

2023年4月19日に提出した公開質問状に対する福岡県の回答に対し、再度の公開質問状と意見を2023年9月8日 提出しました。
再質問の詳細内容についてはこちらをご覧ください。
署名4万筆、福岡県で野良猫の無料不妊手術を-再度の公開質問状と意見を提出
2023年4月19日に提出した公開質問状に対する福岡県の回答に対し、再度の公開質問状と意見を提出しました。
この再質問に対する回答が福岡県生活衛生課より届きましたので以下に回答を全文掲載します。
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【再質問】
Ⅰ-1について
① 飼主のいない猫を巡る問題には、 ❶糞尿・鳴き声による生活環境被害と、❷猫の繁殖による致死処分数の増加の2つの問題があるとのご認識であり、繁殖制限を行うことは ❷に対しては有効な対策であるとお考えとのことでした。
この点、当方としては、繁殖制限を行うことは、飼主のいない猫の数の減少につながるため、❶に対しても有効な対策であると考えます。
貴県は、繁殖制限を行うことが❶に対しても有効な対策であると考えますか。考えない場合はその理由もあわせて教えてください。
【質問】
(1)野良猫を巡る問題の解決の為に、避妊・去勢手術によって繁殖制限を行うことが効果的であると考えますか?
【再回答】
繁殖制限を行うことは、糞尿・鳴き声による生活環境被害の軽減につながるかもしれませんが、リリース後の適正管理が施されなければ、生活環境の被害はなくならないと考えます。
県では、繁殖制限だけでなく、併せて餌や排泄物等の適正管理を行うことが重要であると考えているため、地域住民が主体となって市町村が実施する地域猫活動を支援しています。
【再質問】
② Ⅰ-1-(3)の回答については、「手術対象の拡大をする予定がない理由」という質問に対する回答になっていません 。
貴県は上記❶に対する対策として地域猫活動が有効であると考えているとのことですが、 地域猫活動を行うことが繁殖制限を行うことを否定する理由にはなりません。
飼主のいない猫には、地域猫の認定を受けている猫よりも、地域猫の認定に至らない猫(以下、「地域猫未満の猫」と言います)の方が圧倒的に多いのが現状であり、貴県の指摘する❶❷の問題についても、地域猫未満の猫によるものの方がはるかに多いです。地域猫活動と繁殖制限は両立し得るものであり、むしろ、並行して進めていかなければ、飼主のいない猫の数は急増して、 貴県の指摘する❶❷の問題はより深刻化していくこととなると考えます。
以上の当方の意見に対する貴県のご意見と共に、改めて、手術範囲の拡大をする予定がない理由を教えてください。
【質問】
(3)(1)で考えている場合、手術対象の拡大をする予定がない理由を教えてください。
【再回答】
県では、繁殖制限だけでなく、併せて餌や排泄物等の適正管理を行うことが重要であると考えているため、地域住民が主体となって市町村が実施する地域猫活動を支援しています。
このため、県としては、9月県議会において、地域猫活動を実施していない市町村に対し、不妊去勢手術費用の助成とともに、地域住民と動物愛護団体が、一定期間、適正管理を協働して行うことで、地域住民を地域猫活動の担い手として育成し、理解を進める取組に必要な予算を補正予算として提案し、可決されたところです。
県としては、地域猫活動を県全体に拡げていくよう取り組んでいるところです。
【再質問】
Ⅰ-2について
③ Ⅰ-2-(1)の質問は、手術の範囲を拡大する予定があるかという質問ではなく、手術の範囲を拡大する必要があると考えているかという質問です。
再度、Ⅰ-2((1)~(3)まで)に対してご回答ください。
【質問】
(1)動物基金みやま病院では、令和3年度、約4000頭の手術を実施しており、手術の 要請は8000頭にのぼります。このことを前提として、手術の範囲を拡大する必要があると考えますか?
