それでも、あなたは〝死刑のボタン〟を押せますか?


それでも、あなたは〝死刑のボタン〟を押せますか?
署名活動の主旨
English here
注意:このキャンペーン本文には死刑制度について考えてもらうために処刑道具の写真などが出てきます。
■あなたは〝死刑のボタン〟を押せますか?
人を殺したのだから死刑になっても仕方がないと考えていませんか。
「人の命は尊い」と言いながら、国家が法の名の下に死刑囚を処刑するのが死刑という刑罰です。日本には死刑を執行するための刑場が全国に7カ所あり、死刑執行が命令されると、この刑場で刑務官が死刑執行のためのボタンを押します。この「人の命を奪う刑罰」を刑務官にさせているのは、私たち国民です。
死刑制度を廃止しない限り、死刑執行のボタンを押し続けているのは“わたし”であり“あなた”なのではないでしょうか?
トップ画像は2010年8月27日、報道機関に公開された東京拘置所の死刑執行の刑場写真です。
左側の部屋に4つ並ぶのが「死刑のボタン」です。「ボタン」を押すことで右側の部屋の赤い二重枠の床が下側に抜け、首に縄をかけられた死刑囚の体が階下に落下し首が絞まり死に至るという構造です。刑務官の精神的苦痛軽減のため、どのボタンが連動しているかは不明にしていると言われています。
■いまだ続く冤罪の可能性
冤罪とは、刑事事件において、犯罪を行っていないにもかかわらず、有罪の判決が確定した場合のことをいいます。
1980年代、日本では確定死刑囚が裁判のやり直しによって無罪となるという出来事が立て続けに4件起こりました。そして、2024年10月9日には2023年3月に捜査機関による“ねつ造”の可能性が指摘され裁判のやり直しが行われていた「袴田事件」の無罪が58年ぶりに確定することになりました。
無実の人を処刑してしまうという間違いは、ゼロにしなければなりません。そのためには、死刑制度は廃止される必要があると考えます。
■どんな人の命であっても奪ってはならない
死刑制度とは、国家が計画的に死刑囚の命を奪う制度です。その制度を私たちが維持するということは、死刑を求刑する検察官、死刑判決を宣告する裁判官、死刑執行を命令する法務大臣、死刑執行を直接行う刑務官、こういった人たちに人の命を奪う手続きをさせていることになります。人の命を奪うための任務・仕事をこの社会から無くす必要があると思いませんか。国家は、そして私たちは、どんな人の命であっても決して奪わない、と決断すべきと考えます。
*旧大阪拘置所の刑場の写真。昔は、写真中央右下にあるレバーを刑務官が引くことで踏み板が落ち、処刑されていました。
■世界は死刑の無い社会に向かっている
1989年12月、国連総会で「市民的及び政治的権利に関する国際規約の第二選択議定書(以下「死刑廃止条約」という。)」が採択されました。これ以降、世界中の多くの国で死刑制度を廃止する国が増えています。アムネスティ・インターナショナルによれば、2022年世界で法律上・事実上死刑を廃止している国は144か国であり、死刑制度を維持している国は55か国と報告されています。EUは、加盟するための条件として死刑廃止を掲げており、韓国では1997年12月以降、四半世紀にわたり執行を行っていません。アメリカでも死刑を廃止したり、停止したりする州が増えていて、連邦レベルによる死刑は廃止されました。それはなぜでしょうか?「人の命を奪う行為を絶対に認めない」、そういう社会を作ろうとしているからではないでしょうか。
*グラフ。1991年以降、世界の死刑廃止した国(黄)と死刑執行した国(黒)の推移(2022年アムネスティ死刑年次報告より)
■死刑制度の実態をもっと知ってください
政府は、死刑制度を廃止することは適切でないとする理由を「世論が死刑を支持しているから」としています。内閣府の世論調査によると、確かに約8割の人が「死刑もやむを得ない」と答えています。ですが、死刑に関する情報は極端に制限され、そもそもどのような刑罰なのか一切公開されていません。死刑制度の手続きや方法、世界の情勢などについて知らないまま、人の生と死を左右する重大な死刑制度の存続もやむを得ないと判断していいのでしょうか。
また、死刑が無くなれば凶悪な犯罪が増えるのではないかという意見が聞かれますが、科学的な研究において、「死刑が他の刑罰に比べて効果的に犯罪を抑止する」という確実な証明はなされていません。むしろ、「死刑になりたい」という考えが犯行の動機になっている事件もあり、死刑制度には犯罪を誘発する可能性があることを知ってください。
■署名キャンペーンに参加してください!
「人の命を奪ってはいけない」
この誰もが守るべき規範を、法律だからといって例外的に認めてよいのでしょうか。死刑制度の廃止を求めるひとりひとりの声を法務省に提出しませんか。
すべての人の尊厳が守られ、あらゆる人の命が奪われない社会にするために、この署名キャンペーンに力を貸してください!
*旧大阪拘置所の刑場写真(絞縄と鉄かん)
【死刑制度を詳しく知りたい方は下記を参照してください】
◆アムネスティ・インターナショナル日本 死刑廃止
https://www.amnesty.or.jp/human-rights/topic/death_penalty/
◆CrimeInfo | 日本の死刑制度を含む刑事司法制度に関する情報サイト
https://www.crimeinfo.jp/
◆森のおひさま教室 死刑についてみんなで考えてみよう
https://www.morino-ohisama.jp/about
【主催団体】
死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
http://www.forum90.net/

