川辺川ダムを用いない治水への賛成

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令和2年7月豪雨災害について

豪雨災害は、多くの地域へ多大なる被害をもたらしました。

熊本県でも死者65名、行方不明者2名。

この突然の災害で亡くなられた皆様へ、心よりのご冥福をお祈りいたします。

行方不明者におかれましては、ご家族・ご親族のお気持ちを考えますと居た堪れない気持ちでいっぱいです。

一刻も早い発見を願っております。

家屋への被害が6505棟となっており、災害から4ヶ月の現在も尚、復旧作業が続いております。

被害に遭われた皆様の生活の早期回復を願うと共に、どこでいつ発生するのか分からないこの未曾有の天災に対して、自分達に出来ることは何があるのかと自問自答する日々です。

二度とこのような悲劇を起こさないため、私達の災害に対する心構えや防止策が必要であるのは間違いありません。

 

署名活動について

今回、私がweb署名を開始致しましたのは、その災害防止策として再燃した川辺川ダムの建設に疑問を感じたからです。

熊本県では、年末までにこの結論を出そうとしており、私達の意思表示にもスピード感が求められます。

これまでも有志の皆様が署名活動をされたり、様々な活動をしてくださってますが、それとプラスして、今回はより多くの方々に素早く伝わり、国や県を相手に訴える為に効果的な方法を選ぶ必要がありました。

 

川辺川ダムについて

災害が起きた翌日、原因も分からない、検証も不十分な時点で出た川辺川ダム建設案は、誰が求めた方針で果たして本当に最善の災害防止策でしょうか。 

川辺川ダムは、2009年に建設が中止になり、熊本県ではダムに頼らない治水を目指しました。

この豪雨以前の川辺川、球磨川の河川については、これまでの大雨で土砂が流れ込み、川底が上がっており十分な流量を受け入れる状態ではなく、それに対しての対策が取られていなかった現状があります。

住民の方曰く、川底に堆積した土砂の除去を何度申し出ても、行われる事はなかったそうです。

しかし、その治水を十分に行った結果だといえない状態で、この災害。

そしてすぐに浮上したダム建設。

皆さま疑問を感じませんか?

 

川辺川ダムの問題点と

人吉球磨の歴史と文化

 

今回のダム建設案の問題点は、これまでの長年の議論を無きものとし、また先代達より守られてきたこの水源や自然、川の生態系・文化や産業を壊すことにあります。

人吉球磨地域の歴史や、人々の生活、また産業は、この川と共にありました。

そこに清流があったからこそ、人は川の近くに住居を構え、何百年と生活してきたのです。

川と共に育まれた、人吉球磨の文化。

球磨焼酎、温泉や宿、球磨川下りやラフティング、鮎・ヤマメ漁など…

もし川辺川ダムが出来、清流がなくなったとしたら、この全ての産業に陰を落とします。

当たり前のようにあるこの水源や清流によって、人が支えられ繁栄してきたことは、私たちの繰り返す日々の生活の中では気にも留めないような事かもしれません。

しかし、この清流があるのは、私たちの大好きな今の故郷の姿があるのは、この川を愛し守って来た人達のおかげです。

実際に、川辺川ダム建設においてこれまで多くの方々が反対を表明し、国への意見をあげてきました。

そして、ダム建設に翻弄されながらもなんとか川を守り抜き、現在。

十分な対策を取らずして、この災害が起き、これまで反対があって頓挫した計画を再燃させ、納得のいく検証や議論もなく押し通す。

地元の宝であり、文化であり、精神であるこの美しい水系に対して、そのような敬意の無い傲慢なことがあって良いのでしょうか。

川辺川はこれまで14年連続で水質日本一を達成しており、日本の中でも僅かな美しい川なのです。

 

川辺川ダムの問題は、日本の問題

災害と向き合うには

このような問題は、人吉球磨地域に限ったことではなく、今後日本全国、どこにでも起こりうる災害であり出来事では無いかと考えます。

ダム建設の反対は、その地域の生活や自然の豊かさ、環境を守るためにどの水系でも起きています。

また、反対する多くの方が、自然や環境の保全はもちろん、ダムにより問題が根本的に解決出来るのかというところに疑問を感じています。

今回、人吉球磨で水害を起こした水系には既に球磨川上流にダムがありました。そして水害当日のそのダムの動きにも不透明さが残ります。

国や県側の検証は、川辺川ダムありきの恣意的なものであり、洪水の大半を防げたような検証内容になっています。

しかし、過去に日本で引きおこされた水害は、ダムが原因であったこともありました。

そもそも、この災害の根源について考えなければなりません。

まずは、環境の変化により、気温や雨の降り方が変わり、人間の都合に合わせて自然を開拓をしてきた結果、災害が起きやすくなっている事が言えます。

実際に、杉・檜ばかりを植林した山は、山自体の保水力が無く、土砂災害が起きやすいといいます。

原生林から杉・檜ばかりの人工林にすることにより、動物たちは食べ物がなくなり山を追われ、その他の弊害も起こっています。

それに加えて、堆積した川底の掘削が行われなかった、河川の整備がされていなかったことなど、被害を防ぐためには今後、もっと根本的な見直しが必要だと感じます。

ダム建設以外での解決方法を考えていくのは決して簡単なことでは無く、人命が関わる以上綺麗事では成り立ちません。

私達はダム建設を認めないのであれば、これだけの被害がある以上、他の対策を考える必要もあると思います。

短期的には、川底の掘削や、遊水池の建設…

長期的には、災害の起きにくい山作りや森作りなど

しかし、もし達成できたら、自然と共存しながら災害への対策が出来たら…

世界にも通用するような大きな取り組みやシステムになるのでは無いかと考えます。

この、危機をチャンスとして、この美しい自然を守りながら他にできることがないか、今一度、皆さんで考えませんか。

私は、川辺川ダムに頼らない治水に賛成し、災害対策として自然と共存する方法での論議を希望します。

そして、私達に出来る方法でそれを示したいと思いました。

大きな力や大きな存在へ立ち向かうには、私達ひとりひとりの小さなスクラムが必要です。

どうか、ご賛同いただける方の署名をお待ちしております。