(2)(1)で考えない場合、その理由を教えてください。
(3)(1)で考える場合、手術対象の拡大をする予定がない理由を教えて下さい。
【再回答】
手術の範囲を拡大するよりも、地域猫活動地域を拡大していく必要があると考えています。
県では、繁殖制限だけでなく、併せて餌や排泄物等の適正管理を行うことが重要であると考えているため、地域住民が主体となって市町村が実施する地域猫活動を支援しています。
県としては、地域猫活動に対する理解の促進に努め、そのために、地域猫活動を県全体に拡げ、地域猫活動の主体となる地域住民及び市町村に対し、必要なサポートを行っていきたいと考えています。
【再質問】
Ⅰ-4について
④ Ⅰ-4-(1)の質問は、「 地域猫制度のみで足りると考えていますか」というものです(地域猫活動に取り組みますかという質問や、地域猫活動に取り組む理由を問う質問では ありません)。
再度 、Ⅰ-4((1)~(3))にご回答ください。
【質問】
(1)現在、福岡県では地域猫活動の促進を行っているということですが、野良猫を巡る問 題の解決にあたり、地域猫制度のみで足りると考えていますか?
(2)(1)で考えている場合、その理由を教えてください。
(3)(1)で考えていない場合、その理由を教えてください。また、今後考えられる改善 策も教えて下さい。
【再回答】
飼い主のいない猫を巡る問題は、その地域に暮らす地域住民の課題であり、問題解決を図るには、地域住民が主体となって考え参加する仕組みが必要だと考えます。このためには、地域住民、市町村、県が連携して取り組む地域猫活動が問題解決を図る最も有効な方法だと考えています。
県としては、まだ活動できていない市町村に対して地域猫活動が導入できるよう、より一層サポートを行っていきたいと考えています。
【再質問】
Ⅱ-1について
⑤ Ⅱ-1-(2)の回答の趣旨の解釈が困難です。現在の保険所勤務獣医師の人数ではマンパワーが足りないということでしょうか。
保険所勤務の獣医師が実費のみで手術をした場合、1頭当たり約1600円と、雄でも現在の10分の1、雌では16分の1の費用で手術をすることが可能であり、同じ予算でも現在より圧倒的に多くの頭数を手術することが可能となります。このことを前提とすれば、限られた予算を効率よく使い、より多くの頭数の手術を実施するためには、外部の獣医師に委託するのではなく、保健所勤務獣医師が手術を行うべきであることは明らかです。
Ⅱ-1-(2)の質問について、保健所勤務獣医師が手術を行う必要は認識しているがマンパワー不足等の理由でその実現が困難であるからなのか、それとも、そもそも保健所勤務獣医師が手術を行う必要性を認識していないからなのか、その理由と共に改めてご回答ください。
【質問】
(1)現在、県が実施する手術については、獣医師に委託し、1頭当たりの金額は雌が26000円、雄が16000円で行っているということですが、今後、このように外部に委託するのではなく、県の専属の獣医師が実施することは考えていますか?
(2)(1)で考えていない場合、その理由を教えてください。
【再回答】
現在の保健所勤務獣医師には、狂犬病予防法、動物の愛護及び管理に関する法律、福岡県動物の愛護及び管理に関する条例に定められた狂犬病予防員、動物愛護管理指導員としての業務がありますので、業務として不妊去勢手術を行うことは困難と考えています。
【再質問】
⑥ Ⅱ-1-(4)は、質問に対する回答になっていないため、改めてご回答ください。また、同回答を踏まえると、委託先の獣医師には、獣医師会に所属していない獣医師はいないという理解でいいでしょうか。
【質問】
(4)委託する獣医師の選定方法を教えてください。また、委託する獣医師について、獣医師会所属の獣医師と、そうでない獣医師の割合を教えてください。
【再回答】
令和3年度は全て県獣医師会所属の獣医師に委託しています。
委託先として県獣医師会に所属していることを要件としているものではありません。
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回答ここまで