

ネット署名「生活保護基準引下げは違法!厚生労働大臣は最高裁判決を受け入れて謝罪し、一刻も早く違法状態を是正してください」へのご協力をありがとうございます。
おかげさまで賛同はまもなく2万5千人に達しようとしています。引き続き、拡散にご協力いただけるとありがたいです。
8月13日、厚生労働省は私たちが反対していた専門委員会を強行開催しました。
専門委員会は一般傍聴が許されず、訴訟の当事者の原告も会場に入れないという異常な状態で開催されました。
初会合は、事務方から判決についての説明があっただけで、1時間弱で終了しました。謝罪や補償の必要性に言及した委員もいませんでした。
鹿沼均社会・援護局長は初会合の冒頭で「最高裁判決への対応は、非常に重要かつ難しい議論になる」と発言しましたが、最高裁の判決には、生活保護基準の引き下げは生活保護法違反であり、減額処分は取り消すとはっきりと書いてあり、解釈の余地はありません。対応が「難しい」ものになっているのは、厚生労働省が政治に忖度し続けているからではないでしょうか。
原告に謝罪する前に専門委員会を強行設置するということは、問題の先延ばしでしかなく、完全補償以外の「抜け道」を専門家に探してもらおうという意図すら感じます。私たちは専門委員会の強行開催に強く抗議します。
専門委員会の開催に先立ち、首都圏の原告・弁護士らが中心となり、厚生労働省の前で抗議のスタンディングをおこないました。
抗議活動の様子は各メディアでも報じられています。
生活保護費巡り、厚労省が専門委初会合 秋にも方針 訴訟判決受け | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20250813/k00/00m/040/311000c
生活保護引き下げ、謝罪と補償の言葉なく…「難しい議論」 違法判決から1ヵ月半、厚労省専門委が初会合:東京新聞デジタル
https://www.tokyo-np.co.jp/article/428404
引き続き、謝罪と完全な被害回復を求める署名にご協力をお願いいたします。
「いのちのとりで裁判」については、月刊誌「地平」が2025年9月号で特集を組んでくれました。
月刊『地平』9月号(8月5日発売)
特集1 生きる砦を築く——生活保護から生活保障へ
https://chiheisha.co.jp/2025/08/04/2025_09/
稲葉が寄稿した記事は地平社のウェブサイトにもアップされています。
下記リンク先で全文が読めますので、ぜひご一読ください。
生活保護バッシングを「完全な失敗」として終わらせるために(稲葉剛)
https://chihei.net/?p=5369