ネガキャン選挙を許さない!民主主義の危機を招いた西東京市新市長に強く抗議する

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「逗子での失敗のリベンジは逗子でやってください。ここは西東京市です」
「西東京市のまちづくりは、西東京市民の手で!共産・左翼に市政を渡すな!!」

信じられないような内容のビラが、市長選挙投票日の2日前、突如として市内全域にポスティングされました。さらに翌日には新聞折り込みもされました。公職選挙法に基づいて、池沢たかし氏を支援する政治団体として確認された、明日の西東京を創る会が発行した西東京市長選挙法定ビラ第2号です。

私たちは、このような悪質なネガティブキャンペーンによって公正であるべき選挙をゆがめる行為は民主主義の危機を招く許しがたいものであり、池沢たかし西東京市長並びに指田純 明日の西東京を創る会代表に強く抗議します。

2021年2月7日に投開票された西東京市長選挙は、自民党、公明党が推薦する、前西東京市副市長の池沢たかし氏と、立憲民主党、日本共産党、西東京・生活者ネットワーク、無所属議員有志が推薦する、前神奈川県逗子市長の平井竜一氏の一騎打ちと目され、選挙は予断を許さない激戦となりました。

池沢陣営によるネガティブキャンペーンは、選挙期間前からすでに始まっていました。池沢氏を応援する市議会議員が平井氏について「今回ダメだったらまた別の市で市長選挙に挑戦する渡り鳥のような候補」と演説で触れる動画がネット上で拡散したほか、別の市議会議員が支援者向けの手紙の中で、平井氏を「逗子の財政をダメにした人」などと書いていることも確認されています。

これにとどめを刺したのが冒頭に示したビラです。裏面にはいかに平井氏が逗子市の財政危機を招いたかを印象づけるため、新聞記事や施政方針の抜粋が掲載されましたが、全体の中の一部を意図的に抜き出したもので、平井氏の当選を得させない目的をもって行われた悪意ある引用です。現逗子市長である桐ケ谷覚氏からは、平井氏が「財政対策を実行し財政再建に手腕を発揮した」と評価するメッセージが送られており、不正確な情報を流布して有権者の判断をゆがめようとしたことは明らかです。

さらには、公職選挙法では市長選挙にはどこに住んでいても立候補できる被選挙権が保障されており、しかも平井氏は西東京市民となっているにもかかわらず、市外から来た「よそ者」に対する強烈な排他メッセージが出されたこと、「共産・左翼」という偏見に満ちた特異な表現により差別と分断を助長したこと、「市政を渡すな」という市政が一部の人間の所有物であるかのような表現がされていること、どれを取っても20万市民をまとめるリーダーの発する言葉として不適格であると断じざるを得ません。

この結果、池沢氏が平井氏に1514票、得票率にして2%余りの僅差をつけて当選を果たしましたが、平井氏を支援した市民はもちろん、池沢氏支援に回った側の市民からも、今回のやり方は納得できないと怒りの声があがっています。

この影響は、西東京市にとどまる話ではありません。なぜなら、今回のネガティブキャンペーンが、仕掛けた側の成功体験として認識される可能性が高いからです。相手方への徹底的なネガティブキャンペーンを展開することが有効だとなれば、全国各地の選挙で同様の手法に出ることが予想されます。こうしたネガキャン選挙が横行すれば、市民の差別と分断をあおり、政治不信、政治離れを招く結果となり、まさに民主主義の危機と言えます。

私たち、公正でフェアな選挙を求める西東京市議会議員有志並びに西東京市のみらいをひらいていく会は、池沢たかし新市長並びに指田純 明日の西東京を創る会代表に対し、このようなネガキャン選挙を展開したことについて強く抗議し、平井竜一氏並びに市民に謝罪の上、今後は公正でフェアな選挙を行うよう求めます。

公正でフェアな選挙を求める西東京市議会議員有志
 大竹あつ子(日本共産党)
 かとう涼子(西東京・生活者ネットワーク)
 後藤ゆう子(西東京・生活者ネットワーク)
 佐藤大介(立憲民主党)
 田村ひろゆき(無所属)
 中村すぐる(日本共産党)
 納田さおり(無所属)
 藤岡智明(日本共産党)
 保谷清子(日本共産党)
 森しんいち(立憲民主党)
 森てるお(無所属)
 ※五十音順

西東京市のみらいをひらいていく会
 代表 藤井一男