

署名への応援・賛同をありがとうございます。
7月7日には厚生労働省との3度目の交渉が行われました。いのちのとりで裁判全国アクション事務局の田川英信さんによる報告です。
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本日(7月7日)は、先週月曜日の要請に続いて、厚生労働省に要請。
1週間も経っているのに、本日も謝罪はしませんでした。
話す内容は壊れたテープレコーダー。
「判決を詳細に精査し、関係機関と協議して適切に対応したい」ばかり。
少し変わったのは、「他の案件と判決内容が違うから」として、謝罪しないことを正当化するような発言があったこと。
厚生労働大臣が記者会見で述べた「専門家による審議会」に、何を諮問するのか、どのような方を選ぶのか、夏から審議するとしているが終わりはいつか、など全て不透明のままでした。
違法だと最高裁が断罪しているのに、その違法状態を続けるという、法治国家とは思えない対応。
オンラインで繋いだ原告、弁護士、支援者も含め、怒りが渦巻いた要請になりました。
要請前の厚労省前の宣伝や、要請後の記者会見には多くのメディアが取材。メディアの皆さんから、多くの質問が出されました。(田川英信)
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2025年7月7日
厚生労働大臣 福 岡 資 麿 殿
第 2 次 要 請 書
本年6月27日の最高裁判決を踏まえて、私たちは、同日、貴職に対し、「要請書」(以下、「第1次要請書」といいます)を提出し、交渉の要請をし、同月30日、貴省担当者との間で交渉の要請をしましたが、貴省担当者は、「謝罪するかどうかも含めて検討中」という対応に終始しました。
ところが、このように貴省、貴職との交渉に向けて貴省担当者に要請をしている真っ最中に、その傍らで、貴職は、私たちに事前に知らせることもなく、同年7月1日、閣議後の記者会見において、突如として、「専門家による審議の場を設けるべく検討をすすめていく」との方針を表明しました。最高裁により基準設定が違法であると断罪された貴職が、その訴訟の当事者である私たちに謝罪も行わず、その意見を聴くこともなく、突如として、既定事実であるかのように記者会見の場で方針表明することは、交渉の前提となる信頼関係を蔑ろにするものであり、生活保護利用者を対等な交渉相手とは認めないと言わんばかりの差別的な姿勢であると言わざるを得ません。また貴職が、違法性に関する自らの認識を明言することを避け続けている状況は、司法軽視も甚だしく、法治国家としての基盤を揺るがすものです。
最高裁における違法判断が確定している以上、今さら「専門家」を集めて「審議」させる必要など全くなく、「審議会」の設置は、新たな紛争を招くことになり早期全面解決が遠のきかねません。
そこで、私たちは、貴職に対し、改めて第1次要請書記載の要請内容を確認することを求めるとともに、とりわけ以下の諸事項を強く要請するものです。
1 違法な基準改定を行い、長年これを放置したことについて、まずは、原告及びすべての生活保護利用者に対し、真摯に謝罪すること
2 「専門家」による「審議」の場を新たに設置するとの方針は、直ちに撤回し、直ちに当事者である私たちとの交渉の席に着くこと
3 原告及びすべての生活保護利用者に対し、未払いの差額保護費を遡及支給するとともに、生活扶助基準と連動する諸制度(就学援助など)への影響を調査し、その被害回復を図ること
いのちのとりで裁判全国アクション
共同代表 尾藤廣喜(弁護士)、井上英夫(金沢大学名誉教授)、木下秀雄(大阪市立大学名誉教授)、藤井克徳(NPO法人日本障害者協議会代表)、吉田松雄(全国生活と健康を守る会連合会会長)、雨宮処凛(作家)、稲葉剛(住まいと貧困に取り組むネットワーク世話人)
生活保護基準引下げにNO!全国争訟ネット(いのちのとりで裁判全国弁護団)
共同代表 尾藤廣喜(弁護士)、竹下義樹(弁護士)
以 上