

沖縄の猫たちの尊厳を信じ、共に立ち上がってくださった皆さま。
あの日、皆さまの署名で私たちが守り抜いたのは、単なる「ノラ猫に餌をあげること」ではありませんでした。猫を愛でる小さな子供の純粋な気持ちを、「ダメ!違法だよ」と踏みにじらせない。
そんな「人間の優しさ」を否定されない権利を守るための戦いでした。
しかし今、その優しさを支える唯一の基盤が、音を立てて崩れようとしています。
行政の「100倍以上」の命を、私たちが さくらねこTNR無料不妊手術で背負ってきました
署名開始までの10年間、沖縄の現場で何が起きていたのか。この残酷なまでの数字の差を見てください。
■ 2012年〜2022年 沖縄県における不妊手術実績
沖縄県行政:235頭
どうぶつ基金:23,926頭
行政がわずか200頭余りしか手を差し伸べられないなか、私たちは皆さまの寄付を力に変え、行政の100倍、2万頭以上の命を救ってきました。沖縄本島の99%のエリア(ヤンバル地域を除けば100%)で、私たちが不妊手術(TNR)の全責任を担ってきたのです。
私たちが止まれば、沖縄だけでなく全国の猫たちの未来は、その瞬間に閉ざされます。
⚠️ 無料不妊手術チケットが底を突く。10年の努力が「無」になる恐怖
現在、物価高騰の影響で寄付が激減しています。 このままでは、2026年度の無料手術チケットは、開始からわずか9か月で底をつく見込みです。
不妊手術が止まれば、猫は再び爆発的に増えます。 そうなれば、私たちが必死に止めた「餌やり禁止」の声が、再び、より一層激しく沸き起こるでしょう。 10年かけて積み上げた23,926頭の奇跡が、3年ほどで元の木阿弥になってしまう。その絶望を、私はどうしても受け入れることができません。
理事長の自宅を事務局へ。私たちはすべてを投げ出しています
皆さまにさらなるご支援をお願いするために、私たちは自分たちにできるすべての「身を切る」選択をしました。
役員報酬は、当初から一貫してゼロ。
出張費、宿泊費も、すべて役員の個人負担。
そして今、家賃さえも手術代に変えるため、事務所を完全に閉鎖しました。
理事長宅の片隅に事務局を移し、ネット回線ひとつ削りながら捻出したのは、年間約190万円。330頭分の命の手術代です。 それでも、行政の100倍の命を背負い続けるには、私たちの限界をとうに超えてしまっています。
私たちがつくりたい未来
私たちは、ノラ猫に餌を与えるやさしい子供たちに、 「ダメ!それは違法だよ。警察に怒られるよ」 と冷たく言い放つような社会ではなく、
「ありがとう。やさしいね。この子たちがこれ以上増えないように、大人の責任で、不妊手術もしておくからね」 と、大人が笑顔で言える未来をつくりたい。
その「優しさ」を肯定するためには、命を増やさないための不妊手術という責任が不可欠です。
【お願い】署名の「想い」を、今日救う「力」に変えてください
沖縄の猫たちの未来を信じてくださった皆さま。 皆さまが届けてくれたあの「署名」という勇気を、いま一度、**この子たちの明日を物理的に守り抜く「バトン」**として、私たちに託していただけないでしょうか。
2026年度、沖縄の、そして全国の活動を継続するためには、あと1万頭分(約6,000万円)が必要です。 いま、2,500人の「さくらねこサポーター」がいれば、この灯は絶えません。
月額2,222円。 どうか「さくらねこサポーター」になってください。
そのご支援が、行政には救えない命の受け皿となり、猫と子供の未来をはぐくむ唯一の手段です。
理事長 佐上邦久(さがみくにひさ)