2,012
署名活動の主旨
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注意:このキャンペーン本文には死刑制度について考えてもらうために処刑道具の写真などが出てきます。
■あなたは〝死刑のボタン〟を押せますか?
人を殺したのだから死刑になっても仕方がないと考えていませんか。
「人の命は尊い」と言いながら、国家が法の名の下に死刑囚を処刑するのが死刑という刑罰です。日本には死刑を執行するための刑場が全国に7カ所あり、死刑執行が命令されると、この刑場で刑務官が死刑執行のためのボタンを押します。この「人の命を奪う刑罰」を刑務官にさせているのは、私たち国民です。
死刑制度を廃止しない限り、死刑執行のボタンを押し続けているのは“わたし”であり“あなた”なのではないでしょうか?
トップ画像は2010年8月27日、報道機関に公開された東京拘置所の死刑執行の刑場写真です。
左側の部屋に4つ並ぶのが「死刑のボタン」です。「ボタン」を押すことで右側の部屋の赤い二重枠の床が下側に抜け、首に縄をかけられた死刑囚の体が階下に落下し首が絞まり死に至るという構造です。刑務官の精神的苦痛軽減のため、どのボタンが連動しているかは不明にしていると言われています。
■いまだ続く冤罪の可能性
冤罪とは、刑事事件において、犯罪を行っていないにもかかわらず、有罪の判決が確定した場合のことをいいます。
1980年代、日本では確定死刑囚が裁判のやり直しによって無罪となるという出来事が立て続けに4件起こりました。そして、2024年10月9日には2023年3月に捜査機関による“ねつ造”の可能性が指摘され裁判のやり直しが行われていた「袴田事件」の無罪が58年ぶりに確定することになりました。
無実の人を処刑してしまうという間違いは、ゼロにしなければなりません。そのためには、死刑制度は廃止される必要があると考えます。
■どんな人の命であっても奪ってはならない
死刑制度とは、国家が計画的に死刑囚の命を奪う制度です。その制度を私たちが維持するということは、死刑を求刑する検察官、死刑判決を宣告する裁判官、死刑執行を命令する法務大臣、死刑執行を直接行う刑務官、こういった人たちに人の命を奪う手続きをさせていることになります。人の命を奪うための任務・仕事をこの社会から無くす必要があると思いませんか。国家は、そして私たちは、どんな人の命であっても決して奪わない、と決断すべきと考えます。
*旧大阪拘置所の刑場の写真。昔は、写真中央右下にあるレバーを刑務官が引くことで踏み板が落ち、処刑されていました。
■世界は死刑の無い社会に向かっている
1989年12月、国連総会で「市民的及び政治的権利に関する国際規約の第二選択議定書(以下「死刑廃止条約」という。)」が採択されました。これ以降、世界中の多くの国で死刑制度を廃止する国が増えています。アムネスティ・インターナショナルによれば、2022年世界で法律上・事実上死刑を廃止している国は144か国であり、死刑制度を維持している国は55か国と報告されています。EUは、加盟するための条件として死刑廃止を掲げており、韓国では1997年12月以降、四半世紀にわたり執行を行っていません。アメリカでも死刑を廃止したり、停止したりする州が増えていて、連邦レベルによる死刑は廃止されました。それはなぜでしょうか?「人の命を奪う行為を絶対に認めない」、そういう社会を作ろうとしているからではないでしょうか。
*グラフ。1991年以降、世界の死刑廃止した国(黄)と死刑執行した国(黒)の推移(2022年アムネスティ死刑年次報告より)
■死刑制度の実態をもっと知ってください
政府は、死刑制度を廃止することは適切でないとする理由を「世論が死刑を支持しているから」としています。内閣府の世論調査によると、確かに約8割の人が「死刑もやむを得ない」と答えています。ですが、死刑に関する情報は極端に制限され、そもそもどのような刑罰なのか一切公開されていません。死刑制度の手続きや方法、世界の情勢などについて知らないまま、人の生と死を左右する重大な死刑制度の存続もやむを得ないと判断していいのでしょうか。
また、死刑が無くなれば凶悪な犯罪が増えるのではないかという意見が聞かれますが、科学的な研究において、「死刑が他の刑罰に比べて効果的に犯罪を抑止する」という確実な証明はなされていません。むしろ、「死刑になりたい」という考えが犯行の動機になっている事件もあり、死刑制度には犯罪を誘発する可能性があることを知ってください。
■署名キャンペーンに参加してください!
「人の命を奪ってはいけない」
この誰もが守るべき規範を、法律だからといって例外的に認めてよいのでしょうか。死刑制度の廃止を求めるひとりひとりの声を法務省に提出しませんか。
すべての人の尊厳が守られ、あらゆる人の命が奪われない社会にするために、この署名キャンペーンに力を貸してください!
*旧大阪拘置所の刑場写真(絞縄と鉄かん)
【死刑制度を詳しく知りたい方は下記を参照してください】
◆アムネスティ・インターナショナル日本 死刑廃止
https://www.amnesty.or.jp/human-rights/topic/death_penalty/
◆CrimeInfo | 日本の死刑制度を含む刑事司法制度に関する情報サイト
https://www.crimeinfo.jp/
◆森のおひさま教室 死刑についてみんなで考えてみよう
https://www.morino-ohisama.jp/about
【主催団体】
死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
http://www.forum90.net/

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2023年9月22日に作成されたオンライン署名