

9月13日午後、都議会環境建設委員会で、私たちの陳情審査が行われました。
陳情は「日比谷公園の歴史文化を尊重し、再生整備計画を保留し、文化財として残すよう求める陳情」です。
質問に立ったのは、順に、都民ファーストの滝口都議、公明党の伊藤都議、共産党の原都議、立憲民主党の須山都議、ミライ会議の森都議、グリーンな東京の漢人都議です。
滝口都議と伊藤都議は、再生整備計画を進める立場。
須山都議は、中間的ではっきりせず。
原都議と森都議と漢人都議は、陳情に賛同し、整備工事を一旦保留にする主張をしました。
原都議は多方面の質問をしました。
再生整備計画はほとんどすべての施設を壊す内容で、別物になるのではないか、歴史と伝統を尊重すると言えるのか?
オープンハウスで陳情者たちが参加者調査をしていたら、役所は通路を塞ぐようなことをした。市民活動を妨害してはならない。
ミッドタウンビルと公園を繋ぐデッキは、いつ出てきた話か?都は2018年というが、ビルの着工が2015年ですでに接続部ができている、オカシイではないか?
バラはどうなるのか?など。
森都議は、オープンハウスでの周知の不十分さを指摘。なぜ説明会ではなくオープンハウスなのか?など。
漢人都議も多方面の質問をしました。
計画には「樹木を避けて工事。ないしは移植」となっているが、バラやツツジは撤去処分と聞いた。バラやツツジは樹木ではないのか?
「生物多様性地域戦略」との兼ね合いは?芝庭広場には雑草も生やし多様な生物に配慮を。
オープンハウスは外出を控えるべき猛暑日に行った。職員の健康に配慮しないのか?
にれのき広場の大木は、24本中移植は1本、他は根腐れしていたとのことだが、記録はあるか?
大噴水が壊される計画図が示されているが、どうなっているのか?
思い出ベンチは何客撤去するのか?メッセージプレート園内に掲示できないか?など。
これらの質問に対し、答弁したのは、建設局公園緑地部の根来部長で、答弁が決まった言葉の繰り返し、質問に答えが合ってなく、答えない答弁も多かったです。
内容にも失望したが、まずこの意味のない質疑応答に、一都民として絶望的な気持ちになった。何のための都議会なのか?議会は役所からまともに対応されていないではないか?
それらの酷い答弁続きのやり取りが、2時間弱ありました。
新たにわかったことはー
〇バラやツツジの扱いは方針を変え、「園内で活用する。移植も含む」こと。
〇大噴水は、すっかり壊すのではなく、今の姿を維持する。本設計はこれから。
〇にれのき広場の23本の根腐れの判断は職員がした。記録もない。
〇思い出ベンチは全て撤去し、可動式のテーブルや椅子などを置く。
〇デッキ接続部の謎は明確な回答なし。「業者からの提案」とも明かさず。
(これらの変化からみて、日比谷公園の最も正面のいい部分は、公園ではなくイベント広場に作り変えられる、といえましょう)
採決では、陳情に賛成したのが、原都議、森都議、曽根都議(共産党)、漢人都議の4人でした。
賛成少数で不採択となりました。
しかし、バラや噴水の方針変更は、都庁に多くの意見が寄せられたからだと思います。
皆様のご協力に感謝します。