています。
高山第二工区に残る里山は、多くの森林、谷筋、ため池、田畑が一体となった地形であり、雨水を一時的に貯留し、地下へ浸透させながら下流へゆっくり流すという重要な役割を果たしています。
こうした自然の働きは、生物多様性を支えるだけでなく、豪雨時の洪水や浸水被害を軽減する「自然のインフラ(グリーンインフラ)」としても近年注目されています。
大規模な造成により、このような自然の保水・遊水機能が失われないかについても十分な検証を行い、防災・減災の観点を含めた土地利用計画を検討することを求めます。

【私たちが求めること】
私たちは、奈良県および生駒市に対し、以下を求めます。
◆ 288ha全体を対象とした 環境影響評価の実施
◆ 自然環境を活かした計画への見直し(ネイチャーポジティブへの転換)

 【最後に】
この里山を、
「更地」にしてしまうのか、
「生きた財産」として未来へつなぐのか、
今、私たちの選択が問われています。
あなたの一筆が、大きな力になります。
署名とシェアでのご協力をお願いいたします。

【要請書】
当協会が、生駒市長、奈良県知事など関係機関に対し提出した要請書です。
高山地区保全要請書(一次要請) 2025年8月7日
高山地区保全要請書(二次要請) 2025年12月16日
高山地区保全要請書(三次要請)「里地里山生態系等 資源活用・収益事業実施の提案と要請」2026年8月17日

 【自然環境保全協会奈良】
Web:https://www.kyokai-nara.org/
Email:kyokai.nara@gmail.com
Instagram:https://www.instagram.com/kyokai.nara/

【参考情報】
国際サシバサミット(日本自然保護協会ほか)
サシバプロジェクトin大阪(大阪自然環境保全協会)
奈良猛禽類研究会
※サシバは里山環境の豊かさを示す指標種として知られ、国内外で保全活動が進められています。

《学研高山地区参考情報》
高山地区第2工区のまちづくり(生駒市)
・学研高山地区第2工区マスタープラン(生駒市)
学研高山地区第2工区事業推進会議(生駒市)
学研高山地区南エリア土地区画整理準備組合(生駒市)
南エリア準備組合と株式会社フジタとの覚書締結(生駒市)
学研高山地区ゲートエリア土地区画整理準備組合(生駒市)

【署名ページ更新履歴】
2026/9/4 生きもの写真、各個別エリアマップ(生駒市資料)、8/19付毎日新聞記事、データセンター記述、2026年8月17日提出の第三次要請書、学研高山地区参考情報を追加(署名数5,299筆時点)

意思決定者

生駒市長、学研高山地区南エリア土地区画整理準備組合、学研高山地区ゲートエリアまちづくり協議会、生駒市議会議員、奈良県知事、奈良県議会議員、環境省環境大臣
生駒市長、学研高山地区南エリア土地区画整理準備組合、学研高山地区ゲートエリアまちづくり協議会、生駒市議会議員、奈良県知事、奈良県議会議員、環境省環境大臣

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