東日本最古・最大級の高尾山古墳を取り壊さないで!

東日本最古・最大級の高尾山古墳を取り壊さないで!
西の卑弥呼と対峙していたであろう東の王、卑弥弓呼(ひみここ)。その墳墓であるかもしれない高尾山古墳は、静岡県沼津市金岡地区にあり、平成20年に発見された墳丘長62mの東日本最大級の前方後方墳です。築造は西暦230年ごろと言われ、東日本最古級でもあります。
去る11月19日に、第二回協議会が開かれました。古墳を完全に回避した6案、東側の周溝を埋没させ神社と古墳を分断する3案の計9案が提示されました。
(詳しくは沼津市のHPに協議会資料が公開されていますので、ご覧下さい。
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/shisei/topics/h27/kyougikai/doc/2-4.pdf )
この二か月間、保存の方向で検討を続けてくれた沼津市にまずは感謝したいと思います。
しかしながら、協議会終了後の囲み取材において栗原沼津市長は「協議会の意見は参考意見。決めるのは自分」と発言しています。
また、協議会議長を務められた大橋洋一学習院大法科大学院法務研究科長より、第三回協議会までにパブリックコメントなどの実施による市民意見の聴取が市側に要望されましたが、地元自治会の中には依然として今年度補正予算の執行(古墳を完全に取り壊す調査発掘費)を強く望む声があるのも事実です。予算案に賛成した市議が方針を転換させたという話も聞きません。
このような状況ですので、私たちは沼津市長が高尾山古墳を完全に保存すると決定するまで、活動を続けていきます!署名活動も継続します。それまでは、皆様の変わらずのご支援が必要です。よろしくお願いします。
紙面による署名活動
https://takaosankofun.wordpress.com/
HPより署名用紙をダウンロードできますので、是非ご協力ください!
FBやツイッターでもご意見をお聞かせください! #高尾山古墳