May 16, 2023

里親としての思い

小橋川久美子

 

まずはじめに、今回の児相による、里親委託解除問題で私達を支援し寄り添い応援してくださっている県内外の皆様、そして私達の思いに賛同して署名して頂いた6万5千人余りの皆様に心から感謝申し上げます。

沢山の方々の、お力で私達は潰されそうになりながらも、何度も立ち上がることができています。誠に有難うございます。

里親委託解除がなされるまでの間、私達は、多数の医師から里子の発達に関して特性があることを知らされ、生みの親、児相と相談しながら、子どもの成長に合わせた支援をお願いします、と児相に対して何度も何度も訴えてきなした、

しかし、それは一切聞き入れてもらえず、コザ児相の班長、嘱託弁護士が主導権を握り、子どもの気持ちや心に寄り添うこともなく、進めてきました。

2021年9月、コザ児相での話し合いの中で、班長、嘱託弁護士から、強い口調で「親権者が今日、一言いえば措置はもうすぐにでも解除!!そういう仕組みになっているわけですよ、子どもがどう言っても、親権者がダメって言った瞬間に措置は解除しなきゃいけないって形なんです!!今日、明日かもしれないですよ!!」と言われました。

そして、里親措置解除の理由は、「時期」だと言われ、私は号泣してトイレに2回駆け込み嘔吐し泣きくずれました、その様子を児相職員は冷ややかな目で見ているだけで、労いの言葉一つも掛けてもらえませんでした、調査報告書によると、この直後の10月には、県内の別の里親に委託を打診し、本当に子どもの人権など一切考えない進め方をしているのです。

また、同年12月の話し合いでも、私たちは子どもに寄り添い、医師と相談しながら、慎重に進めて欲しいとお願いをしましたが、児相は子どもの心を無視した発言ばかりで、私が「真実告知をして心に問題が起き、何かあったら誰が責任を取るのですか?」と聞きました。それに対して、嘱託弁護士は、「親権者が全ての責任を取ります。」と断言したのです、その後、12月14日にはコザ児相から、里子を12月21日に一時保護するという内容の通知が届きました。12月20日には、嘱託弁護士事務所からFAXで送られた、書面の期限通りに引き渡さない場合子どもを預かり続ける行為そのものが誘拐罪になるという書類に署名するよう、夜中の11時40分頃まで「関係者がひかえて待っているから、早く捺印して」と、何度も電話で迫られました。私は、あまりの強引なやり方に、強い恐怖と不安を感じました。しかし、里子のためを思って、この日は署名することを拒否しました。

翌21日にも同じように追い詰められました。12月22日の措置解除をされてしまうと、里子が楽しみにしている、クリスマス、ピアノの発表会、お正月を子どもの悲しい思い出とトラウマを作らせたくなくて、せめて年末年始だけでも、笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごさせたい一心で、どうにか解除日を延ばしてほしいと考え、2022年1月4日の一時保護、翌5日に措置解除するという書面にやむを得ず署名しました。

この事からしても、児相は子どもの心を一切配慮せず児相の都合だけで進めています。

私達は、子どもにとっての最善の利益をコザ児相と一緒にずっと考えたいと思ってきました。

班長、嘱託弁護士の、子どもの福祉を無視した対応に、里子、生みの親、育ての親である私達の人権が蔑ろにされてきたと思います、また、児相が作り上げた、実親と里親を対立させるストーリーで情報操作し、生みの親が措置解除の意向を示すように仕向けてきたのです。その結果、2022年1月4日、里子は、私達と5年半かけて育んできた信頼、愛着関係、安心・安全で楽しく暮らしていた環境を、コザ児相によって無理矢理引き裂かれたのです。

調査報告書では、その後里子は、一時保護所内で「帰りたい、(里親に)会いたい」と訴え続けていることが明らかになっています。しかし児相は、里子の訴えを無視し、里子が会いたいと何度も何度もSOSを発信しているのにその声は児相により、かき消されてしまい、まだ5歳という年齢で、親だと思っている私達から引き離され、どれだけ「会いたい」と訴えても会わせてもらえない状況に、どんなに怖くて苦しい思いをしているのかと考えると胸が張り裂けそうです。

2022年10月22日の話になりますが、県庁前で、私達が友人三人と居た所に、偶然、目の前を、里子、今の預け先の里親夫婦、他の里子が一緒に歩いてきました。私は、私の目の前を歩く里子に駆け寄り、抱きしめたい気持ちを必死にこらえながら「○○ちゃん」と名前を呼ぶと、それまでうつむいて歩いていた里子が目を大きくして、ぱあっと表情が明るくなり私を見ました。里子は、今の里母に私の事を一生懸命に訴えている様子でしたが、里母はそれを無視して里子を引っ張り足早に連れて行きました。それでも里子は、何度も何度も後ろを振り返り私を見ていました。引き離されてから10か月余り経ってからの偶然の対面でしたが、里子が必死に私を求めて振り返る姿に、私は泣きくずれました。里子は、私達と暮らしていた頃の様に、おちゃめで、天真爛漫な子ではなくなっていました。何故あの子がこんな思いをしなければいけないのでしょうか?間違えた判断をしたのは児相であり、一番の被害者は子どもです。

そして去った、今年4月23日、日曜日の里親有志の会の集まりの中、午後1時30分過ぎに主人の携帯が鳴りました。最初は声が聞こえず、主人が何度も「もしもし小橋川です、もしもし」というと、ささやく様な小さな声で「とうさん、○○ちゃん」と言った後、すぐに切れてしまいました。声を聴いた瞬間、里子からの電話であることが分かりました。その番号にすぐかけ直してみると、里子が今いる里父の声で聖書の話が流れるテレホンメッセージでした。きっと、里子は周りに居る大人たちの目を気にしながら、必死の思いで私たちに電話してきたんだと思います。やはり、今も里子は、私達にとても会いたがっているのです。迷子になった時を考えて、里子に携帯番号を教えていて本当に良かったです。

この子に対し、一部の児相職員達の誤った措置解除のせいで里子は、しなくていい経験をさせられました。この事に関して誰が責任を取るのでしょうか?

里子への償いはどうするのでしょうか?

一刻でも早く、里子の心のケアをしなければ取り返しのつかない事になると思います。

児相は一人の人間の人生を振り回し、壊したという事を認め、早急に子どもが私達に会いたい、帰りたいと言っている声を受け止め、里子の願いを叶えるべきです。

行政にも聞いて欲しい事が有ります、あなた方も人の親であり、子どもを愛し慈しんでいると思います。よその子どもの話だと無視せずに、目の前で苦しんでいる子どもを救って頂きたい。明日は里子の誕生日です。どうかこの子の声を聞き、私達に会いたい、帰りたいと思う願いを叶えてあげて欲しいと切に思います。

最後に、実親さんへ、こんなにかわいい子を産んで頂き、本当にありがとうございます。

 私達は、この子が幸せに過ごして成長していけるよう、協力していく思いです。

 

Copy link
WhatsApp
Facebook
Nextdoor
Email
X