キャンペーン成功!

日本の医療と患者さんの安全を守るために医師の長時間労働を規制してください

8,167人の賛同者により、成功へ導かれました!


*この署名は医師に限らず、医療関係者、一般の方どなたでも可能です。

医師の時間外労働上限が1,860時間/年に!

2019年4月より働き方改革関連法案が順次施行されます。医師はその特殊性から5年の猶予期間が設けられ、2024年4月の開始に向けて現在、厚労省による「医師の働き方改革に関する検討会」が行われています。そして、2019年2月20日の検討会で「特定の地域医療を支える医療機関の勤務医や、修練が必要な研修医などは年間の時間外労働時間が1,860時間まで許容できる」とする案が提出されました。

1年間で1,860時間。これは、過労死水準の2倍近くの数字です。

この案は、基本的には年間の時間外労働時間960時間以下を目指すものですが、2024年から2035年までの期限付きで、地域の中核病院や、高い専門性を持つ病院などの特定の病院に勤務する医師や、研修医や専門性を高めるために研修を行っている医師に関しては適切な休息などを取らせた上で、年1860時間までの時間外勤務を許容するといった、移行措置を含む案です。現在は実態として休憩規定などなく長時間労働を行っているので、休憩規定などの医師の健康への配慮が新しく盛り込まれた点は、医師の働き方改革において一定の進歩と考えています。しかし、残業を含む労働の時間規制は、労働者の働きすぎを防ぐとともに労働者の健康を守るために定められたものです。現在の医療体制を守るためとはいえ、「医師」というだけで、働きすぎの基準や健康を守る基準を変えてよいのでしょうか。

このような過酷な労働環境において、安全で、安心な医療が継続的に提供できるのでしょうか。医師の働きすぎを防ぐことは医師だけのためではありません。患者さんのためでもあります。

長時間労働後は集中力が明らかに低下する、という研究結果が出ています。
例えば、乗客の安全を確保しなければならないバスやタクシーなどの運転手などでは、安全性の観点から長時間の連続勤務を防止する基準を厚労省が定めています。しかし、同じく患者さんを守らなければならない医師に日本ではそのような業界のルールが定められていないばかりか、一部の医師に限るとはいえ、一般労働者の残業時間に比べて2倍以上働くことを許容する法律まで出来ようとしています。
医師も人間です。一般労働者の残業時間の2倍以上の時間働いている状況で、集中力を常に維持することは簡単なことではありません。手術中にミスやトラブルが起こったとしたら。患者さんも医師も、どちらも不幸になってしまいます。そういった不幸を生み出さないためにも、医師の労働時間を適正なものにしていかなければならないのではないでしょうか。

2011年から2015年までの5年間に過労死と認定された医師は11人もいます。

認定されていない医師の中でも過労が原因の医師は相当数いるものと考えられています。
1999年、過労からくる鬱病で、小児科医が勤務先の病院の屋上から身を投げ、自ら命を断っています。
2015年には、30代の産婦人科専攻医が月に100時間を超える残業をし、精神疾患を発症し自死を選んでいます。

医師は、少しでも多くの人々の助けになりたいと思っています。どんなに疲れていても、当直明けで眠くても、目の前の患者さんに対応したいと思っています。そしてその責任感ゆえ、働きすぎ、健康を害し残念なことに自ら命を断ってしまう医師まで存在しているのです。

また、私たちは、今提供できている医療が未来に提供できなくなることを恐れています。

通常の2倍に近い残務時間を許容されている職種に就きたいと思う人は、減ってしまうのではないか。激務とされる科や地域、病院で働く人が、減ってしまうのではないか。私たちは、この案が、未来の医師の地域偏在や、科の偏在を助長し、今と同レベルの医療が提供できなくなるのではないかと考えています。

日本の医療の安全を守るためにオンライン署名にご協力ください

オンライン署名を集め、以下を厚生労働省および医師の働き方改革に関する検討会に求めます。

署名は医師に限らず、医療関係者、一般の方どなたでも可能です。

  1. 時間外労働の上限設定においては、過労死ライン(脳・心臓疾患に係る労災認定基準)において示されている時間外労働の目安を大きく超えるようなことがないように要望します。
  2. 過労死ライン(脳・心臓疾患に係る労災認定基準)において示されている時間外労働の目安を超える超長時間労働に対しては、十分な補償と、健康被害を予防するための十分な対策を取るよう医療機関に義務づけることを要望します。
  3. 当直などを含めた医師の就労データを全ての医療機関に収集させ、公開させることを要望します。

 

[署名時に名前の情報を公開しない方法はコチラです ]

1. ページ右上の「署名およびコメントをキャンペーンページ上で公開」のチェックボックスに「✔」が入っていない状態で「賛同」ボタンを押してください。

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医師の働き方を考える会

私達は医師の働き方を考える医療者・一般の人の有志の団体です。
ご連絡はこちらにお願いします。
メールアドレス: 2024futuredoctorアットマークgmail.com

 

活動代表者

 鈴木 真 (亀田総合病院 医師)
 中原のり子(薬剤師 東京過労死家族会会員)

活動賛同者
(五十音順 計77名 医師48人、医療関係者9人、非医療者20人)

阿部裕乃 飯塚浩也 石川雅俊 伊藤俊一郎
今井明子 今長谷尚史 内田直樹 遠見才希子
大邉寛幸 岡室大地 小野健太郎 小野章子

梶 有貴 片山智弘 川島佐知子 川島恵美
清久里菜 草開 妙 工藤眞季子 河本敏光
児玉 幹 小林大泰 小林 香 近藤敬太

斎藤亜希 斉藤貴和子 座光寺正裕 重見大介
篠田朋宏 柴田綾子 下地裕子 末光徳匡 
杉田洋佑 杉之尾剛太 杉之原明子 杉山賢明

砂田真澄 園田正樹 園部敦史 瀧口 舞
竹中 慎 田島明野 田中亮介 谷川朋幸
玉田祥子 坪谷 透 戸石悟司 中山幹大

長崎一哉 西垣孝行 針谷和昌 半谷まゆみ 
半谷 匠 反田優子 廣瀬佑輔 藤嶋明子

細川義彦 本田泰教 増田美加 的場優介 

眞山学徳 丸山大介 丸山祥代 溝口博重 

門磨知恵子 矢野真沙代 山岸絵美 山口豪志 他9名

参考文献

  1. 厚生労働省 第19回医師の働き方改革に関する検討会 資料 (資料1)時間外労働規制のあり方について
    https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000482859.pdf
  2. 厚生労働省 第19回医師の働き方改革に関する検討会 資料 (資料3)時間外労働規制のあり方について(C水準について)
    https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000481795.pdf
  3. 日本産科婦人科学会 医師の働き方改革に関する検討会への意見と要望
    http://www.jsog.or.jp/news/pdf/hatarakikata_iken-youbou.pdf
  4. 日本産科婦人科学会 声明:日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会は分娩取り扱い病院における産婦人科勤務 医の一層の勤務環境改善を求めます。
    http://www.jsog.or.jp/news/pdf/hatarakikata_iken-youbou1.pdf
  5. Tsuboya Tら.Working overtime and risk factors for coronary heart disease: a propensity score analysis basedin the J-SHINE (Japanese Study of Stratification, Health, Income, and Neighborhood) study. Am J Ind Med. 2015 Feb;58(2):229-37.
  6. 厚生労働省 自動車運転者の労働時間等の改善の基準
    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/gyosyu/roudoujouken05/index.html
  7. アメリカ合衆国保健福祉省 Duty Hours and Patient Safety
    https://psnet.ahrq.gov/primers/primer/19/Duty-Hours-and-Patient-Safety?fbclid=IwAR0fFRgybCvj9ZesF1y9_22cRV28g8GZHDUln1lHOq20UwYO56nl6ovRU74
  8. 厚生労働省「平成30年版過労死等防止対策白書」
    https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/18/dl/18-1.pdf

 



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